年々改定されている最低賃金。
簡単ではありますが、最低賃金について概要をまとめました。


最低賃金とは

最低賃金とは、「最低限支払わなければならない賃金の下限額のこと」を指しています。
労働に対して誰もが貰える賃金額ということになり、使用者はこの額より低い賃金で労働者を使用することはできません。

  • 最低賃金法に基づき、国が賃金の最低限度を定めている
  • 地域別に定められていて、47都道府県ごとに最低賃金額は違う
  • 産業や職種に関係なく、その都道府県内の事業所で働くすべての人に適用される
  • 最低賃金を下回る賃金設定の場合、律により無効とされ最低賃金と同額の定めをしたものとみなされる

ちなみに、最高額は東京都の「958円」、
最低額は「高知県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の737円」
となっています。

千葉県の最低賃金

千葉県の最低賃金は、平成29年10月1日より
時給額 868円
となっています。
(従来の842円から26円引上げ)

詳細・最新情報は千葉労働局のHPをご覧ください。

【ポイント】
  • 最低賃金額には、精皆勤手当、通勤手当、家族手当、時間外勤務手当、休日出勤手当、深夜勤務手当、賞与及び臨時の賃金は含まれません
  • 月給制・日給制の場合は、時間額に換算して比較します
  • 最低賃金の減額の特例が認められる場合もあります

特定最低賃金

また特定最低賃金という、特定の産業を指定した最低賃金額もあります。
その地域の基幹となる産業の人材流出を防ぐため、過酷な労働とそうでない労働に公平性を持たせるため、といった理由があるようです。

特定最低賃金一覧

※2018年2月情報
調味料製造業(味そ製造業を除く。) 889円
鉄鋼業 938円
はん用機械器具、生産用機械器具製造業 902円
電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、
情報通信機械器具製造業
906円
計量器・測定器・分析機器・試験機・
測量機械器具・理化学機械器具製造業、
医療用機械器具・医療用品製造業、
光学機械器具・レンズ製造業、
時計・同部分品製造業、眼鏡製造業
887円
各種商品小売業 868円
自動車(新車)小売業 906円
冒頭でも述べました通り、最低賃金は近年上昇傾向にあります。
いつの間にか下回っていた、なんてことのないようにお気をつけてください。

2018/01/23