「入りたい・目指したい」と思った時から、いまもずっと変わらない憧れの職業へ
F.Kさん
(女性 / 20歳)
- Before
- ホテルスタッフ
- After
- グランドスタッフ
記事の目次
コロナ禍で諦めた航空業界のお仕事。新卒では地元のホテルへ就職
これまでの経歴を教えてください
前職は地元(富山)のホテルへ就職、ホテルのフロント業務やホテル内にあったレストランでホールスタッフを兼任していました。専門学校卒業前の春休みの時からアルバイトとしても勤めていたので、2022年の1月から半年くらい在籍していました。
早い段階での転職だったんですね。その背景は…?
小さいころからずっと空港で働くことが夢だったんです。
私が就職活動をしていた2021~2022年にかけてはまだコロナの影響もあり航空業界のお仕事(特に目指していたグランドスタッフなど空港内での接客業務)は募集がほとんどない状況でした。「憧れの仕事をしたくてもできない状況…でも、就職はしないとダメだよね…」なんて葛藤しつつ「状況が回復するまでは、別のお仕事をしながら待とう」と思い、就職をしました。
仕事をしつつも自分としてはすぐに動き出せるようにアンテナを張っていたところ「大手航空会社で新卒採用再開」「海外からの旅行客の制限緩和」というポジティブなニュースを見かけるようになり動き出したところ、エコーパートナーズの求人を見かけたんです。
航空業界に憧れたキッカケはなんだったんですか?
空港に⾜を運ぶ機会があった際に、グランドスタッフの⽅々が定刻に⾶⾏機を⾶ばす中、様々なトラブルが起こるも笑顔で対応している姿を⾒た時か らこの業界に興味を持ち始めました。
そんな時にCAの制服を着れるキャンペーンに参加した時、⾃分も可愛い制服を⾝に纏い、良い空港の⽞関⼝と思われるよう頑張ってみたいと思ったのがキッカケでした。
可愛い理由ですね(笑)
そこからずっと夢は変わらず航空業界への就職。高校卒業後は航空関係の専門学校へ進学し、2年間、航空科にて学びました。
専門時代は寮生活だったのですが、2人部屋の相方の子がキャビンアテンダント(CA)を目指していた子ということもあり、刺激を受けて「CAもいいかも。両方とも受けてみようかな」なんて思っていたのですが…。まぁ、ドンピシャにコロナ禍ということで、結局受ける機会を得られず卒業しちゃったんですけどね。
成田は富山と空気感が似ている!だから、成田空港への転職でした
少しずつ状況が回復しいざ転職活動へ、という流れだったんですね
そうです。成田空港をピンポイントで検索をしていたので、その時に見つけたのがエコーパートナーズでした。
数ある空港のなかで、なぜ成田空港だったんですか?
ホテルで働いていた時の出来事なんですが、私が勤めていたホテルは当時オープンしたばかりで人手が少なく、全国からヘルプでスタッフさんがきてくれていて。その中に成田のホテルからきていた方がいて、たくさんお話をする機会があったんです。聞いてると「成田と富山ってもしかして似た空気感なのか…」と思うようになり凄く親近感が沸いたんです(笑)
私は地元が大好きなので「成田いいなぁ~」って感じるようになっちゃいまして。
あとは個人的なイメージですが、富山を基準にすると「羽田は都会すぎる・関西は関西弁が怖い・福岡と新千歳は遠い」。成田がちょうどよかったんです(笑)
フィーリングは大事ですね(笑)
なので、「成田空港 グランドスタッフ」で検索。空港関係のお仕事募集は色々あったもののグランドスタッフの募集で目を惹かれたのはエコーパートナーズ。情報元の会社さんが「ちばキャリ」だったので、登録、応募をさせていただきました。
ちなみに、ちばキャリから応募した理由は?
他の媒体より文字が少なくて見やすかったのと、1枚目の写真が「カッコイイ」って思ったんです。
入社後に発覚したのが「1枚目の写真の人って、偉い人(係長職)だったんだ」ってこと。実際に写真の人と一緒に仕事をしているいまの状況にもドキドキしますね。
好きなことを思いっきり語る面接でした
面接時の印象は覚えていますか?
「なにかのトラップか?」って感じるほどに、気さくにフレンドリーな空気感の面接でした(笑)
人事の山田さんと現場の所属長との面接だったのですが、山田さんとは趣味の話(お互いに馬好き)、所属長は富山好きということで、その話題で盛り上がったことを覚えています。
▼人事の山田さんより(写真左)▼
私たちは応募してくれた方が「好きなことを語れる人間か」「好きなことに愛があるか」というのを面接では見ています。内容の良し悪しは関係なく「好きなことを話す時に夢中になって・想いを持って伝えようとしているか」の姿勢ですね。
Fさんはとにかく地元愛が凄い。それが話している時の空気からも感じることができましたね。
タイムプレッシャーに毎回ドキドキ。FBがある環境で日々自分をアップデート
入社後はどのようなお仕事からスタートしたのですか?
入社して2週間ほど座学研修にて、空港のルール・仕事の概要などを同期と一緒に学びました。その後はOJT研修。実際に空港内の受付カウンターに立って実際の業務(搭乗手続き対応(カウンター業務・ゲート業務・到着業務)など)が始まりました。緊張の毎日でしたが、トレーナーの先輩が隣に付いてくれているので、たくさん助けてもらいながらの1ヶ月目でした。
お仕事で難しいこと・やりがいはなんですか?
タイムプレッシャーがある中で、無事に定刻でお客様を目的地にお見送りすることは難しくもあり、大きなやりがいです。
私たちのお仕事で大事なことは「定刻通りに飛行機を送り出すこと」。ゲート業務(お客様を機内にご案内~ドアを閉めるまで)では、「出発が12時だったら、何分前にこれやって…」など常に時間を逆算して行動をするのがとても大事なことで。
でも、私とてもそれが苦手なんです。上手くできなくて落ち込むこともあるのですが、「保安検査の時、ああやって声掛けをすればいいんだ」「この場面では、そうやって無線を飛ばせばいいのか!」と、めちゃくちゃ動きの速い先輩の行動をみて自分も真似してみたり、毎回ANAの方にフィードバックをいただいているので「次はこれができるようになろう!」と、苦手なことにも前向きに挑戦しようと思えています。
また「急遽便が欠航・電車の遅延で飛行機に間に合わなかった」など予想外のことが起きた時の対応も難しさを感じます。そんな時に私たちまで慌ててしまうと不安に感じさせてしまうと思うので、一呼吸ついて落ち着いて、社員の皆さんと連携してセカンドベストを尽くせるように対応をしています。
私たちのご提案で「ホッとした、急だったのにありがとうね」とお声掛けいただけると、達成感もあります。いまの時期だけですが、私の行動から歴の浅さをお客様が感じ取ってくれて「色々と対応ありがとうね。頑張っててえらいね」なんてお声掛けをいただくこともあって(笑)早く成長したい気持ちもありますが、何気ない言葉に「嬉しい。もっと頑張ろう」となります!
社内の雰囲気はどんな感じなんですか?
凄く皆さんの仲が良かったり、イベントごとには積極的に参加したりして、求人原稿で感じたままのいい雰囲気と思います。
到着便を待っている時間に「今日こんなことがあって」なんてちょっとお話することもあったり、休憩や退勤時間が一緒の同僚と「ごはん行こうよ~」なんてことも多くて、みんな仲がいいなぁと感じますね。グランドスタッフのほとんどが社員寮を利用しているのですが、仲のいい子と勤務時間が被っていたりすると「明日お互い早番だし、どっちかのお家にお泊りして一緒に会社行こう」なんてお泊り会もしちゃったり。
初めての1人暮らしで不安も多かったのですが、近くに頼れる子がいる安心感もあって心強いですね。
班が一緒の子ととても仲良しで、この前銚子にプチ旅行に行ってきたりもしました(笑)来月は、沖縄にも3人で行く予定もあって、仕事でもプライベートでもなんでも話せる友人ができました!
▼人事の山田さんより▼
マンションタイプの部屋を社員寮として契約をしているのですが、現在グランドスタッフ47名のうち35名が利用しています。まだ空き部屋はありますので遠方から来られる方もすぐに利用できるようにご用意しています。
これからの目標はなんですか?
国際線業務に携われるようになることです。当社では入社半年を目安に国際線業務に携わるための社内資格を設けていて、まずは自分自身のスキルアップのためにもそこを目指して頑張っています。
もう1つは、OJTトレーナーになりたいという目標もあります。一緒に仕事をしていたり、自分自身もたくさん教わる中で「こんな先輩になりたい」という理想像ができてきて。先輩のように「何か失敗しても肯定してあげられる」「すぐに質問に答えてあげられるだけじゃなくて、分かりやすい教え方ができる」、私もそんな雰囲気の先輩になりたいんです。
これから入る後輩に何か一言もらってもいいですか?
私はいまだに「こう案内すればよかったのかも」「知識あればお待たせすることなかったのに」と効率や知識不足で悩む子ことも多いです。
正直、私は自分でも「お前はもっと落ち込んで反省しろよ!(笑)」って思うこともあるんですが、「次はこうしよう・こうしてみよう」と楽観的・前向きな部分もあって。
反省することはとても大事ですが、自分で自分のことを「私はできない人だ」と追い詰めすぎるのではなく、「次に同じことを繰り返さないようにしよう」と、気楽に前向きに考えてられるといいのでは、と思ってもいるんです。
大好きで選んだ仕事なら「この仕事に就きたいと最初に目指した時の気持ち・なりたいと思って応募した時の気持ち」を思い出してほしいなぁと思っています。
まずはやってみる!挑戦してみる!一緒に楽しく働きたいです。
担当者の声
⾯接では、地元に関する想い、成⽥空港に対する想いなど「ほんとに⼤好きなことが伝わってきて、いいことを語ってくれるなぁ」という印象でした。エコーの雰囲気としても頭が良くてキレッキレで効率よく仕事をするタイプよりも、まずは挨拶がしっかりとできて、明るい⼦の⽅が、ウチの会社のカラーにピッタリなんですよね。
あの⼦はまさに「ウチのカラーにマッチしている⼦」だったと感じますね。彼⼥のキャラだからこそできる雰囲気作りもあって、ちょっとピリピリしちゃった時でも和やかな雰囲気に戻せるなんて こともあって。
普段からおっとりしている⼦なので、インタビューの中で彼⼥の⼝から「後輩を育てていきたい、OJTトレーナーになりたい」と聞けたのは、凄い嬉しかったですね。同じようなタイプの⼦を、彼⼥が育てていく姿は⾒てみたいですね。
企業情報
- 会社名
- 株式会社エコーパートナーズ
- 事業内容
- 成田空港における手荷物ハンドリング、旅客ハンドリング、、フライトハンドリング、キャビンクリーニング、クルー送迎など
- 求人情報
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