家族との時間を大切にしながら大好きな営業の仕事を続けたい。

大好きな営業で、家族と同じ時間を過ごせる仕事がしたかった

これまでのキャリアについて、教えてください。

約10年間、不動産営業として土地の売買をメインに行っていました。不動産取引の中でも取引額が大きく、その分給与にも反映されるため、頑張った分だけ自分に還ってくるのが大きなやりがいでした。

なぜ、転職をしようと思ったのですか？

不動産業界自体は嫌いではなかったのですが、子どもが生まれたことで、家族とタイミングの合う土日に休みが取りたいと思うようになりました。業界柄、一般の方がお休みの時に対応をすることが多いため、休みは基本的に平日なんです。

妻は現在育休中ですが、仕事復帰を控えています。今後、共働きで育児と仕事を両立していくためにも、思い切って転職をすることに決めました。

自分の営業経験を求めてくれる企業と出会いたかった

転職の条件は土日休み以外に、何がありましたか？

そうですね、人と接することや、外で動き回ること、目標を達成できた時の達成感など、営業の仕事にやりがいも感じていましたし、自分の営業経験を活かしていきたいと考えていたので、営業職に絞って転職活動を行っていました。不動産業界で土日休みの営業職は難しいこともあり、業種は特にこだわりませんでした。

あとは、育児と両立するために通勤時間はできるだけ少なく済むよう、エリアを千葉市内に絞っていました。なので、「土日休み」「営業職」「千葉市内」という3つを軸に動いていました。

転職活動にはどんな媒体を使用していたのですか？

2つの媒体を使用していました。ちばキャリを含め、両方とも地域密着型のインターネット求人広告サイトです。ただ、メインで使用していたのは、ちばキャリ内にある「オファくる千葉」がほとんどでしたね。理由としては、自分から求人広告の中から条件に合う求人にアプローチをかけるよりも、私の経歴やスキルに興味を持ってオファーをくれた企業とお会いする方が、企業側の自分に対する興味が高く、効率的だと考えたからです。

結果的に転職活動を始めて2ヶ月弱で内定を数社いただき、当社に入社することができたので、その選択は正解だったのかなと思っています。

最終的に今の会社に転職しようと思ったきっかけは？

複数あるのですが、まず、200名規模の企業で一次面接から代表が出てきてくれたことに驚きました。今まで転職経験のある友人に聞いても、どの会社でも一次面接が担当者のところ多いですし、自分もその印象があったのでビックリしましたね。社長と面接で直接話した際に、「利益を社員に還元している」という経営方針を聞き、「従業員のことをきちんと考えてくれているな」と感じられたのが一番の理由です。

他には、希望していた条件にマッチしていたことに加えて、前職よりは下がるもののスタート時の固定給が高めに設定されていたこともポイントでした。養う家族がいるので、給与が高いに越したことはありません。

あとは、この仕事が「自分にできそうだな」となんとなくイメージできたことも大きかったですね。同じ場所でじっとしているのが苦手なので、新規訪問をしていく仕事内容は私に合っていると感じました。

面接から内定までの期間は？

1週間くらいでしょうか。私はせっかちなところがあるので（笑）当社のスピード感もフィットしていたように思います。企業によって事情もあると思いますが、個人的には、あまりに内定までに時間がかかると「他の候補者で迷っているのかな？自分はその会社にとって最適の人材ではないのかな？」とモヤモヤとしてしまい…。性格的な部分なんですけどね！（笑）素早い返事をいただけたことが「選ばれた」と感じて安心感に繋がったのと、単純に嬉しかったですね。

やりがいを感じるのはまだまだこれから。少しずつ活躍できるようになってきた。

入社後はどのように仕事を任されていきましたか？

入社後2～3ヵ月程は先輩社員の店舗回りに同行し、先方の担当者へのご挨拶や、アプローチ方法などを隣で学ばせていただきました。慣れてきた頃に、既存の取引先を引き継ぎさせてもらいつつ、過去にお取引きがあって今は動きがない店舗へのアプローチ活動を始めました。外出して店舗回りがほとんどで、内勤は週1日あるかないかですね。やはり、身体を動かすのが好きな私にピッタリだったので嬉しいです。

最近は店舗本部の担当も任せてもらえるようになり、自分で仕事を組み立てることができることに手ごたえを感じています！

この仕事の難しいところは？

季節商品の提案や新商品について自分が考えたシナリオに従って自由に提案営業できるのが、難しくもあり面白いところだと思います。売り方に必勝法や固定されたマニュアルもないですし、お客様が必要と感じてくれればそれが「正解」ですからね。積み上げたノウハウをもとに、お客様ごとのニーズを見極められるようになったらきっと面白いでしょうね！

基本的に営業活動はひとりで行うので個人の裁量も大きいのですが、迷ったら提案内容を先輩に相談することもできますし、情報交換は積極的にしている環境だと感じます。完全な単独プレーということはなく、帰社後は和気あいあいとプライベートな話や趣味の話、他愛もない話をしたりと、孤独を感じることはありません。

あとは、どうしようもないことかもしれませんが、一時期コロナ感染症対策で本部にお伺いしての提案がNGと言われたことがありました。オンライン商談も試してみたのですが、私達が扱う商品は財布や小物、雑貨やフレグランスなど、直接手に取っていただかないと魅力が伝わりにくい物が多いため、あまり相性がよくないんです。

しかし、私を含め一般の方はECサイトで商品を購入することに抵抗が無いことからも、商品の魅力をオンラインで知っていただく打開策はあるはずです。どうやってその糸口を見つけていくのかが、今取り組むべき課題だと思っています。

並行して、先方と直接お会いできる貴重な機会である、商品の搬入時に提案する時間を少しだけもらったりしているのですが、やはりお互い忙しく前に進むことがなかなか難しい状況のため、別の方法を模索しています。

やりがいを感じる瞬間は？

今は取引先を開拓しているところなので楽しさも、やりがいも、まだまだこれからですね。数字として成果が見えるには１年くらいやらないと分かりません。今取り組んでいることに対して「倍になった」、「半減してしまった」など、成果が目に見えて現れるようになれば、やりがいもきっとついてくると思っています。

正直なところ今は「ステップアップしたい」「昇進したい」という上昇志向よりも、目の前のことを一つひとつ丁寧にこなし、着実に実績を残していきたいですね。そして代表が面接時に仰っていた、利益還元の恩恵を受けられるように大きな企画も動かしていきたいと思っています！

どんな方が向いているお仕事だと思いますか？

意外に思われるかもしれませんが、営業が好きな方でもガツガツして周りが見えなくなってしまう方は苦労するかもしれません。訪問先がドラッグストアやスーパーなので、一般のお客様や搬入業者など、たくさんの方が出入りする中でご担当者と円滑に関係を築く必要があります。そのため、柔軟性があって、気が利く人、周りに気配りができる人なら活躍できるのではと思います。

あとは私のように外回りが好きな人にもおすすめですね。常に頭や体を動かしているので毎日が刺激的で、新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。

クライアントである店舗はもちろん、その先の一般のお客様はこれからどのような商品を求めていくのか、先を予測する醍醐味が味わえますよ。