株式会社ハート保険コンサルティング
働き方も、やりがいも、求めていたものがここにある!

働き方も、やりがいも、求めていたものがここにある!

T・Kさん(38)
2019年入社
前職:飲食店の店長
現職:保険のルート営業

転職と保険業界を選んだキッカケは「子どもの存在」でした

―前職ではどのようなお仕事をされていたんですか?

飲食店に勤務しておりました。
アルバイトからそのまま正社員へ、接客も料理も好きだったので、自分にとってとても自然な流れで飲食業界へ進みました。

―転職を検討されたきっかけは?

子どもが生まれた年にあった、異動がきっかけです。
当時の異動で3店舗目、店長としての配属でした。前の2店舗と比べ物にならない忙しさで、7時の開店時間にあわせて始発で出勤、そして、残業もあったので帰るのは終電。店舗でトラブルが起きると休日問わずに携帯電話が鳴る。そんな日々の繰り返しに心身ともに参ってしまいました。

そして、生まれたばかりの子どもの育児には、参加したくてもできない。
きちんと子育てに参加できる環境を求めて転職を考えました。

―大変でしたね…

やりがいはあったので、この店舗への異動がなければ、きっとまだ飲食業を続けていたと思います。

―転職で実現したかったことは?

家庭にいる時間を増やすことです。
できれば、土日祝日休みで、定刻通りに働ける環境を一番に考えました。

―今回「保険業」を選びましたが、理由はあったんでしょうか?

接客することは好きでしたので「転職するなら営業職」と考え、色々な業界の営業職を候補にあげていました。
求人サイトで見たのは飲食業界のルート営業、不動産の営業、そして保険の営業など…。でも、実際に応募したのは、保険業をしていた当社だけでした。

―理由は?

僕自身、子どもが生まれたときに、真っ先に「保険」について妻と一緒に考えたんです。
実体験もあってとてもニーズが高い分野と感じていましたし、また、単純に「保険商品」に興味があったんです。自分が興味があることを学んで、その学んだ知識で、お客様にきちんと正しい保険知識を伝えていきたいという思いがありました。

とはいえ、実際に入社をするまでは、代理店ってなに?保険の種類ってなに?というレベル。
また、保険業界では契約件数が収入に直結するイメージ、未経験で初めて安定した収入が得られるのだろうかという不安もありました。ですが、当時見つけた「ハート保険コンサルティング」の求人をきちんと読み進めると、歩合給ではなく基本給で働けるという部分に、この会社なら安定した収入をいただきながら学んでいけるという安心感がありました。

同じ目標に向かう仲間ができた研修期間

―入社後はまずどんなことを?

IP制度(※)を利用して、東京海上日動での出向研修を受けました。
基本的には毎週水曜日が1日かけて東京海上日動での研修、他の曜日は朝は東京海上日動の柏支社に出社、その後に当社事務所に移動し、会社の先輩方に同行したり、自分のアポイントに向けての準備などを行っていました。

(※)インシュアランス・プランナー(IP制度)とは、保険会社が行う保険の仕組みや詳細な商品知識、コンサルティング販売手法を学べる研修制度のこと。 研修期間中は、教育担当者や所属部署のスタッフからの支援を受けながら、実践的な業務を学びます。研修期間は1年間・2年間で選択できます。

―たくさん学べましたか?

すごくいい時間でした。
自分の入社当時はオフラインの研修でしたので、他の代理店の入社月の近い同期と一緒に研修を受け、勉強し、刺激を受けながら学びました。この業界から離れてしまった仲間もいるのですが、いまでも定期的にご飯を食べに行く関係性を築くこともできました。
年齢はバラバラでしたけど、同じ目標に向かって、同じスタートラインから頑張る仲間がいたのは、とても充実していたと感じます。

不安だったお客様対応も、契約満期を迎えるお客様への更新営業(すでにお付き合いのあるお客様へのご対応)が中心。先輩方からフォローをいただきながら、入社2ヶ月で1件目が取れたときはとても嬉しかったのを覚えています。

自分が大切にすべき営業の軸を見つけた

―やっぱり大変なことは多いですか?

覚えないといけない知識は多いですし、保険の改定や特約の変更が頻繁にあるため、常に最新情報を勉強し続ける必要があるので、慣れるまで大変でした。でも、先輩に自動車保険の資料を持ってきてと言われて、自賠責保険の資料を持っていっていた当時に比べると、かなり知識はついていった気がします(笑)

正直、各社ご提案している保険の内容や金額はトントンなので、どれだけ「自分を売り込めるか」はこの5年で感じたことです。

―と、いいますと?

1つのテクニックとして自己紹介のチラシなどを作っている方や、更新は電話で済まして新規訪問に力を入れている方もいますが、僕が心掛けているのは「郵送や電話で済まさずに必ず足を使ってご挨拶に行くこと」。近くに行く用事があったら挨拶に寄ってみて、他愛もない話をして、実際に顔を合わせることを大切にして人間関係をつくれるようにしています。

工夫の先に出た「千葉県1位」という結果

―大変なこと以上にやりがいもきっと多いと感じますが、どうでしょうか?

僕だけの案件でいうと「千葉教弘の損害保険(教職員向けの損害保険)の代理業務」を行える資格を研修期間に取得し、当社のエリア内(柏市・我孫子市)の小中学校の先生方に、団体割引のある自動車保険の新規ご案内をしています。

―Tさんだけが行っているんですか?

前任者はいたのですが、ほとんどやっていない領域だったんです。最初は「どうすりゃいいんだろう(笑)」って、手探りで始めました。

―どんなふうに行ったのですか?

最初は先生方への声掛けのみ、これは失敗。次にチラシを作って「どんな保険なのか」アピールしてみたんです。これでもなかなか興味を持っていただけず、これも失敗。でも、めげない。校長先生に掛け合い続け、三度目の正直で説明会の実施に繋がり、これが1人ずつのお話の場に繋がっていったんです。

説明会は端的に要点だけ。30秒で終わらせよう。
アンケートはチェック項目だけ。10秒で回答できる内容で、その場で答えてもらおう。
興味があると回答いただけた先生方に絞って、改めてご提案してみよう!

このやり方に落ち着くまでは、何度も失敗し、その度にやり方を変えていきました。

でも、結果は、一番いい年で年間25件程度の新規のご契約(他代理店は平均年2~3件)。千葉教弘より3年連続・契約数1位をいただいたんです。

―とんでもない契約数ですね!

自分が行った工夫や成果は、自分自身の評価にも繋がっていく点は、とてもやりがいが大きい仕事だと感じています。なかには、他社の保険証券から切り替えていただけた先生もいて、これもまた自信になりましたね。いま、ほんとに仕事が楽しいんです。

―いいですね!

十分すぎるほど、家族との時間が取れています

―家族との時間は増えましたか?

十分すぎるほどに増えました。
なかには土日や遅い時間のアポイントを希望される方もいますが、都合のいい日を提案させていただいたりと自分自身でスケジュール調整ができるので、まったく気になりません。転職してよかったと、心から感じています。

―Tさんにとって、この仕事はどんなお仕事ですか?

難しいなぁ…。

(じっくり考えて)よくいうのは「安心の提供」ですよね。僕もそう思います。でも、商品によっては掛け捨て。言い方は悪いですが、くるかこないか分からない未来にお金を払い続けるのは、ある意味、ギャンブルにも思えるじゃないですか。

僕はこの仕事を、感謝されるためにやっているわけじゃないんです。でも、万が一のときに、感謝の声をいただく機会は多くあって。実際に、僕のお客様のなかにもその万が一に遭遇したお客様がもちろんいらっしゃり、保険があってよかったと感謝の言葉をいただけて。

飲食業のときにもありがとうはあったけど、その当時に感じられなかった「人生の助けになった、本当にありがとう。」という言葉は、命に関わる商品を扱っている、この保険の仕事でしか味わえないものなんじゃないかなと、心から思っています。

企業担当者の声

いまの彼を見ていると、自分で考え試行錯誤した取り組みが結果に繋がってきているので、仕事がきっと楽しくなっているんじゃないのかなぁと感じられる場面が多くあります。

実は2年目に入るちょっと前に「これで辞めてしまったとしても仕方がない…」と思いつつ、ちょっと強めに指導をしたことがあったんです。でも、彼はめげずに続けてくれた。自分を変えながら、行動をし続けてくれた。この結果が「いまの彼の姿」なんです。乗り越えたことは、嬉しく思います。
私自身の経験でもあるのですが、大企業だと規律を守りながら行う仕事も多くなり、そうもいかない部分もあると思います。当社の規模だからこそ、自分でやることの楽しみを彼自身が切り開き、仕事の楽しみに変えていくことができているとも感じます。

これからもやりがいを持って、やらされ仕事ではなく楽しく仕事へ取り組んでもらえると嬉しいですね!

(社長・広野)

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