―前職は?
出版社の営業です。かなりの老舗企業で、大学で使うような専門書を書店や図書館に提案する仕事をしていました。
―出版に関わる仕事をしたかったのですか?
学生時代は京都で千葉の方言の研究をしていましたし、言葉が好きなんです。それで出版社を選んだのですが、正直に言うと、本当にやりたかったのは編集の仕事でした。それでも、与えられた環境で精一杯がんばったと思います。書店でフェアを企画したり、自分にできることを一生懸命やりました。でも、やっぱり…私はつくる仕事をしたかったんです。それで、転職活動を始めました。
―転職で実現したかったことは?
大きく2つあります。一つは「つくる仕事」に就くということ。もう一つは、自分たちの力で変化を起こせるベンチャー気質の会社に行くということです。そのうえで、言葉に関わる仕事か、地元の千葉に貢献できる仕事ができたら最高だなって思っていました。
―転職活動はどんな方法でしていたのですか?
エージェントなどは利用せず、求人サイトで仕事を探していて、ちばキャリで「クリエイティブ系」で検索したんです。それで出てきたのが、私が今いる千葉キャリの制作職の求人でした。
―ピンときた?
ものすごく。ピンときました。地元の会社で、千葉に貢献できる仕事ができたらいいなとは思っていたけど、正直、私が望んでいるようなクリエイティブな仕事を千葉で見つけるのは難しいかなと思っていました。そんなときに「千葉キャリ」の求人を見つけて。言葉に関わる仕事で、制作職。しかも、地元千葉に貢献もできる。めちゃくちゃ面白そう…!って思って、求人を読んだ瞬間に、自分がこの会社にいる未来が見えました。
―すぐに応募したんですか?
しました。ただ、実はもう1社、学生時代から憧れていた会社でも選考が進んでいて、その会社がまた、賞与とかがものすごく良くて、一応悩みました。メモ帳に両社のメリット・デメリットを書き出していって、どちらが自分に合っているかと、沢山考えました。でも、たぶん気持ちは決まっていたんだと思います。その気持ちを確かめるために、ちゃんと悩んで、私は千葉キャリに決めました。って、まだ内定をもらったわけでもないのに、私はもうお世話になる気まんまんだったんです。
―無事に入社が決まって良かったですね。
これで受からなかったら目も当てられなかったです。ほんとに、よかったです。