キャリアカウンセラーのコラム
「これから自分はどうしたらいいんだろう」そんなあなたは是非このコラムを読んでみて!
現役キャリアカウンセラーがキャリア設計の視点から、さまざまなアドバイスを伝授します。
■ 内定がもらえないのも当たり前です  ■

今日(5/13)は船橋で合同説明会。いわゆる合説というイベントで仕事をしました。
そこで感じたことを書きます。


 昼に一度外に出てみたときのことです。
 駅に向かうエスカレータの後ろの方で合説帰りと思われる男女がこんな話をしていました。


 男「これまで30社位企業を回ったけど、どこもいいことばっかり話して、自分とこの悪いことは一切話さないよな」
 女「うん、知りたいのはそっちの方なんだよね」



 11時から始まった合説で、ほんの1時間くらいで帰ってしまう君たち。
 30社回ろうが100社回ろうが、君たちには企業はいいことばっかりしか話さないよ。
 合説に参加するのだって「タダ」ではないんだし、お金出して学生に会って自分のところの悪いところをわざわざ話す企業なんてあるわけないだろう。

 「それじゃ、自分に本当に合う企業かどうかわからないじゃないか」……というかもしれない。
30社の中には、本当にやましいところがあって、到底悪い所なんか口に出来ないというところもあったかもしれないが、ふつうの企業の中には、「場合によっては、学生に話してもいいかな」と 思っているところもあるんだ。


 その「場合によっては」とはどんな「場合」なのか?

 それは、ぜひ内定を出したい学生、または内定を出しても良いと思う学生に対して「腹を割って話そう」と思った場合だ。

 それでも、「悪いところ」というより「会社の弱点、現時点の不足点」という話に留まるかもしれない。
「そこを、これからみんなで改善していきたい。だから、君に来てほしい」……内定。


 だけど、こんな話をしなくても「内定」になることがある。
 だから、ミスマッチが起きるんだね。


 学生と企業がしっかりと自分の考えを伝えあう。それが、面接であるはず。内定を出すということは仲間として認めて受け入れたいということ。

 もしも、企業の良いところばかりでなく、弱みや不足点なども知りたいというならば、まずは自分についてしっかりと相手に伝えることだ。また、就職活動の中で色々な企業をしっかり見て歩いて、 比較検討する。その結果「御社」に入って自分の強みを活かした○○をしたいと思った。企業もそれに応えて腹を割って話そうとする。

 そのくらいのやりとりがなければ、「内定」の伝達も「弱点」の告白もありはしない。


 合説会場から1時間くらいで出て来た君たちでは、他業界との比較云々と言われてもおそらく無理でしょう。



 つまり、情報収集能力に乏しいということも言える。そもそも、カップル(という言い方も古いけど)で説明会にきて、一緒に行動していたのでは、どの企業もまともに相手にする気にはならないでしょう。


 だから、「内定」はまだまだ遠いのです。
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