株式会社千葉キャリ
大好きな千葉の、大好きな仕事。

大好きな千葉の、大好きな仕事。

M・H(28)
2022年入社
前職:出版社の営業
現職:求人広告の制作

求人を読んだ瞬間に、自分がこの会社にいる未来が見えた。

―前職は?

出版社の営業です。かなりの老舗企業で、大学で使うような専門書を書店や図書館に提案する仕事をしていました。


―出版に関わる仕事をしたかったのですか?

学生時代は京都で千葉の方言の研究をしていましたし、言葉が好きなんです。それで出版社を選んだのですが、正直に言うと、本当にやりたかったのは編集の仕事でした。それでも、与えられた環境で精一杯がんばったと思います。書店でフェアを企画したり、自分にできることを一生懸命やりました。でも、やっぱり…私はつくる仕事をしたかったんです。それで、転職活動を始めました。


―転職で実現したかったことは?

大きく2つあります。一つは「つくる仕事」に就くということ。もう一つは、自分たちの力で変化を起こせるベンチャー気質の会社に行くということです。そのうえで、言葉に関わる仕事か、地元の千葉に貢献できる仕事ができたら最高だなって思っていました。


―転職活動はどんな方法でしていたのですか?

エージェントなどは利用せず、求人サイトで仕事を探していて、ちばキャリで「クリエイティブ系」で検索したんです。それで出てきたのが、私が今いる千葉キャリの制作職の求人でした。


―ピンときた?

ものすごく。ピンときました。地元の会社で、千葉に貢献できる仕事ができたらいいなとは思っていたけど、正直、私が望んでいるようなクリエイティブな仕事を千葉で見つけるのは難しいかなと思っていました。そんなときに「千葉キャリ」の求人を見つけて。言葉に関わる仕事で、制作職。しかも、地元千葉に貢献もできる。めちゃくちゃ面白そう…!って思って、求人を読んだ瞬間に、自分がこの会社にいる未来が見えました。


―すぐに応募したんですか?

しました。ただ、実はもう1社、学生時代から憧れていた会社でも選考が進んでいて、その会社がまた、賞与とかがものすごく良くて、一応悩みました。メモ帳に両社のメリット・デメリットを書き出していって、どちらが自分に合っているかと、沢山考えました。でも、たぶん気持ちは決まっていたんだと思います。その気持ちを確かめるために、ちゃんと悩んで、私は千葉キャリに決めました。って、まだ内定をもらったわけでもないのに、私はもうお世話になる気まんまんだったんです。


―無事に入社が決まって良かったですね。

これで受からなかったら目も当てられなかったです。ほんとに、よかったです。

初めの頃は、緊張で夜も眠れなかった。今は、ワクワクが止まらない。

―実際に仕事を始めてみて、どうでしたか?

まず、車の運転に四苦八苦しました(笑)


―制作も外に出ることが多いんですか?

はい。取材で毎日のように外に出ます。ちばキャリのお客様は駅から遠い場所にある企業様も多くて、車を運転する機会も多いのですが、私、運転が苦手で…


―それは大変。今は慣れましたか?

うーん…。(しばし考えて)うん、だいぶましになったと思います!


―他に大変だったことはありますか?

お客様とのコミュニケーションの難しさをすごく感じました。念願の制作の仕事でワクワク!と浮かれていられたのはほんの一瞬で、仕事を始めてすぐに、制作ってこんなにもコミュ力が必要なんだ…と驚かされました。

前職でも、もちろんコミュニケーション力は必要だったのですが、そのときは、自分が話せれば何とかなっていたんです。それが、新しい仕事では「聞く力」が必要になって。前職よりも遥かに難しいコミュニケーションが必要だということが段々とわかってきたんです。

私が担当する「求人広告の制作」は、企業へ取材にいって、その企業の求める人、採用ターゲットに響く求人原稿を書いて、その企業の採用成功に繋げる、という仕事をします。そのために、取材で様々なことを「聞く」のですが、関わるお客様の業種も職種も多岐にわたっていて、業界や仕事のことを知らないと、文字通り話にならない。ごまかしがきかないんです。

求人広告を書くためには、その企業のことを深く知る必要があります。そのために、深く聞く。これが、想像していたよりも遥かに難しかったです。


―大変?

大変です。でも…すごく楽しいです。初めの頃は取材で緊張しまくって、前日の夜なんてぜんぜん眠れなくて、お客様とのコミュニケーションでうまくいかないことも多くて、本当に大変でした。でも、お客様が温かくて、取材帰りに雨が降っていると車で送ってくださったり、採れたてのネギを山ほど頂いたり、嬉しいことが沢山あって、何より…続けているうちに「いい原稿をありがとうございます」と言っていただけるようになっていって。私が書いた求人に応募してくれる人が出てきて…。それが嬉しくて。ほんとに嬉しくて。


―ちょっと…感動しています。取材に行くときの気持ち、入社当時とはだいぶ変わりましたか?

初めて訪問する企業の取材では、まったく知らない場所に行くので、初めの頃はすごく緊張していたし、毎回不安でした。それが段々と「この会社ならではの魅力を引き出して、結果を出すんだ」っていう意識のほうが強くなっていって、いつのまにか取材に行くのが怖くなくなっていました。もちろんうまくできるかな…っていう不安がないわけではないし、仕事は難しいけど、自分に向いていないわけではないと思ったんです。ここから逃げたくないと思いました。

自分のつくった求人原稿を見た人から、応募が入って、自分が取材に行った企業に採用されていく実感、充実感は、私にとって、とても大きなものです。結果が見えることも充実感があるし、もっとがんばろう、もっと良い求人を書こうって思えるんです。ここに来て、この仕事を始めて、私は自分の可能性を感じられるようになりました。


―成長を感じますか?

一歩一歩、いっこいっこですけど、成長できているかなって思います。求人制作の仕事は、難しくて、面白いです。採用ターゲットをどこに設定するのか。ペルソナはどうするか。そのペルソナが本当に求めているものは何か。考えれば考えるほど奥深い世界が広がっていくし、自分が日々変わっていくのを感じます。


―企業との関わりという点での変化はありますか?

仕事をする中で、採用のお手伝いをするということは、企業の経営にも関わる大切なことなんだと、切実にわかってきました。求めている人を採用できるかどうかで、その企業の未来が変わる。そんな大切なことが、私の書いたキャッチコピーで、求人原稿で、変わる。そう思ったら、以前の私だったらプレッシャーに押しつぶされてしまったかもしれません。でも、今は違います。取材で良いネタをとるんだ。その企業にしかない魅力を引きだすんだ。って、ワクワクしている自分がいます。

制作の仕事は、書くだけじゃなくて、取材の日程調整から制作のスケジュール管理、校了など、ぜんぶ自分でコントロールします。お客様と様々なやりとりをします。自分でやれることが多いし、一人の社会人として成長できる場面が沢山あります。そういうものぜんぶを含めて、この仕事が好きなんです。大変だけど、だからこそ仕事が充実しています。


―実制作以外の仕事は、他にどんなものがあるんですか?

最近だと、求職者向けに、求人の読み解き方を解説するセミナーを実施しました。普段は、企業に取材して企業の側から採用ターゲットを考えていたのが、求職者の目線に立って考えたり、資料をつくったりすることで、気づけることが沢山ありました。それと、今年から、新しく入ったメンバーの育成もさせてもらっています。


―それはすごい。何か変化はありましたか?

今までは、自分の仕事だけをみていたのが、がらっと変わりました。自分以外の誰かのスケジュールを把握して行動することとか、ここではどういう伝え方をするのが良いのかとか、今までとはまったく違う頭の使い方をしています。

でも、お客様に接するときと同じこともあるなって思います。相手の言うことを否定しないで聞こうとすることとか、相手に敬意をもって接することとか、話の最後はポジティブに!とか、普段から意識していることで変わらない部分も沢山あると思うんです。


―マネジメントスキルが着実に身についていっている様子が伺えますね。仕事する環境はどうですか?

千葉キャリは、すごくスピード感のある会社です。良いものはどんどん取り入れて働きやすい環境を整えていて、新しい人がどんどん入ってきて組織が変わり続けていて。そういう中で、私を信じて大事な仕事を任せてもらえるのが、すごく嬉しいんです。自分たちで、みんなで、変化を起こせている実感があります。

まだまだ知らない世界があるって知って、楽しい。

―千葉キャリでの仕事をどう感じていますか?

人の採用と地域の活性化は繋がっている、のだと思う…と入社前に漠然と抱いていたイメージが、千葉キャリで仕事する中ではっきりと結びついていきました。企業が人を採用することが地域の活力になっているのを感じるし、千葉でイキイキと仕事する人が増えて、千葉がもっと元気になっていったら嬉しいなって思います。私たちが求人広告をつくることで、千葉にはこんなに素敵な会社が、こんなに沢山あるんだってことをもっと知ってほしいなって思うんです。


―自分はどうなっていきたいですか?

むずかしいなあ…。企業様に、今までなかった価値を提供したいという気持ちは変わらずにあります。お客様の採用活動に、一緒に全力を尽くして、千葉キャリも発展していきたいって。そうすることで、多様な背景の人が千葉で良い仕事をしていけるようになったら嬉しいなとも思います。


―考えているのが、人のことばかりですね(笑)これからのイメージはありますか?

これからのことは…正直、自分でもよくわかってないと思うし、見えてないかもしれません。でも…


―でも?

仕事が楽しいんです。まだまだ知らない世界があって。毎日学ぶことがあって。それが、すごく楽しいんです。未知の事業を理解することとか、その会社の経営がどのように成り立っているのかとか。この仕事を始めた頃と比べて、取材で具体的な内容を聞けるスキルが高まったことで、深くお話しを聞けるようになって、引き出せるものが大きくなって。毎回、全力で原稿を書いて「素敵な原稿をありがとうございます」なんて…言っていただけるようになって。すごく、楽しいんです。


―転職で叶えたかったことは、叶いましたか?

欲しかったものが、ぜんぶ手に入ってます。なのに、まだまだ、もっともっと、やりたいことが出てきています。自分がどこに向かっているのか、はっきりと見えているわけではないです。でも少なくとも、知らない世界が沢山あるということを知ることができています。もっともっと、先へ進みたいと思います。私は、この仕事が大好きなんです。

企業担当者の声

彼女がつくる求人広告は、とにかく採用成功率が高い。人材サービスで採用成功を続けるというのは、偶然にできるようなものではなく、たゆまぬ鍛錬を続けることでしか成しえないということを私たちは切実に知っているから、彼女が日々どれほどの努力をしているのかと想像すると、胸にこみ上げてくるものがある。

繊細な感性の持ち主で、コミュニケーションも元から得意だったわけではない。そんな彼女が「人と企業の力になりたい」という強い信念をもって紡いでいく求人原稿の言葉が、これからも沢山の人と企業の出会いを生んでいくのだと思うと、ワクワクが止まらない。彼女が千葉キャリの仕事を見つけてくれて、ほんとに、よかったと思います。

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