株式会社東洋コーポレーション
自分の可能性も、広がっている。

自分の可能性も、広がっている。

S・Mさん(24)
2023年入社
現職:不動産再生の企画営業

「空き家を生まれ変わらせる」という独特な事業に興味を持った。

ー新卒入社と伺いましたが、入社されてどのくらいですか?

もうすぐ2年になります。(取材当時)

ー不動産業界に絞って就活を?

いえ、特に業界で絞っていたわけではなくて、自分が「面白そう」と思える会社や事業を探していました。

ー東洋コーポレーションに興味を持ったのは、どういった点だったのですか?

不動産業界と聞くと、不動産仲介の仕事を真っ先にイメージしていたのですが、その中で「空き家の買い取り・再販売」という事業は独特だなと思いました。物件の買い取りからリフォーム・リノベーション、販売まで自社で一貫して行っているのも、自分から動くことができて、やりがいがありそうだなって。

私が大学生の頃はSDGs(持続可能な開発目標)が世の中に浸透していった時期でもあり、空き家の再生は環境問題や綺麗な街並みの実現にも貢献できるものだと知って、その社会貢献性にも惹かれました。

ーなるほど。選考を通して、最終的に入社しようと思った決め手は何かありましたか?

面接で、女性の先輩社員さんとお話ができて、営業職でも男女問わず活躍されていることを知りました。

その点も、働きやすそうで良いなと感じました。

1人暮らしもしたことがなかったんです。

ー物件の仕入れは、どんなふうに行うのですか?

大きくは2パターンあって、1つはレインズ(※)というサイトで物件を探して、内見申し込みをして、購入を決める方法。もう1つは、裁判所が公開している競売物件情報から入札する方法です。後者は買取後まで内見ができないので、写真や間取りの情報をもとにリフォーム・リノベーションの計画や再販売の価格などを考えていきます。

(※)不動産流通機構が運営しているネットワークシステム

ー相当覚えることも多かったんじゃないですか?

そうですね。今も学んでいる最中です。

この仕事を実際にやってみると、不動産知識だけじゃなくて、リフォーム・リノベーション費用の見積りにおける建築知識や、税金、法律に関わる知識など、色々なことを知る必要があるんだなと実感しました。

ー学生時代に、宅建などの勉強をしたことがあったのですか?

いえ、宅建の存在は知っていたけれど、勉強したことはありませんでした。

1人暮らしの経験もなかったので、不動産会社に行ったことすらなかったんです。本当に、入社後にイチから学びました。

ーどういうステップで仕事を覚えていったのですか?

最初は先輩にくっついて物件を見に行ったり、契約業務を一緒にやらせてもらいながら、覚えていきました。

ー入社前と入社後で、何かギャップに感じたことはありますか?

思ったよりも早い段階で担当物件を持ったのが、良くも悪くもギャップだったかもしれません。

販売の際に、お客様から住宅ローンや金利などについて質問をされると、毎回ドキドキしていました。ただ、担当を持ったからといって全部を1人でやるというわけではないので、すぐに先輩や社長に相談をして、アドバイスしてもらいながら乗り越えてきました。

物件に直接行くことも多くて、初めは車の運転も慣れなくて緊張していたんです。でも、「やるしかない!」と思ったら、いつの間にか慣れてきて。担当物件を持ったからこそ、自分主体で動けるようになったので、良いことでもあるのかなと感じています。

ー車の運転の緊張…すごくわかります。

今では、マイカーを購入して車通勤していますよ。(笑)

「ここは売れる!」と信じた物件が、あっという間に売れたときの高揚感

ー仕入れる物件は、どんな視点で選ぶのですか?

価格はもちろんですが、最終的に購入されるお客様がこの物件を見てどう思うか?という視点を大事にしています。また、リフォーム・リノベーション次第で化ける物件もあるので、色々な角度からその物件のポテンシャルを判断していきます。

ーリフォーム・リノベーションについては、営業でどこまで考えるんですか?

大まかな方向性を考えることもありますが、詳しいリフォーム内容は建築部門のスタッフにバトンタッチします。営業は、リフォーム・リノベーションの予算も含めて、販売戦略を練るのが役割です。

ー例えば、地域の特徴なども考えて、リフォーム・リノベーションの方向性を決めたりもするのですか?

そうです。たとえば、車を使う人が多い地域であれば、駐車スペースを広くするなどの工事を行うこともあります。

ー地域によってニーズを考えたり…奥が深いですね。

本当に、そう思います。仕入れるときも、物件だけでなく、地域の未来を予測してみたり、業界のトレンドを読み取ったり、総合的に判断していきます。

だから、色々なことに興味を持てる人が、この仕事にピッタリなんじゃないかなと思います。

ー仕事をしていて、最も嬉しい瞬間はどんなときですか?

それはもう、自分が「ここは売れる!」と信じていた物件が、読み通りすぐに売れたときです。思わずガッツポーズしたくなります。自分が初めて担当した物件もすぐに売れたんです。あのときも、すごく嬉しかったです。

あと、自分の知識が増えたと実感できたとき。たとえばお客様から住宅ローンの相談を受けて、ペアローンなどの他の選択肢を提示して、お客様の力になれたときに、知識が増えたからこそ提案ができたなぁと感じました。

プライベートも充実しています。

ー会社の好きなところはどんなところですか?

若い社員も多くて活気がありますし、人間関係で困らないところが好きですね。

入社前は、不動産業界って競争社会というか、そんなイメージを持っていたんです。でも、当社は歩合制ではないので、協力する風土が根付いていると感じます。普段の仕事でも、いつでも相談ができるし、ダブルチェックも嫌な顔ひとつせずに引き受けてくれる先輩ばかりで。不動産のイメージ、覆りました。

ー良いですね。ワークライフバランスはいかがですか?

お休みは完全週休二日ですし、ちゃんとプライベートも充実していますよ。

ー御社のお休みは、火曜・水曜ですが、平日休みに抵抗はなかった?

私はむしろ平日休みが良かったんです。土日はどこに行っても混んでいるし、平日の方が出かけやすいなって。

有給休暇も取りやすいし、季節の長期連休もあるので、土日休みの友人とも予定を立てられます。最近は、4泊5日で韓国旅行にも行ってきました。

ー韓国!いいですね。

また近々行きたいなぁ。

ーインタビューもあと少しとなりましたが、最後に今後の目標を教えてください。

まずは、宅建に合格すること!いま、勉強しています。ファイナンシャルプランナーにも興味がありますね。

あとは、今後後輩が入ってきたときに、育成にも携わりたいと思っています。私が先輩に教えてもらったように、後輩をサポートしたいと思っていますし、同期や先輩からも頼ってもらえるような存在になりたいです。

企業担当者の声

Sさんは、普段から積極的に社長に相談しに行き、社長の知識や経験から学んでいる姿がよく見られます。その努力の甲斐もあってメキメキ成長していますし、安心して見ていられる自慢の社員の1人です。今後期待することとすれば、まずはポジションとしては主任を目指して、後輩の育成にも携わっていただきたいです。宅建の試験もSさんならきっと大丈夫。(取締役より)

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