就職・転職お役立ち情報
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『なかなか内定がもらえない!』


去る2005/10/8(土)に千葉キャリ主催の就職・転職セミナー「現職キャリアコンサルタントが語る キャリアプランの基礎」が開催されました。

講師紹介:桜井 和典 氏

普段は大学等で就活講座や個別カウンセリングをされている桜井氏。
千葉商科大で専属カウンセラーを勤めたり、千葉経済大、東北工業大他、多数の大学で悩める学生の相談に乗ること年間200人以上。
しかも、元毎日就職ガイド編集長なので、採用者側の知識も求職者側の知識もあり、個別の相談にもその場でご対応いただきました。


★なかなか、内定がもらえない~そのキャリア設計、正しいですか?★


カウンセリング事例より「A君の就職活動」A君の希望は鉄道職員になること。
思い当たる限りの鉄道に応募し採用試験に挑むが、内定がもらえない。
実はA君、大学在学中から、駅構内でアルバイトをしており、その経験を活かして働きたい。
経験があるのだから、他の人より優位なはずなのに、なぜ内定がもらえないのかが分からない、と相談にみえられました。


同じ応募者の中には、自分のように経験があるわけではないのに受かった人がいる。
自分には経験もあるし、情熱もあるのになぜ? とのこと。


まず言えるのは『その業界での経験が内定に及ぼす影響は”絶対”ではない』ということ。
もちろん、経験は重要ですが、特に若い就職者・転職者には「経験」よりも、もっと重要視されるポイントがあるんです。

それは『VISION = キャリア設計』です。

「社員として入ってから何をするのか?」それが重要なポイントです。
アピールすべきポイントは、4点あるんですね。


1.この仕事がしたい!と思ったきっかけ
2.この仕事がしたい!という情熱
3.入社後にどのような社会人生活を送りたいかというVISION
4.そのVISIONを実現する為に考えている手段


A君の場合、このうち1と2はクリアしていたんですが、3と4が足りなかった。
このアピールすべきポイントは過去に自分がやってきたことを引き合いに出して、

「どんなことをやったか」=資格試験を取った、野球続けていた等「どういう目標を持ったか」=1回で合格、地区大会優勝等「それに対しどうアプローチしたか」=こんな練習方法をした等という具合に、
「自分のVISIONを持ち、工夫・努力などをして目標を達成したこと」

を伝えるのが効果的です。


これが40代・50代のベテランの転職者の場合には、実際の実務歴が長いものですから、実務経験に基づいた具体的な実績を伝えることが必要になるんですね。
企業側からも、一つのことに深く突っ込んだ質問や要望がが多くなりますね。

このA君、既に鉄道会社の募集は終了していた為、諦めて違う仕事を探したい、ということで再度相談にきました。


そこで、鉄道会社にこだわった理由を聞くと、人と接すること、困っている人を助けることに意義をかんじるから、とのこと。


だったら他の業界でも、顧客のある業界、たとえば流通業などでも同じ経験をすることは出来るのではないかということで一緒に探したところ、あるスーパーでVISIONを語り、内定をもらうことが出来ました。
自分の過去の経験は、必ずしも目標を達成したことだけに限りません。


達成できなかったとしても、目標をたて、それに向かって計画的に努力したこと、そしてそこから学んだ体験を、入社後に生かせることのアピールでもいいんです。
そういう、自らのVISIONを大切に、就職活動に生かしてください。