株式会社杉本製作所様 採用成功事例

1枚の写真が会社の魅力を引き出してくれた
質の高い取材による広報力UPが採用成功の鍵

  

株式会社杉本製作所

当社は、建屋の骨組みとなる柱や梁など、建築鉄骨の施工図作成・製造・建方(組み立て)を手掛ける創業50年の老舗鉄骨工場です。
技術力と品質保証の信用度を評価する国土交通大臣認定の【Mグレード】の認可を取得しています。

本社所在地:印西市竹袋240
設立:1965年12月17日
従業員数:12名
代表者:代表取締役 杉本龍生
会社HP:https://sugimoto-ss-19651217.com/

導入の理由

・千葉に地域密着した求人媒体で、知っている会社が何社も掲載されていたから。
・経営に割く時間を増やすために採用強化を行うことを決断した。

導入前の課題 ・質の高い応募者が確保できなかった。
・社内に変化が乏しく、なんとなく停滞感があった。
導入後の成果

・製造スタッフ2名、CADオペレーター1名を採用。
・若手や女性のスタッフの入社で社内の雰囲気やサポート・育成の意識が前向きに変化した。

 

 

企業の隠れた魅力を引き出す取材が採用成功の鍵

株式会社杉本製作所 代表取締役 杉本 龍生氏

当社は建築鉄骨の製造を行うメーカーです。人材を採用しやすい業種とは言い難く、昔から採用には苦労してきましたが、大きな転機が2度ありました。1度目は、私が約10年前にこの会社を継いだとき。そして2度目が、「ちばキャリ」さんの利用を決めた2年前です。

私が会社を継ぐ前は、採用自体はハローワークで定期的に行えていました。しかし、工場での作業は慣れるまでは楽ではなく、どうしても入社後早期の離職率が高くなってしまう傾向があり、長期的に続く社員の割合は決して高くないのが実情です。教育に時間を割いても、ある日突然来なくなるということも珍しくありませんでした。

それでも、昔は一人親方の職人さんも多く、人的ネットワークを活用することで仕事をこなせていました。しかし、彼らも年齢を重ねて引退していき、自社採用に力を入れざるを得なくなりました。これが1度目の転機です。

2度目の転機は2~3年前。
社員の高齢化により、技術継承が待ったなしの状況になっていたことに加え、私自身が経営に割く時間を増やす必要性を感じ、採用に力を入れることを決意しました。製造のための施工図を書くのは難しく、重要な仕事で、私が中心となって行っていましたが、いつまでも最前線でプレーヤーをしているわけにはいきません。

会社を長く存続させるためには、経営に時間を割く必要があり、新たな社員を採用し、育てる必要がありましたそんな時に地銀の担当者の紹介で「ちばキャリ」さんに出会ったのです。

1枚の写真が伝えた当社の魅力

「ちばキャリ」の営業担当者と話し、提案されたのは約半年の長期契約。それまで採用に大きなコストをかけていなかったので不安もありましたが、チャレンジするしかないと決断しました。その後、さらに長期契約を更新し、結果的に製造スタッフ2名、CADオペレーター1名を採用できました。

採用成功の要因は、「ちばキャリ」さんの取材によって当社の魅力を引き出してもらえたことだと思います。これまでにも、折込広告などに求人情報を掲載していたことはありましたがが、これほど詳細にヒアリングしてもらったことはありませんでした。
社員約10名の小さな工場で自信を持って伝えられる魅力などあまりないと思いこんでいたのですが、「ちばキャリ」さんが求人原稿で伝えてくれた内容を読んで、当社はこんなにも魅力的な会社だったのかと気づかされました。

 特に、50年勤めて退職直前だった69歳の社員の写真が非常に評判が良いんです。原稿の内容も相まって、彼の温かさが伝わってきますし、社内の雰囲気や社風も存分に表現されていて、私自身、胸を打たれました。写真1枚でこんなにもメッセージが変わるのかと驚きました。

応募者や社員、取引先の方からも「いい写真ですね」と言われることが多く、彼の人柄が新たな採用にも貢献してくれたことをうれしく思っています。

社員との対話を重視

今の当社を中心になって支えているのは、1度目の転機のころに採用した社員たちです。私は、彼らに長く勤めてもらうために試行錯誤してきました。
一番気を遣ったのは、社員との対話です。

製造スタッフの退職理由の多くは人間関係です。職人気質の人が多く、それぞれが真剣に仕事をしているからこそ、意見の衝突がしばしば起こるのです。そんな時は双方の話を丁寧に聞き、仲裁することを心掛けてきました。

また、働く環境を改善するために、土曜日に休める体制にすることにしましたが、日給月給制で働く社員たちは、休日よりも給与の手取り額を重視しており、休日が増えて収入が減ることを危惧していました。
そこで、毎日1時間ずつ残業してもらうことで、収入を減らさずに土曜日を休める体制を整えました。現在では、平日は定時に帰り、土曜日も休むことが普通に受け入れられるようになりました。

当時は就業規則も整っていませんでしたが、社員一人一人と対話を重ね、細かな改善を続けてきた結果、少しずつですが、長く働いてもらえる環境が整いつつあるように思います。

求職者が選びたくなる会社へ

今回、「ちばキャリ」さんを利用して感じたのは、質の高い求職者が応募してくるということです。以前は、当社の事業内容を全く知らずに応募してくる人も多かったのですが、今では当社の事業を事前に理解した上で面接に来る人が増えました。履歴書もしっかり書かれており、応募者の質が向上したことを感じています。

当社が大事にしているのは礼儀・気遣いと仕事への姿勢です。採用選考でも、この点を重視しています。
面接時に事業内容や工場の説明をした上で、仕事のきつい部分や環境など、整っていない部分も正直に伝えています。その際の姿勢などから、当社に合った方か見させていただいてはいるのですが、募集要件をクリアしている方であれば基本採用したいと考えています。

ただし、本人にじっくり考えていただき、自分の意志で入社を決めてもらうようにしています。当社が選ぶことも大事ですが、応募者に選んでもらうことも大事だと考えているのです。
正直、その場で「採用したい」と言いたくなることもありますが、すぐに結論は出さず、後日、本人から入社の意思をもらうようにしています。
その結果、入社後すぐに辞めてしまうというようなこともなくなりました。

 また、「ちばキャリ」さんを利用して若手社員が採用できたことで会社の雰囲気が変わりました
一番影響を受けたのは60歳間近の工場長です。先日の懇親会で「この子たちがどうやって成長していくのかが楽しみなんだ」と嬉しそうに話していたのが印象的です。
年齢を重ねてきたことで、以前は体調不良で休むことも多かったのですが、最近はちょっと体調が悪いくらいでは休みたくないと、出勤してくることが増えました(笑)。

製造スタッフとして初めて女性を採用したことも、社内に大きな変化を生んでいます。
優しく丁寧に指導するのはこれまでも同じですが、女性に合った仕事の仕方を考えて、教え方をみんなが工夫するようになりました。女性でも業務ができることが分かりましたし、今後の未経験者採用にも役立ちそうです。
 

新しい社員の採用により、会社の雰囲気が大きく変わることを実感しています。
現在は、若手社員が一気に増えて、教育で手一杯ですが、少し落ち着いたら再度採用活動を強化したいと考えています。

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