株式会社大吉工業様 採用成功事例

建設業界の採用難を打破!
社長の決断で現場職4名を1年で採用した方法とは?

  

株式会社大吉工業

給排水設備工事や空調設備工事、下水道管修繕を専門に行う会社です。もともとは大手ハウスメーカーの仕事をメインに引き受けていましたが、単価の低下に伴い、公共工事主体の事業構造に大きく変革。現在は、船橋市と鎌ケ谷市を中心に給排水工事や水道管工事で数多くの実績と高い評価を得ています。

本社所在地:船橋市夏見台4丁目22番1号
設立:1975年10月
従業員数:15名
代表者:代表取締役社長 大吉 博之
会社HP:https://ooyoshi-kogyo.com/

導入の理由

・低価格で通年の採用活動にチャレンジできたこと。
・働き方改革への着手を始め、自社独自の働く魅力を打ち出せるタイミングだったこと。
導入前の課題 ・応募者がほとんどいなかった。
・入札競争力が上がったことによる業績向上のチャンスを活かせてなかった。
導入後の成果 ・1年で現場職4名(1名は未経験者)、事務職2名の採用に成功。さらにもう1名現場に未経験者が入社予定。
・若手の社員が増え、社内が活気づいた。

 

 

思い切った働き方改革と採用活動の連動が、劇的な成果に繋がった

株式会社大吉工業 代表取締役 大吉 博之氏

建設業界は人手不足が深刻な業界の一つで、当社も例外ではありません。これまでは、ハローワークを中心に採用活動を行っていましたが、紹介はほとんどなく、思い切って採用にコストをかけても成果が得られず、長年、古参の社員に依存している状態でした。

このままでは将来の発展は見込めない。私が社長を継いで約10年、新しい人材を採用する必要性を強く感じていました。
そんな時に、地銀の担当者から建設業界の働き方改革の話を聞き、さらに、千葉での採用に強い求人サイトであるちばキャリさんを紹介されました。

新しい人材を採用できる会社にするために、私たちは「思い切って休みを増やすしかない」と覚悟を決め、隔週土曜日を休日にしました。あわせて、「ちばキャリ」の営業担当者と相談し、働き方改革を前面に打ち出した求人広告での採用活動を行うことにしたのです。

「ちばキャリ」は価格が非常に安かったことが決め手となり、初めから長期プラン(通年)での利用を開始しました。

求人原稿に、働き方改革を実行し、週休二日制を導入したことを大きく打ち出してもらったところ、掲載直後から反応があり、最終的に1年で現場職4名(1名は未経験者)、事務職2名の採用に成功しました。さらに、来月にはさらに1名の未経験者が現場職で入社予定です。

これだけの成果が出たのは、継続的な働き方改革と地域の求職者に向けた採用活動を連動して行ったからだと考えています。
「ちばキャリ」に掲載開始した当初は「週休日制の導入」がアピールポイントでしたが、今年の4月からは「完全週休日制」を導入し、年間休日も計画有休を含めて130日にまで増やしました。

これらのような会社方針の進化を12週間に1回ある、原稿アップデートのための取材時に、ちばキャリ制作担当者に説明し、求人原稿でうまくアピールしてもらったのです。

このような取り組みにより、それまでの採用活動からは考えられないような成果に繋がりました。

「休みが多いこと」が建設業界に未経験者を呼び込み、採用の可能性を広げる

 休日を増やしたことが、未経験者の応募にも繋がっていると感じています。建設業界に興味はあっても、休みが少ないことで敬遠したり、応募を躊躇するという方もいると思います。そんな中で、当社には未経験者の応募が増えていて、実際に採用でき、活躍してくれているというのはとてもうれしいことです。

昨年採用した1名は、前職でリフォーム関係の営業をしていましたが、現場の仕事に興味をもって応募してきてくれました。前職では土日の休みを取るのは難しく、また、休日にもお客様から直接連絡がくることもあったそうです。そんな中で、当社の週休二日制という環境に魅力を感じ、挑戦することを決意してくれたのですが、当社が休日を増やしていなかったら、応募してくることはなかったでしょう。

初めはランマー(土壌を締め固める電動工具)の電源も入れられませんでしたが(笑)、毎日腕立てをして腕力を鍛えながらとても前向きに頑張っています。

未経験者だけでなく、同業の経験者、ブランクのあった20代の採用もできました。
建設業界特有の厳しい指導のある環境だったことから、一旦はこの業界を離れたものの、現場の仕事そのものは好きだったとのこと。彼も、当社を志望したきっかけは「週休二日」でした。

もともと経験があったことも大きいですが、自信を持って仕事をしてくれていて、積極的にリーダーシップを発揮して、活躍してくれています。
多くの休みを求める=やる気がないということではないのだと気づきました。以前の職場でも真面目に頑張ろうとしていたのだろうと思います。
やる気があっても、会社の雰囲気や働く環境が整っていないと、力を発揮できないものですね。

若い人材が入社して、社内の雰囲気が一変しました。
仕事を任せると張り切って取り組んでくれますし、そんなイキの良さがベテラン社員にも伝わり、会社全体の士気が上がっています。役員も若手社員に交じって食事に行くなど、積極的にコミュニケーションを図るようになりました。

休日を増やしたことで生産性が劇的に向上した

休日を増やしたことによって得られた成果は採用成功だけに留まりません。元々いる社員の生産性も大きく向上しました。

週休二日制を導入するからといって、工期を伸ばすわけにはいかず、工事の質を落とすわけにもいかない中で、私は「休みを増やす代わりに1日120%で働いてほしい」と社員にハッパをかけたのですが、実際、それが実現しています。
無駄な時間が削減され、効率的に業務が進むようになったのです。

例えば、公共工事は17時で終了する中で、これまでは18時ごろに事務所に戻ることが多かったのですが、現在は17時半には戻り、事務作業や次の日の準備をしっかり行うようになりました。その結果、翌日も効率的に仕事がスタートできるようになり、生産性が大きく向上しました。

同じ業務を短い時間でこなすという目標があると、自然と効率が上がるものですね。生産性が上がったことに加え、スタッフがイキイキと仕事するようになりました。若手を中心にやる気を発揮してくれて、それが社内全体に波及して、雰囲気はすこぶる良くなっています。
私もこの会社で40年働いていますが、今が一番楽しいですね(笑)

社員が増えてきたので、いよいよ目指すは売上UPです。社員が増えてきたことで工事の品質はもちろんのこと管理体制も整い、公共工事における総合評価も高い点数を維持しています。あと1名、現場職を採用できれば、2班体制にでき、大きな受注増が見込めます。
まずはそこからスタートし、次に設備分野の人材を採用して、さらに事業業績を拡充していきたいと考えています。

ちばキャリさんとのお付き合いも2年目に入り、今回は、最上位プランでの通年採用を継続しています。今年も良い採用をして、売上UPにつなげたいと思います。

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