株式会社日建住宅
諦めきれなかった、建築の仕事。

諦めきれなかった、建築の仕事。

U・Kさん(22)
2024年入社
前職:一般事務
現職:新築建売住宅の空間デザイン・管理

学校を出ないと就けないと思っていました。

ーUさんは、現在どんなお仕事をされているのですか?

自社ブランドの新築建売住宅「ブライトコートシリーズ」の空間やインテリア、エクステリアなどの企画職をしています。

ー設計とはまた別のポジション?

はい、設計スタッフが間取りの図面をつくり、それをもとに壁紙などの色や材質を決めたりする空間デザインの仕事です。

また、工事の段取りや必要な発注業務なども担当します。

ー2024年3月にご入社とのことですが、前職も建築の仕事を?

いえ、未経験から始めました。

ー前職は?

一般事務です。高校を卒業して、新卒で地元の会社に入社して、3年くらい続けていました。

ー事務から、住宅の企画へ。どういった経緯だったのでしょうか。

実は、昔から建築の仕事に憧れがありました。家具やインテリアのお店で、実際の部屋をイメージしたディスプレイを見るのが好きで、お部屋のコーディネートに興味がありました。

でも、地元にはそのような仕事ができる会社がなかなかなくて…。あと、建築の仕事は学校を出ていないと就けないんじゃないかと自分の中で思っていました。

ただ、事務として働きながら、やっぱり建築の仕事がしたいと思ったんです。そんな時に、無資格・未経験でも歓迎している、日建住宅の求人を見つけました。

ーそういう経緯だったのですね。最終的に日建住宅に入社を決めた理由は?

未経験でも始められるということが1番の理由ですが、この仕事は企画だけじゃなくて、実際に現場にも行って、完成まで見届けられるのが良いなって思いました。

企画は企画、管理は管理と分業されている会社も多いと思うのですが、一貫して携われることに魅力を感じました。

最初は「大人しい子だね」なんて言われていたけど…

ー入社後は、どんなお仕事から始めたのですか?

まずは、先輩の担当物件の補佐から始めました。一緒に現場に行って、家が出来上がるまでの流れや段取りの組み方について学びました。

それと同時に、早い段階でデザインにもチャレンジさせてもらいました。必ず先輩がチェックをしてくれるので、安心感がありましたね。

ー物件ごとのコンセプトは、どのように決めていくのですか?

当社のブライトコートシリーズは、「明るさ」と「大空間」が共通のコンセプトです。

それに加えて、例えば、ペットを飼っている世帯が多いエリアであれば、大型犬もゆとりをもって飼えるように土間(土足OKの屋内スペース)を大きくするなど、工夫も施しています。また、今まで当社の別の物件を購入されたり、内見されたお客様の声も取り入れています。

ー建築知識ゼロからだと、初めは大変じゃなかったですか?

もちろん覚えることは多いですね。

企画は、図面しかない状態で空間の色合いなどを決めていくので、その難しさも実感しました。企画の段階で「壁紙はこの色にしよう」と考えても、実際に現場に行ってみると「思ったよりも日が当たらないから、暗く感じるかも」「イメージしていたよりも狭いから、この色だと圧迫感があるかも」と考え直すことも…。1つ1つの経験を着実に自分のモノにしないとって、今も学んでいる真っ最中です。

ー工事の段取りなどは、どうやって覚えていったんですか?

その点は現場の職人さんが本当に親切に教えてくださいました。フレンドリーな方が多くて、沢山のことを相談させていただいています。

建築現場経験がない分、職人さんとのコミュニケーションも大切にしながら、工事を進めています。

ー職人さんと関わったりなど…色々な人と話すことは、緊張しなかったのですか?

緊張しましたよ!

初めは緊張しすぎて、「大人しい子だね」なんて言われていました(笑)。

ーやっぱり緊張しますよね。でも、すごい成長しているんじゃないですか?

はい、少しずつ自分の言葉で話せるようになってきたと思います。

あと、仕事で現場に外出することも、初めての経験でした。デスクワークと現場のバランスは自分で考える必要がありますが、自分の仕事も段取りを組むようになったので、その点は成長したかなって思います。

初めて住宅が売れたとき…嬉しくて泣きました。

ー住宅の購入を検討するお客様と関わることもあるのですか?

建売住宅が主なので頻度は少ないですが、施工中の段階で購入を決められるお客様もいらっしゃるので、その際はお客様の希望も取り入れながら壁紙やドアの色など検討します。

また、出来上がった後に、お客様と営業スタッフと一緒に点検の立ち会いをすることもあります。

ー実際に御社の住宅をご覧になったお客様の反応は、どんな感じなのでしょうか?

「建売住宅じゃないみたい」と驚いてもらえることが多いですね。

その言葉通り、当社の住宅は「注文住宅は予算オーバーだけど、デザインにも妥協したくない」というお客様に向けて企画されています。ゆとりある間取りと明るい空間にこだわり、建売住宅では珍しい、ラグジュアリーな造りが特徴なんです。

内見の際に、その場で購入を決めてくださるお客様が多くいらっしゃいます。

ー自分が初めて携わった住宅が売れたときのことは、覚えていますか?

はい、忘れられない出来事です。

物件が売れると、オフィスにある大型ディスプレイにパッと表示されてすぐに社内共有されるのですが、その時はオフィスで売れたことを知って…嬉しくて泣きました。

ー想像するだけで嬉しいです。周りも一緒に喜んでくれたんですか?

はい。みんなで喜びました。

ー協力して家を造るから、みんなで喜べるのは良いですね。

テンションが上がって、嬉しくなる瞬間は日常的に多いと思います。

現場に行くのが好き。

ー入社してもうすぐ1年(取材当時)。今後の目標は?

これからは、資格取得にもチャレンジしてみたいと思っています。

入社1年目は、とにかく仕事を覚えることを第一に考えていたので…。色彩検定やインテリアコーディネーターなど、興味のある資格は色々あります。

ースキルアップ。良いですね!

あと、いまはまだ、現場の大工さんなどに教わりながら仕事をしている状態です。今後は知識も経験も増やして、対等に意見交換ができるようになりたいと思っています。

ー現場に行くことは好き?

好きです。図面が実際に形になっていく過程を見られるのが勉強にもなるし、嬉しいですし。現場に行くことは本当に楽しいです。

ー活き活きと好きな仕事をしているのが伝わってきます。

はい。ブライトコートシリーズはおかげさまで人気で、売り出し中の物件が少なくなっている状況です。

最近はチームで、家造りのこだわりを維持しながら工期短縮を目指すための話し合いをしている最中で、まだまだ覚えることは沢山ありますが、とても充実しています。

ー仲間を募集するにあたり、最後に一言お願いします。

「家が好き」「家に興味がある」そんな方にとって、やりがいのある仕事をしていける環境です。

私自身もまったくの未経験から始めましたし、入社後にイチから仕事を覚えていけるので、安心して入ってきてほしいなと思います。

ーインタビュー、ありがとうございました。

企業担当者の声

未経験から入社をして、最初は覚えることも、緊張することも沢山あったと思います。その中でも、日々とても努力しているのが伝わってきますし、良い仕事をしてくれています。仕事の仕方なども、ちゃんと自分で考えて仕組みを作ったりなど、素晴らしいと思います。将来的にはチームをまとめてくれるような存在になってほしいなと期待していますが、まだ入社して1年。今はこの調子で、じっくりと成長していってくれたらいいなと思っています。(代表・宮澤より)

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