20240415062408.jpg出典:退職代行を頼る新卒社員 入社後すぐ辞める若手のリアルな声(ITmedia・2024年4月13日)

4月より新社会人として頑張っている方が多くいる中で、不本意にも早期退職してしまう方もいらっしゃいます。

週末にTmediaに「退職代行を頼る新卒社員 入社後すぐ辞める若手のリアルな声」という記事が出ていました。

退職代行サービス「モームリ」を管理するアルバトロスには、すでに4月入社の新卒者の利用があるそうです。

4月1~10日までの依頼者は合計449人。そのうち新入社員からの依頼は65人で、全体の13.5%を占めた。
「昨年の依頼者数は4月で20~30人程度でしたが、今年はメディア出演などの影響もあり殺到しています」

とのこと。

選択を誤ったことに気づいたときは、早めに逃げることも得策ですが、なんとも寂しい気もしますね。

この記事で確認しておきたいのは、早期離職している方の退職理由。
退職理由を参考にすることで転職においても同じような状況にならないよう対策を打つことは可能です。

1位:業務内容や雰囲気が合わない
2位:契約内容や事前説明と勤務実態が違った
3位:人間関係が合わなかった

いずれも入社前に把握するのは難しいことではありますが、強い退職要因となるので、できる限り把握するよう努めることは欠かせません。

会社の雰囲気や勤務実態を知るためには、会社説明会や面接だけでなく、職場で働いている社員の方と直接話す機会を持つことが有効です。
入社前に社員との座談会や現場体験などの機会のある会社を選ぶ、また、そういった機会の提供を依頼するといったことをお勧めします。

ミスマッチをなくすことに意欲的な会社であれば、受け入れてくれることが多いでしょう。
企業側もせっかく採用に至った社員が早期に離職してしまうのは、大きなロスですから。これらの依頼に対する対応で企業の社員に対する姿勢もわかることがありますね。