スキルアップ支援・生活サポートも充実。出産・マイホーム・やりたい仕事が叶った転職

転職検討のキッカケは結婚を機に考えた「自分自身の働き方」でした

これまでの経歴を教えてください。

大学在学中に興味があったのは事務職のお仕事。でも、キャリアセンターの方には「募集ないよ」「事務は女性のやる仕事だよ」と言われたり、実際に面接を受けても「事務じゃなくて、営業や現場仕事に興味ない？」と別職種に促されることが多くて。

そこで選んだのが大学在学中にスーパーでアルバイトをしてたのもあり、生協のルート配送。扱う商品も類似しているのでイメージもしやすかったので１社目に選択しました。といっても、やっぱり「違う」と感じ、試用期間の３ヶ月で辞め、２社目は空港内にあるアパレル店へ転職をしました。

なぜアパレルを選んだんですか？

地元の後輩に誘われた形ではあったのですが、店舗販売の仕事好きでしたので「やってみよう」と新しいキャリアを目指しました。

商品知識やアパレス業界知識を覚えることに必死な日々でしたが半年で店長職へ。サポートを受けつつも徐々に仕事に慣れていったり、インバウンド需要もあり売上は右肩上がりなど、周りからみたら「順調」と思えるような成長をさせていただきました。

「周りから見たら」とは？

空港にある店舗でしたので客層の95％は海外のお客様。日本人相手だったら簡単に対応できることも、価値観・文化・言語の違いもあり、マニュアル通りにいかないイレギュラー対応も多く…。幸いスタッフには、外国語が話せるスタッフが多くいたのですが、シフトの時間によっては日本語しか分からないスタッフのみの時間もあったり。

でも、一番キツかったのは、シフトの穴は全部自分がカバーをしていたこと。連勤は当たり前、またタイミングによっては「お店が開いている7：30～21：00まで自分1人で対応」なんて日も月に数回あって。しんどかったですね（笑）

店長の仕事が1人で回せるようになってきた時期に、当時から付き合っていた彼女と籍を入れたのですが、不規則な生活をしていたので、新婚生活を楽しむ余裕も一切なく。「ライフプランを考え直そう」と考え、再度転職を意識するようになりました。

かねてより希望していた事務職への再挑戦。自分の「いままで」を肯定してくれる会社へ

転職活動はどのように進めたのですか？

最初はハローワークへ通っていました。でも、途中から「いちいち通うの面倒だなって」思うようになって（笑）媒体を変えようと思い「千葉　転職」で調べたところ見つけたのが「ちばキャリ」の存在。そして、杉山建設工業での求人募集の案内でした。

勤務エリアも通いやすかったですし、当時募集をした資材調達の仕事内容には「オフィスワークの仕事メイン」という記載。事務職をやりたい自分にとって、近場で事務職ができるという感覚で応募をしました。

とはいえ、就職活動時にさんざん周りから「事務職では男性を採用しない」と言われた先入観もあったので、正直なところ「ダメ元」での応募でしたね。

実際の面接ではどうでしたか？

面接では正直に「事務職がやりたくて応募した」というお話と、いままでの転職歴や今回転職を検討した理由などを伝えました。

その場での答えは「工場勤務の事務は女性スタッフが中心であるということ」。「やっぱりそうだよな…」と思いつつ、でも、次に言われたのが「良かったら本社に来て、事務職をやらないか？」という誘いで。「本社（実籾勤務）なので通勤は遠くなるけど、苦じゃなかったらどうですか？」とお声掛けいただき、二つ返事で「はい！」でしたね。

他に候補はあったりしたのですか？

候補はあったのですが、働く条件面や直感的にも「杉山建設工業で働きたい」という気持ちがあったので、お話をいただいた時にはすぐに返事をさせていただきました。

また、面接で「ウチの業界的に男性の事務職は当たり前にいるし、女性視点だけではなくて、働く上で男性的な視点も必要。この仕事をやりたいと思ってきてくれる人と一緒に働きたいし、ウチを選んでくれた人と一緒に働きたい」。そういってもらえたのが、何よりも嬉しくて。

事務職を選ぶことに対して億劫になっていた自分に対して「イイね」と言ってくれたのが杉山常務だったんです。

答えのある仕事への達成感だけでなく、生活の質も大きく上がりました

入社後のお仕事はどうですか？

やりたかった仕事内容でもありますが、いままでと異なり、数字で答えが出る仕事なのでやっていて楽しいですね。

性格的に白黒をハッキリとさせたかったり、きっちり答えが分かるのが好きなので、請求書処理などをしているときに数字のずれなくピッタリ合っていたりすると「完璧って楽しいな」って思いながら仕事をやっています。

金額に生じた過不足や差異の原因をな突き止めたときも「よしっ」ってなりますね！

また、かなり柔軟性の高い会社なので、新しいモノを購入する際は金額ベースではなく「生産性重視、そのツールを使用する人の実務ベース」で考えてくれて。小回りの利く中小企業だからこその良さも感じています！

これから目指したいことややってみたいことはありますか？

入社してスキルアップに簿記3級は取らせていただいたのですが、より業務理解を深めるために、いまは簿記2級の獲得に向けて勉強をしています。

上司が簿記1級や税理関係の知識を幅広く持っているのもあり、業務に関する視点がとても広くて。知識が多いからこそ、会社の損得を考えて「ここはこうした方が、会社の利益になるよね」と行動できる。自分もそういった高く広い視点で業務をこなせるようになりたいと思っています。

そのためにはより専門的なスキルが必要なので、もっと勉強しないと…と感じます。

資格支援などありますか？

柔軟に対応してくれます！必要資格については「もっと取っていいよ」「これ目指したらどう？」なんて会社側から声を掛けてくれるので、自分も挑戦がしやすいです。

簿記3級と取得した時も、テキスト代・受験費用など会社が出してくれましたし。また、上司も試験内容に近い業務をしたときに「これは●●に絡むケースだよ」と、勉強したことと実務内容を繋げて教えてくれるので、専属コーチみたいな感じで、教えてくれたり、ほんとありがたいですね！

働く環境面も大きく変わったと仰っていましたが、どのような変化を？

働き方でも色んな支援をしていただいていますね。入社後、地元から電車で通勤をしていたのですが「通うの大変でしょ」と、会社の近くに社宅を用意してくれて。それだけでもありがたいのに、当時奥さんが出産間近だったのもあり、家族で住める大きさで用意していただけて。

マイホームを持つことも夢でしたので、子どもを育てながら、貯金もしながら、マイホームができるまでの1年半ほど住ませてもらいました。地元の方に家を建てたので通勤にも利用できるよう念願だった車も購入したり、その後に第二子が産まれたりと、いまは4人家族で仲良く過ごさせてもらっています。

残業もなかったり、完全に土日休みなので、家族と過ごす時間も安定していて、ほんいい職場に出会えたと思いますね。

先日友人の家に遊びに行ったときに「明日はパパはお仕事？」と友人が子どもに聞かれてて。その友人はシフト制で働いているのでそういった会話があるっぽいのですが、自分は土日休みが固定な分、子どもにも「いつ休みが分からない寂しい思い」をさせないですむのもいいと感じますね。

まさに仕事と家庭との両立ですね！

そうだと感じます。自分にとって、プラスの影響が多いので、いい転職ができたと感じる日々ですね！

本日はありがとうございました。