【1】そもそも何をする業界なの?
一口に建設といっても、生産対象物(最終的な完成物)は様々です。
トンネル、鉄道、橋、下水道、ダム、河川などの工事を行います。
インフラという社会基盤の構築に関わることのできる社会貢献度の高い仕事といえるでしょう。
他には、「建築工事業」があります。
ここでは戸建住宅やマンションをはじめ、商業施設、高層ビル、病院・学校などの公共施設、工場などをつくる工事を行います。
私たちの生活を支えるあらゆる構造物をつくるのが、建築の役割です。
【2】他にはどんな役割があるの?
「土木工事業」と「建築工事業」はみなさんにとって馴染みがあるため、
例えば、「内装仕上げ工事業」があります。
「建設工事業」で出来上がった商業施設。実はこのままでは、オープンすらできません。
コンクリートで出来上がった箱の中に、天井や壁をつくったり、床を張ったり。
この工程を担うのが、「内装仕上げ工事業」の役割です。
他には「電気工事業」があります。
先程の商業施設、床や天井も加わり、いよいよオープンか?と行きたいところですが、電気が通っていなければ話になりません。
その他、ネットワーク配線を敷いて通信インフラの整備を行うのも、この「電気工事業」に分類されます。