株式会社イノテック
好きな業界でキャリアも生活スタイルも変えていった

好きな業界でキャリアも生活スタイルも変えていった

I・Yさん(33歳)
2024年入社
前職:水道設備の施工スタッフ
現職:設備工事の施工管理

「いつか施工管理になりたい」という目標が、思ったより早く実現した

―Iさんのこれまでの経歴を教えてください

小型クレーンを造っている会社で製造の仕事をしていました。
その次に、水道設備の施工スタッフを2社経験し、イノテックで4社目になります。

―どういったキッカケで転職をされたんでしょうか?

1社目は7年ほど勤めましたが、後輩も育ち、同じ仕事の繰り返しに飽きてしまったことが大きな理由です。
次のステップに設備の仕事を選んだのは、妻が水道設備会社(奥様は図面作成を担当)に勤めており、妻の仕事の話を聞くうちに「面白そうだな」と興味を持ち、飛び込んだのがキッカケです。

―やってみてどうでした?

大好きな仕事になりました。
図面を見て配管の長さや継手を予想し、現場で答え合わせをする。イレギュラーが起きれば腕の見せ所。常に新しいことができるのが自分に合っていました。また、扱っている商材が自分たちの生活にも密着しているものなので、自分の仕事が誰かの役に立つ実感が持てるのも魅力に感じました。

―聞いていると「なぜ転職を?」と不思議に思います

息子が入っている少年野球チームの監督を頼まれたことがキッカケです。もともとコーチとして携わっていましたが、前任の監督から声をかけられ、「設備業界で土日休みの仕事」であることを条件に転職を考え始めました。

とはいえ大好きな仕事でしたので前任の監督には「いい会社が見つかったら引き受けます」というような返事だったのですが、同業界かつ自宅から通いやすい場所にあるイノテックに出会ってしまって(笑)社長に働き方の相談をしたら快く受け入れてもらえたことが、決め手になりました。

大変なくらいが楽しいんです

―施工管理の仕事は実際にやってみてどうでしたか?

施工スタッフとは異なる責任の重さに、最初は不安ばかりでした。特に、申請書類の書類作成は全く経験がなかったので、とにかく上司や社長、取引先の担当者さんに確認をし、助けてもらいながら1つずつ覚えていきました。

―業界経験があっても、ずっと現場でしたもんね

ただ、それでも活かせる経験は多くありました。

―例えば?

図面を作成するとき、「この図面じゃ作業しにくい」と職人目線で判断できるので、やり手の気持ちを考えたルートを工夫できます。また、前職は水道工事のみでしたが、現場ではその場全体を仕切っている建築会社の施工管理の方と話す機会もあったので、色々な会社の方とのコミュニケーションの取り方は活かせています。

施工スタッフから施工管理になり、1つの作業に集中する立場から、全体を見て指示を出す立場へ。分野や会社を超えて、状況を把握しながら作業指示や材料手配を進めることが求められますが、「なんとなく分かる」感覚が自分の強みになっていると感じます。

また、管理とはいえ現場作業ができるのも僕の強みです。時間があるときは「これならできそう」と思う作業を、職人さんと一緒に進めることもあります。施工はいまでも大好きなので、こうした自由度のある環境で働けるのは嬉しいですね。

―なるほど

繰り返しになりますが、漠然と考えていた「いつか施工管理にステップアップする」という目標が、自分の想像より早いタイミングで来ただけなんです。いまはこの仕事にやりがいを感じながら、自分1人で大きな現場を任されることを目標にしています。

謙虚でいること、学び続けることが大事

―協力会社の皆さんとの関係性は?

現場で施工スタッフ(職人)の皆さんには、いまもたくさん助けてもらっています。
エリアによっては「今回もよろしくお願いします」と顔馴染みの方も増え、イノテックに入社して一番最初に任された現場で施工をしてくれた協力会社の職人さん達とは、定期的にご飯を食べに行く仲です。

―いい関係性ですね

感謝を伝え続けたい大切な職人さんたちです。

―最初の案件はどんな案件だったのですか?

中学校の受水槽の改修(交換)工事でした。
慣れない現場で段取りが手探り状態だったことに加え、官公庁案件のため提出書類も多く、とにかくあたふたしてしまったんです。そんな中、材料手配を協力してもらえたこと、そして、作業をスピーディーかつ丁寧に進めてくれたことには本当に助けられました。
彼らがいなかったら、現場を無事に終えることはできなかったと思うほど助けていただきました。

―仕事を行う上で意識していることはありますか?

分からないことは、一人で悩みすぎず上司に相談することです。
まずは自分で調べるのは当たり前ですが、それでも分からなかったら上司に電話、ですね。1人で悶々と考え続けるより、なるべく早く解決させて他の作業をはじめた方が現場も円滑に進みますし、悩みすぎないことは意識しています。

もう1つは「お願いする側」であることを忘れないことです。
指示する側ではあるものの、実際に手を動かしたり、急なトラブル対応があった際に助けてくれるのも職人の皆さん。その姿勢を大切にし、感謝の気持ちを伝えるようにしています。

1人で任せてもらえる現場も増えてきましたが、まだ経験が浅いので、現場で関わる皆さんには「分からないことも多く、ご迷惑をおかけするかもしれません」と挨拶するようにしています。分かったふりをするのが一番ダメ。助けてもらうことも多いですが、常に謙虚な姿勢で学び続けています。

友達のように話してくれるあったかい職場

―会社の雰囲気はどうですか?

社長も上司も、本当に優しい方ばかりです。
施工管理の上司は、現場で分からないことがあって電話すると「ごめん、俺もすぐには分からない。調べてみるからちょっと待って!」と、一緒に考え、調べてくれます。「新しいことを知るいい機会だった」と前向きに言ってくれる上司もいて、とても安心して頼れる環境があります。

普段は直行直帰ですが、事務所に寄ったときには、営業スタッフや社長と、遊びの話や野球の話など何気ない会話で盛り上がることも多いです。みんなとは少し年齢が離れていますが、気軽に話せる環境があり、とても働きやすいです。

過去の職場で上司との関係に悩んだ経験がある方や、人間関係を重視する方にとって、イノテックはとてもいい環境だと自信をもって言えます。

―野球の監督業も順調ですか?

2年目となり、順調です。
仕事のスケジュールを自分で調整できることや、いまは融通を利かせてもらっているので、完全土日祝休みで働いています。残業がほとんどないので、土日の監督業以外でも、息子たちの夜練にも付き合っています。パパ業も順調です(笑)

監督を退任したら仕事量をもっと上げていこうかなと思っていますが、転職して子どもたちと過ごす時間が圧倒的に増えました!

―最後にこれから応募を検討されている方へメッセージをお願いします

自分は業界経験があっての転職ですが、これから頑張るぞという気持ちさえあれば、施工管理を全くやったことのない方でも「できるように成長していける会社」だと思います。イノテックは、社長を中心に自分事のように助けてくれる社員、協力会社の皆さんたちも優しい人ばかりです。
本当に自信をもって「良いよ!」とお勧めできる会社です。ぜひ、一緒に働きましょう!

―本日はありがとうございました

企業担当者の声

「優しそうな方だな」というのが、Iさんの第一印象でした。入社後も真面目に一生懸命取り組んでくれています。
私も息子が野球をしていたので、Iさんとその話で盛り上がることも多いです。

上司のフォローを受けながらも、少しずつ一人で担当する現場が増えてきましたが、今後も大小さまざまな現場を任せていきたいと考えています。まずは1つの現場を最初から最後まで、一人でやり遂げることを目標に頑張ってほしいですね。

代表・井上より

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