結婚を機に心機一転！「家族との大切な時間が増えました」 転職で得た時間と仕事の楽しさ。

落ち着いた環境を求め、生まれ育った東京から千葉へ。

いままでのキャリアや転職のきっかけを教えてください。

東京に生まれ育ち、結婚してからもしばらくは賃貸アパートに住んで、土木設計の仕事をしていました。

30歳も過ぎ、そろそろ落ち着ける自分たちの家が欲しいと考えるようになったのが転職するきっかけです。特に東京にこだわりはなかったし、関東圏で自分達の理想に合った暮らしができそうな土地を探していたところ、イメージにあったのが千葉でした。

引越しがキッカケだったんですね。

ええ、前職も千葉の住居から通えない範囲ではなかったのですが、残業が多く、妻との時間が取れないことが悩みでした。そこで、心機一転、自宅から近く残業もない仕事を探そうと思い、転職活動を始めました。

設計の仕事も嫌いではなかったのですが、何よりも重視したいポイントは条件面だったので、職種はこだわらずに残業の少ない仕事を探したところ、「ちばキャリ」に掲載されている当社を見つけて応募しました。

生コン＝納豆！？知らないことが一気に身近になった先輩の一言

未経験から品質管理のお仕事は大変ではないですか？

確かに、正直なんにもわからないところからのスタートだったので、不安が無かったと言ったら嘘になります。「あの固いコンクリートが、こんなにドロドロなの？」というレベルでしたから。（苦笑）イマイチ要領がつかめなかった自分に対し、先輩が「納豆みたいな感じだよ」と教えてくれたんです。

納豆もタレを入れて混ぜると柔らかくなるし、タレを入れずに放置していたら硬くなります。食べ物に置き換えて考えたら、自分の頭にすっと入ってきました。それからは、まずはそんなに難しく考えずに、なんとなく仕組みを理解していけばいいんだって、肩の力が抜けました。食べ物で考えると、専門用語も一気に身近に感じて、「新しいことを覚えるのって楽しい！」と思えるようになりました。

とても素敵なエピソードですね！仕事内容をもっと詳しく教えてください。

業務を大きく分けると、「品質管理」「現場管理」「書類作成」の３つになります。

品質管理は、自社工場で作っている生コンクリートの品質を専用の測定器を使って1日に１～2回ほど検査します。固まったコンクリートを磨き、砕いて力をかけたりして、強度や空気量を測って、適正なコンクリートになっているかというのを「JIS（日本工業規格）」という基準に照らし合わせて検査します。

頻度はあまり高くないのですが、実際に工事現場で仕様されている生コンの品質を検査することもあります。現場管理と呼んでいて、忙しい時は1ヶ月に10件ほど入ることもあれば、数件しかない時もあります。

３つめが書類作成です。納品前の素材の分量が書かれた「配合計画書」や検査の結果を記載した「品質報告書」などがあります。

だいぶイメージが湧きました！お仕事は慣れましたか？

そうですね～…入社して9ヶ月が過ぎましたが、半年ぐらいから何となく大まかな仕事が分かってきて、少しずつ任せてもらえる業務も増えてきましたが、まだまだマスターしたとは言えませんね。先輩達が親身になっていろいろと教えてくれるので、これからも先輩達を目標にして、仕事を覚えていきたいですね。

家族と過ごすことが何より幸せ

入社して嬉しかったことはありますか？

転職活動の条件の一つだった、残業が少ないということが嬉しいですね。前職では終電まで仕事をしていたことも多かったので、家に帰ってもほぼ寝るだけで「家族との時間」を過ごすことが難しかったんです。転職してからは基本的に17時で仕事は終わりますし、どんなに忙しくても残業は1時間くらいです。今までとれなかった時間を、妻と一緒に自宅でロックを聴いたり、買い物をしたりと、一緒に過ごす時間に使えるようになったことが何よりも嬉しいです。

幸せな気持ちがこちらまで伝わってきます。仕事の目標はありますか？

当社は、資格取得支援にも力を入れていて、仕事に関わる様々な資格を取ることができるんです。自分は11月にコンクリート技士の試験にチャレンジする予定です！コンクリートの製造や施工、検査や管理のことなど基本となる知識の問題が出るマーク式の試験です。

品質管理の登竜門のような資格で、資格を持っていれば仕事の幅も広がりますし、お客さんからの信頼も出てくるので、絶対に受かりたいです！工場内にはもう一段階上のコンクリート主任技士の資格をもつ先輩が複数いるので、自分もぜひ取得したいと思っています。

目標が明確ですごいですね！未経験でチャレンジする方にひと言お願いします。

自分も未経験で入ってきましたが、先輩に「新しい知識を覚える楽しさ」を教えてもらいました。もし、後輩ができるとしたら、先輩に教えてもらったように、楽しく覚えられるように身近な例えやわかりやすい言葉を使って教えたいと思っているので、未経験の方でも安心して飛び込んできてください！