生活環境・仕事も大きく変化。家庭優先への理解がある会社だから、頑張れる。
池田 駿介さん
(男性 / 30歳)

- Before
- パチンコ屋でホール・裏方事務作業
- After
- 住宅資材のルート営業
記事の目次
希望はしていない、でも就活を終わりにしたく内定を貰った会社へ
これまでの職歴を教えてください
就職活動を経て、前職はパチンコ店を運営をしている会社へ就職しました。
最初は金融業界を中心に就職活動をしていたのですがなかなか上手くいかず、途中からは早く就活を終わりにしたくて「なんでもいいから就職できるところ」と、とにかく色んな業界を受けて。その時に内定が出たのが、前職の会社でした。
正直、希望業界ではなかったのですが、内定をいただけたのも何かの縁ですし「とにかく就活を終わりにしたい」という気持ちが強かったので、そのまま進むことにしました。
前職はどれくらい在籍していたのですか?
1年ほどです。
入社してからも色々思うところはあったのですが、シフト制がきつかったり、玉を入れた箱(ドル箱)の運搬や上げ下げで腰を痛めてしまって「身体が限界…」って思ったことですね。
ちなみに、色々とは?
就職サイトには「未経験歓迎・未経験社員も活躍中」とあったので入社を決めたのですが、実際は「未経験でも学生の時から遊びでパチンコをやっていて、そのまま好きを仕事にした方」が多くて。なので先輩たちも「パチンコの仕組みくらいは知っているでしょ?」「好きだから入社したんでしょ?」と、そんな空気の職場だったんです。
自分は全くやったことがなくて、その空気感もきつくて。自分と同じような境遇の同僚もいたのですが、そういった人たちは興味が持てなくても専門雑誌を買って自分で勉強して覚えないとならなくて。会社も入社後簡単なビジネスマナー研修はしても業界研修的なものは少なく、「好きを仕事にしている社員たち」に、気持ち的にもついていけなくて…っという感じですね。
好きな人が集まりやすい業界・仕事だからこそ、ゼロから始めるつらさだったんですね。
地元に戻って営業職にチャレンジしたい。第二新卒での転職活動
転職活動はどのように進めたんですか?
とにかく辞めたい気持ちは強かったけれど、フリーター期間が長くなるのも怖くて。また、履歴書に空白の期間があると転職に不利になると思い、仕事をしながら休みの日に頑張って転職活動をしていました。
最初は大手転職サイトを中心に行いました。でも、転勤なしで千葉で働ける求人がなかなかなく、どうしようかな…と思っていた時に「ちばキャリ」を見つけ利用を始めました。最初は自分で検索をしていたのですが、相談しながら見つけたいという気持ちもあり、ちばキャリでは人材紹介を利用し面談をしていただいた後、紹介いただいた3~4社の選考に進みました。
どんな面談だったか覚えていますか?
もう5年も前なので、ちょっと曖昧で…(笑)でも、話した内容はいま話していることとほとんど一緒だと思います。退職理由や、あとは希望する条件面ですね。実家が千葉なことや、結婚や子育てなどの将来を考えたときに転勤の不安がない会社の方が安心できるので「転勤なしの千葉勤務・シフトではなく固定の時間で働けること」何となくですが一度は営業職へ挑戦してみたくて「営業職」、この3つが叶う会社でした。
丁寧に話を聞いてくれる優しい印象の会社でした
紹介された中でナガオカ産業に決めた理由はありますか?
紹介された後、求人やHPを見てみたのですが「窓の提案?設置ってなに?」というのが最初の印象でしたね。HPだけじゃ分からないし面接で聞いてみよう!と、興味が持てたのがキッカケでした。
社長と面接をしたのですが「優しそうな人だなぁ」って当時から感じましたね。新卒1年の自分の話もとても丁寧に聞いてくれて、安心したことは覚えています。並行して1~2社面接をしていたのですが、一番最初に内定をくれたのもナガオカ産業で。「人」の印象もよく「ここに行こう!」と決断しました。
冷静に考えると思い切って決めちゃう部分は、新卒の時と変わっていないんですよね(笑)
現場で9ヶ月、同行研修で1年。じっくり時間をかけて成長
入社後はまずどのような業務から始まったんですか?
2016年3月末に退職、翌月の4月からナガオカ産業へ入社しました。入社後はまず自社で扱っている商品知識を身につけるために約9ヶ月程現場での研修(施工スタッフとして、製品の組立・設置・配送)がありました。面接のときにこの説明はあったので、自分も「まずは会社や製品を知っていこう」という気持ちで取り組んでいました。
想像より力仕事もあったので、多分、終わりの期間が決まらず「現場やって」と言われていたら嫌になっちゃったかもしれないのですが、きちんと「半年~最大1年間は現場で学んでもらって、その後は営業として任せていく」と、しっかりと終わりの明示があったので自分自身も前向きに取り組めました。
現場での研修が終わり、年明けの2017年より営業としての同行研修が始まりました。営業としてスタートして最初の半年間は、社長や営業部長との同行、一通り流れを把握してからもう半年ほどは、社長から引継いだお客様を中心に自分がメインで商談しつつも社長と部長に一緒に行き、フォローをしてもらいながらのOJT研修でした。
約2年間の研修を経て独立ちでしたので時間をかけてしっかり学べて、初めての営業職でしたが、業界や職種に大きなハードルを感じることなくスタートでした感覚はあります。
大変だったことなど覚えてますか?
いまでこそ社内体制が変わって分業制を取っているのですが、2~3年前までは、打ち合わせ・見積もり・発注・現地調査・工程管理まで全部営業が行っていたので、てんやわんやしていましたね(笑)
でも、分業制が始まったので「見積もり・発注」は営業事務スタッフ、「現地調査」は専任スタッフ、工程管理なども自社の施工スタッフがいるので任せられることも多く、これが全て無くなったわけではないですが、負担はかなり減って、営業活動に専念している時間は大幅に増えたと感じます!
残業や個人の負担をどう減らせるかを社長が常に考えてくれる会社なので、こういった体制になった背景もありがたいですね。
ちなみに印象に残っている案件などはありますか?
社長からは慣れてきたら新規活動もしてほしいとは言われていたので、入社2年目のちょうど独立ちをした時期に、引継ぎではなく自分が獲得した案件がいくつかできたんです。
でもその1発目のお客様で、納品する窓のサイズ間違えるという大きすぎるミスをしでかしまして…
加えて、窓をはめるためにその場所を壊して⇒取り付けるという工事内容だったのもあり、そのことが分かったのが、既に取付予定の場所を壊した後だったんです。
記憶が飛び飛びになるくらい焦りましたね。すぐに社長に相談し、お客様にはとにかく謝罪。帰社後にすぐに正しいサイズの窓を発注して、別の大工さんを社長に手伝ってもらいながら手配して…。でも、一度壊してしまった窓はもう元に戻せないし、次の工事まではお客様にはベニヤ板で対応していただいて…、もうほんとにヤバい、どうしよう…って。とにかく謝罪でしたね。
この一件があってからは、必ず発注ボタンを押す前は「タブルチェック」。絶対同じミスはしないし、してはいけないとより慎重に行動するようになりました。
それは汗が止まらないやつですね…。あ、新規活動もあるんですね!
最初は社長が担当していたお客様を引継いでいたのですが「売上を上げるためにも新規をやっていきたいよね」と言われ、近隣エリア(柏・松戸)にある工務店さんやリフォーム店を中心にアポイントを取ったりと、自分でも行動するようになりました。
断られることも多いので、慣れるまでは新規活動がつらいなぁ…って正直思うこともありましたが、段々「こんなもんか」「こうすればいいのか」「聞いてもらえてラッキー!」と自分でハードルや期待値コントロールができるようになってからは、「楽しいなぁ」って感じることも増えてきましたね。
直接会社の売上に貢献できたり、自分の獲得したお客様なので「池田さんだから頼むよ、今回もよろしく!」「池田さんありがとうね!」と言っていただける機会も増えてきて、やりがいを感じる機会も多くなってきましたしね。
会社の雰囲気はどんな雰囲気なんですか?
営業部は営業MTG以外では各々活動することが多いのですが、施工部は仕事終わりにみんなで映画行ってたりなど、ワイワイチームと黙々チームがあると思います。つかず離れず、でも、決して孤立するわけではない雰囲気があり、業務上でも部署を超えたコミュニケーションの機会は多いと感じますね!年齢も各世代いるので、バランスいいと感じます。
現場のことは施工スタッフにお願いすることや意見を聞くことも多いので「どの商品使ったらいいかな?」「どうしたら収まりよくできる?」なんて、相談したりも多いですね。
自分自身あまり飲み会の場が得意ではないのもあるのですが、参加を強制される雰囲気も一切なくて。当社では社長が飲めないので、これも飲み会参加を強要されることが少ない理由なのかなとも思います!忘年会などの節目節目の交流でも、社長はいつもコーラを飲んでますしね(笑)
私は家族との時間を大事にしたいと思っているので、土日もしっかり休んでいますし(※)、仕事が終わったらすぐに帰宅するようにしています。
業界的に土日にもお問い合わせがくるイメージですが、そこはどうなんですか?
営業になった当初は社長から引継いだお客様ばかりだったので「社長はやってくれた」と言われたら嫌だな…と、正直な話、土日対応もしていました。でも、関係性が築け、また、自分のお客様が多くなってきたいまでは「今日お休みをもらっていて、月曜日にご連絡しますね」と、コミュニケーションを取るようにしています。
それでも頼ってくれるお客様が多かったり、会社もしっかり”休日は休め”という体制を作ってくれているので、私生活も大事に働けることを実感しています。
(※)ナガオカ産業の休日は「毎週日曜・祝日+月4日の希望の曜日」ですが、営業スタッフは会社より「土曜日休みを推奨」されているため、お客様からの土日対応のご依頼がない限り、基本的には土日休みをしっかりとれる環境になっています。事務スタッフや施工スタッフは交代で土曜日休みを取得しているそうです。
プライベートも大事にできる会社なんですね
私自身、ナガオカ産業に入社してから結婚、出産・育児を経験していますが、「子どもの試合行ってきな!」「授業参観なら、半休取っていきなよ!」など休みや半休を推奨してくれたり、子どもや奥さんが体調不良の際は「今日はテレワークに切り替えて、家族のフォローをしてあげて」など、家族も大事にし優先できる雰囲気があるので、とてもありがたいです。
これからの目標などありますか?
「窓やサッシ」を強みにしている当社ですが、実は「リフォーム商材(エクステリア・水回りなど)」を幅広く取り扱ってもいるんです。いまはまだお客様に問い合わせをいただいたら調べてなんとか提案している状況なのですが、これから自分から仕掛けていく提案の幅を考えても、リフォーム商材について幅広く知識を身につけていき、積極的に提案ができるようになりたいです!
本日はありがとうございました
面接担当者の声
長岡社長
池田君の面接での印象は「とても素直で誠実そうな若者だなぁ~」ということでした。まだ社会人経験も浅いことに加え、話をしていてとてもピュアな面も感じ「きっと営業で活躍してくれる人材になってくれるだろう!」好印象を持ち、内定を出させていただきました。
こういったら誤解を招いちゃうかもしれませんが、私は特に社員に期待している事はないんです。でも、強いてあげれば「楽しく仕事して欲しい」という事ですね。生活の大部分を占めていることなのに、苦しい状態で続けていてもお互いに良くないじゃないですか。
逆に、社員の皆さんは「この会社で何をしたいのか?」「この会社の仕事の中でどうしたら自己実現欲求を満たすことができるのか」を、常に考えてあげたいと思っています。
ご縁があってこれから入社される方にも「仕事や会社に何を求めているか」など、その方の描くキャリアプランや理想の生活などをお伺いし、できるだけ寄り添っていきたいと思っています。

企業情報
- 会社名
- 株式会社ナガオカ産業
- 事業内容
- 各種住設機器の販売~施工、リフォーム提案 など
- 求人情報
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