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■ 最近話題のインターンシップ採用について ■
先日、朝の情報番組で学生の就職戦線について特集していましたが、その中で気になったのが、インターンシップ採用です。
内容は、インターンシップに集まった学生にテーマを与え、提出されたレポートを元に合否を判断するものだったと思います。
変わっているのは、合格した学生には、5年間有効の入社パスを与えると言うもの。
つまり、5年間のうち、好きなときに入社できるという権利です。仮に、他社に入社したけれど、自分に合わなくて退社したとします。でも、5年以内ならこの権利を行使してこの会社に入社できるわけです。
ただ、問題だと思うのは、このインターンシップに2年生や1年生も参加し、この権利を得ているところです。
今ではどの大学でも、低学年からのキャリア教育に力を入れています。これは、自分のキャリアプランをしっかり考えていこうというもので、就職というよりも、自分の能力をどのように磨いていくかということに主眼をおいています。 この段階を飛び越してしまって企業選択にいくのはどうかと思うのです。
また、仮に多くの企業がこのような採用方法を取り入れた場合、学生の本分である勉学の機会がかなり損なわれる のではないかという懸念があります。
昔と違って今は就職協定がありません。日本経団連が企業倫理憲章の中で、採用に関する一定のルールを示していますが、影響力は加盟企業の範囲だけです。
インターンシップというよりも、以前外資系企業が良く行っていた「スプリング・ジョブ」というものに近い感じです。採用につながるインターンシップは、他でもありますが、1年生や2年生あたりを巻き込んでしまうことについては、これから論議を呼ぶのではないでしょうか。
採用難の時代に、企業としてはいろいろなアイデアを求められるのでしょうが、ネット上で1,2年も含めてとにかく大勢の学生を巻き込むというのではなく、せめて3年生からを対象にするということと、もっと大学とコミュニケーションをとることが大事だと思います。
最近では、多くの大学がキャリア教育や就職指導に力を入れています。ただし、大学間で比べるとかなり温度差があるようにも思えます。
そのようなことを考慮しながら、大学とのパイプ作りが見直される時期が来ているのではないでしょうか。
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