
―現在のお仕事はどのようなものでしょうか?
道路に信号機を設置する工事の施工管理を主にやっています。
―元々、施工管理をされていらしたのですか?
いえ、以前は光洋のグループ会社で電気工事士として仕事をしていました。その頃は、管理の仕事ではなくて、自分で手を動かして作業をする仕事です。
―どのような経緯で、そちらの会社に入られたのでしょうか。
もうずいぶん昔の話ですが…元々は食品関連の会社にいたんです。学校給食などの配送をする会社だったのですが、その頃、色々と資格を取っていまして。
―どのような資格ですか?
初めの頃は様々な運転免許を取得していました。大型免許とか、色々取りました。その流れで、以前から興味があった電気工事士の資格を取ったんです。それで、せっかくだからこの資格を活かして働きたいなと思って、電気の配線やケーブルなんかを住宅に引き込む仕事をしている会社に転職したんです。
―転職して、いかがでしたか?
食品会社では冷凍庫に入ることが多かったから、寒くて。しょっちゅう風邪をひいていたのが、転職してからはめっきり風邪をひかなくなって。よかったなと思いました(笑)
それに、配線といっても色々あって、インターネットを入れるための配線とか、テレビを映すための配線とか、色んな仕事があるのが面白くて。やっぱり転職してよかったと思います。
―お仕事、気に入っていたんですね。その後、現在の会社へ?
そうです。その電気の配線をやっていた会社が今の会社「光洋」のグループ会社だった関係で、こちらへ転籍してきたんです。
―そういうことなんですね。転籍されて、いかがでしたか?
光洋に来てからも、まずは配線に関わる仕事をしていました。元々やっていた仕事なので、違和感なくすぐに馴染めました。会社の人たちも良い人たちですしね。そうして馴染んでいく中で、段々と光洋のメインの事業である信号機の設置とか、入れ替えとか、信号機の球(電球)の交換なんかの仕事に関わっていくようになりました。この頃から、仕事の内容は変わっていったと思います。
―どのように変わっていったのでしょうか?
信号機の工事に携わるようになってからは、基本的に施工管理として仕事するようになったんです。自分で手を動かすのでなく、現場の工程や安全の管理を行うようになりました。これは、以前の仕事とは大きく変わったところです。
―変化に戸惑ったりすることはなかったのでしょうか?
どうでしょうねえ。あまり深く考えたことはないですが、ただ、電気施工管理士の資格を持っていないと請けられない仕事もありますし。自分で手を動かす仕事も、施工管理の仕事も、どちらも大事だと思っています。
―電気施工管理士の資格をお持ちなんですか?
はい。光洋に移ってきてから取りました。初めに2級を取って、その後1級も取りました。
―すごいですね。それは会社の支援で取得できるのでしょか?
もちろん、費用は会社が全額出してくれます。
―嬉しいですね。でも、実際資格を取得していただくことで、きっと会社はすごく助かりますよね。
やはり、1級を持っていないと請けられない仕事もありますので。自分で手を動かすわけじゃないけど、それとは違う形で役に立てていたら嬉しいなと思います。