ーいままではどのような経験をしていたのですか?
光洋への転職直前は、不動産の賃貸管理。入居者さんからの問い合わせに対して専門業者への修理手配や立ち合い、ちょっと自分でできそうな軽微な修理などをしていました。その前は、保険の営業を。
ー保険と不動産!
いまの仕事からは、まったくの別業界ですよね(笑)
でも、この2つの経験があったから、黙々と根気よく仕事に向き合う姿勢や、努力し続けた結果は必ず自分に返ってくるという考え方が身についていったと感じています。
打席に立ってバットを振ることで、ヒットの機会がうまれる。1つやってダメだったら、別のアプローチも考えていこうという「自分の根幹」は、いままでの経験からきていると感じます。
ーなぜ、今回の転職をしようと?
前職で業者さんとの関わりを持つなかで「直すこと・いじること」が面白そうだなと感じたんです。デスクワークではなく「自分の手を動かして行う、技術仕事をしてみたい」と。だから、まずは独学で電気工事士の資格を取ってみました。
ー独学で資格?!
漠然とやりたいと思うだけではなく、実際にいまできることやってみようかなって。仕事をしながらでしたので、1年くらい勉強して、2023年の夏ごろに合格しました。
ーすごい!
でも、当時すでに35歳。未経験で新しいことをはじめるにも「年齢の壁」があるとも感じていて。少しでも早く行動をしなければと焦りもあり「電気工事士・未経験OK・年齢不問」をインターネットで検索。気になった会社をいくつかピックアップと比較をして、まずは自宅から一番近い会社を受けてみようとすぐに行動しました。
ーそれが光洋?
そうです。
ー千葉市エリアには、他にも求人があったと思うのですが、応募の決め手はこれだけ?
いいえ。仕事内容である「信号機の設置工事」。他社と仕事内容が全く異なっており、面白そうだなって直感的に感じました。また、公共工事だという安定さを感じたことも決め手でした。
実際の面接でも「車が空を飛ばない限り、ウチの仕事は絶対になくならないよ」という話をされて、面白い伝え方だけど妙な納得感や、だからこそ時間をかけてコツコツ経験を積んでいける仕事であることが確信に変わり、入社の意志を伝えさせていただきました。