CPS機電株式会社
電気知識ゼロからのスタート。だからこそ成長が楽しい!

電気知識ゼロからのスタート。だからこそ成長が楽しい!

H・Mさん(47歳)
2019年入社
前職:スポーツクラブの受付
現職:受変電設備・制御盤の営業

接客経験を活かして、初めての法人営業に。

―Hさんは、いつご入社されたのですか?

2019年に入社したので、6年前です。

―前職は?

スポーツクラブでの受付を、5年ほどやっていました。

―どうして転職をしようと思ったのですか?

私はシングルマザーで、2人の息子を育てているのですが、当時はなかなか正社員での仕事が見つからなくて。スポーツクラブの仕事もパート勤務でした。

週6日必死に働き、やりがいも感じていましたが、やっぱり正社員で働きたいなという気持ちがありました。そんなときに、たまたま知り合いだった横山社長が「営業で募集してるよ」と誘ってくださったんです。

―業界はガラッと異なると思いますが、いずれも未経験で?

はい、電気についてはゼロからのスタートです。営業という仕事自体も、初めてです。

ただ、元々子供服のお店で店長をしていたことがあって、ずっと接客に携わってきました。人と話すことは好きなので、チャレンジしてみることに決めました。

電気の知識をつけることが、何よりも大変でした。

―営業のお仕事内容を教えてください

お客様先の受変電設備の入れ替え、修繕、建物内の照明交換など、電気工事の提案と受注をしています。

受変電設備は、簡単にいうと住宅にあるブレーカーの超・大型バージョンです。キュービクルという大きな箱に入っていることが多く、建物の外や地下に設置されています。

―とても専門的ですね

そうなんです。電気知識ゼロからのスタートだったので、最初は知識を覚えることにすごく苦労しました。

―どうやって覚えていったのですか?

電気工事の現場に足を運んで、作業を手伝わせてもらうなどして、実際の工事を見ながら覚えていきました。現場に行かないと、どんな材料があるかも覚えられないし、それがわからないと工事の見積もりも作れないんです。

電気に関わる用語も全然知らなかったので…お客様との話についていくのが大変でした。そのため、初めのうちは、お客様のご要望を聞いて「わかる人に聞きます」と持ち帰り、先輩社員に確認しながら仕事を進めていました。

―努力されたんですね

現場に行かないと、わからないままですからね。

一昨年、やっと第二種電気工事士の資格にも合格できました。試験前は、会社の工場で実技試験の練習をさせてもらったりして、周りの社員が親身になって教えてくれたので、すごく感謝しています。

覚えることは大変でしたが、知識が増えてくると、仕事にやりがいを感じるようになりました。

―どんなときに?

お客様との打ち合わせで、少しずつ提案ができるようになったんです。

知識が足りないときは「確認します」と持ち帰ることしかできず、曖昧な知識で話してしまって反省したり、落ち込んだりすることもありました。でも、学び続けている中で、「こういう配線のルートはいかがですか?」とアドバイスできるようになったり、天井から通すか、地下から通すかなど、専門的な話がわかるようになってきました。

現場に通ったことで、知識だけでなく、そこで作業する方々の大変さもわかり、少しでも力になりたいと思うようになりました。営業もそうですが、第二種電気工事士も取ったので、現場でも何か戦力になれればと思っています。

―電気の知識が増えると、日常の景色も変わりました?

そうですね、出かけたときに「あの配線どうなっているんだろう?」なんて考えること、ありますよ。
この仕事をする前は、まったく目につかないというか、電気について考えたこともなかったので、大きな変化です。

自宅の照明を変えたりとか、本当はもっと自分で色々やりたいんですよね。賃貸だから、我慢していますが…(笑)

お客様と仲良くなる秘訣は「元気と笑顔」

―仕事をしていて、嬉しいと感じるのはどんなときですか?

営業なので、やっぱり仕事を受注できたときですね。特に飛び込み営業で、名刺と会社案内を置いてきた先からご連絡いただけたときはすごく嬉しいですね。

―飛び込み営業もされているんですね。抵抗はなかったのですか?

全然。飛び込みなので「断られてもいいや」という気持ちで臨みますし、むしろプレッシャーは少ないです。

もちろん闇雲に飛び込むのではなくて、別の用事で工業団地などに行った際に、外に置いてある設備が古そうだなと感じたら、声をかけて名刺と会社案内をお渡しするなど、無理のない範囲で行っています。

それで実際に連絡がきたら…、自分で開拓した分、「やった!」という気持ちも大きいです。

―お客様はどんな点で、御社を選ばれることが多いのですか?

高齢化や人手不足が理由で、事業を縮小したり、撤退してしまう電気工事会社が増えている背景もあり「ずっと同じところにお願いをしてきたので、次はどうしようか困っていたんです」とご連絡いただくこともあります。

また、当社は受変電設備の製作から設置工事まで一貫してできるので、この点も提案するうえで大きな強みになっています。

―Hさんは営業するうえで、どんなことを大切にされているのですか?

それはもう…「笑顔と元気」です!私からこの2つを取ったら、何もないといっても過言ではありません(笑)

あとは、素早い対応です。何かあれば、すぐに電気に詳しい社員に確認するなど、お客様に安心いただける対応を心がけています。いずれも、前職から大切にしていることと共通していますね。

「人の良さ」こそ続けられる理由

―Hさんにとって、御社で仕事を続けられる理由は何だと思いますか?

電気の勉強は本当に終わりがないので…常に新しい発見があって、飽きがこないことですかね。まだまだ、成長していけると思います。

子どもたちを養っていかなきゃいけないですし、今は営業が私1人なので、少なからずプレッシャーもありますが、頑張りはしっかりと評価してもらえますし、何より社長をはじめ社員同士が仲が良いことも、安心して仕事を続けられる理由だと思います。

―たしかに、皆さん雰囲気が良いですよね

営業は1人といえど、1人で仕事をしている感覚はまったくありません。技術的なことは、設計や製作の社員がいつでも相談に乗ってくれて、社内では事務の社員も支えてくれています。

お客様にも恵まれていて、親切な方がとても多いです。「今はお願いする仕事がないの、ごめんね…。何かあればすぐに連絡するからね!」なんて、お断りのときの言い方もすごく優しかったりして…(笑)

―Hさんの人柄あってこそかもしれませんね

お客様との接し方も、なるべく営業っぽくならないように意識しています。「提案しにきました!」ではなく「近くにきたので寄ってみました」というイメージで、お客様にとって親しみやすい存在になることが、私の営業スタイルかもしれません。

―今後の目標は?

既存のお客様も大切にしつつ、新規開拓も頑張りたいと思っています。もっと多くの会社に、CPS機電を知っていただきたいです。

―最後に、インタビューを読んでくださっている方にメッセージをお願いします

私もまったくの未経験で始めたので、電気の知識がない方でも、安心して入っていただけます。
覚えることは多くて、向上心も必要ですが、だからこそ新しいチャレンジがしたい方、成長したい方にとってはぴったりの環境だと思いますよ。

企業担当者の声

「元気・笑顔」がモットーとあるように、明るい性格と親しみやすさで人と打ち解けることが得意なHさん。ただ、電気の知識については、入社してしばらくはとても苦労していましたね。先輩社員に頼りながら仕事をしていく中で、途中で「このままでいいのか?」と気がつき、現場に足繁く通って、努力して学んでいた姿を思い出します。あのとき、諦めなかったことが、現在の活躍にも繋がっているのだと思います。

近い将来、営業の新しい仲間が入ったときには、後輩の育成やサポートを通じて、さらに輝く社員になってほしいなと思っています。

(社長・横山より)

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