「色んな車両を自分でいじれたら楽しいだろうな」入社の動機は仕事内容へのワクワク感
F.Kさん
(男性 / 36歳)
- Before
- ディーラーでの整備士
- After
- 建設車両の整備士
記事の目次
家族・子どもとの時間を大切にしたい。パパ整備士が求めたのは土日休みの会社
これまでの経歴を教えてください。
前職は自動車ディーラーで整備士でした。扱う車両は異なりますが、同職種からの転職です。なので、この仕事でのキャリアは前職で10年ほど、新光重機には4年前に入社したので、キャリアとしては14年になります。
前職は10年ほど勤められたとのことですが、なぜ転職しようと思ったのですか?
家族との時間を増やすためですね。ディーラー勤務時代の勤務形態は土日出勤の平日休み。私には子どもがいるのですが、平日休みですとなかなか遊びにも連れていってあげられなくて…。
なので、転職活動としては、土日休みの企業(もしくは休みが柔軟にとれる企業)を軸に行っていました。
新光重機が行っていた「1日体験入社」。この体験をキッカケに、入社意欲が高まりました
転職活動はどのようにすすめたのですか?
無職期間が発生するのは少し抵抗があり、平日休みを利用して、面談・面接を行っていました。まず利用したのは、大手人材会社が行っているエージェント。最初は色んな職種を見ていたので何社か紹介いただいたのですが、勤務地は都内エリアばかり…。私が次に行くうえで大切にしたかったのは「自分自身の時間・家族との時間」でした。都内まで毎日時間をかけて通うのは現実的ではなく、なかなか進展しなくて。
検索方法を変えようと思い「千葉 就職」で検索をしたところ、ちばキャリを見つけたんです。
ここでも最初は職種を絞らずに、工場での仕事や配送など異業種の仕事も見ていました。けど、10年のキャリアを捨てて「別の仕事を未経験で始めるのか?」と思うと、資格もないので自信もなく「できないかも」という気持ちが強くなってしまったんです。であれば、自分は前職や専門学校時代に、自動車整備士・自動車検査員・溶接・板金・塗装・大型特殊免許など、自動車に関する資格を複数取っていたので、「やっぱりこの資格を活かして働いてみよう」という気持ちになりました。
元々ディーラーでの整備士も仕事が嫌いで辞めたい訳ではなかったので、だったら好きなものに対して「もっとスキルを伸ばしたい」「同じメーカーの自動車だけでなくて、もっと色んな種類の車両整備に挑戦してみたいな」と思って自分自身がスキルアップできそうな会社への転職も考え始めました。
悩みながらの1年間の転職活動だったんですね。
そうですね。ちばキャリを利用し始めて見つけたのが、新光重機でした。
建設車両の整備士募集という文字を見て「資格を活かせる上で、色んな車両をいじれそう」という印象を持ったんです。その中で求人を見ていくと「1日体験入社」という文言を見つけ、職場の雰囲気を掴める+仕事のイメージを持てると思い「とりあえず応募してみよう」と思いました。
体験入社前と後ではイメージは変わりましたか?
最初はやっぱり「重機は大変そうかな」や「建設車両なので、イメージ的に汚れそうだし、重い機材なんかもあるのかな…」って正直マイナスイメージだったんです。行ってみないと分からないと思いつつも、入社はしないんだろうなっと思っていました。
でも、体験後に感じたのは「意外と自分でもやれそう」だってこと。そして、建設業界のイメージから整備士もオラオラ系の方を想像していたのですが、話してみると気さくな方が多くて!職場の雰囲気も良かったですし、ダラダラとはせずにしっかりと時間を意識して仕事をしている様子も見えて、「自分が求めていた環境に近い」と思い「新光重機に入社したい」という気持ちに変わったんです。
「分からないことがあることが楽しい!」それが続けていられる大きな理由です
実際に建設車両の整備をしてみて、難しさや楽しさなどあれば教えてください
いままで触れていた自動車とはジャンルが違うということが慣れるまでは大変でしたね。部品の1つとっても重さやサイズ感が数十倍になっているものもありましたしね。また、自分が建設車両を動かした経験がないのも、この部品や装置がどんな働き(動き方)をするのかなかなかイメージできていなかったので、なんとなく「これは、こう動くんだろうな」という想像だけでやるのが少し難しかった気がします。
でも、難しいより圧倒的に「分からないことがあるのが楽しい」「新しい知識を覚えるのが楽しい」という気持ちが強くて。新光重機で扱っている車両数が多いという点にも関係してきますね。この業界に入って「この作業だけに使う車があったんだ」という新しい発見もありましたしね。
働き出して4年経ちますが、まだ触ったことのない車両はたくさんありますし、どんどん新しい車両が追加されていくので、本当に飽きの来ない仕事だなとも感じます!自分が初めて触れる車両でも、周りの整備士が点検経験を持っていれば教えてもらえますし、各メーカーにはサービス担当者がいるので、お手上げ状態の時はメーカーの方に聞いてもらったりなど「知らないことはすぐに解決できる」環境もいいと思いますね。
「まずはやってみる」その姿勢があれば、ほんとに楽しめると思いますよ!
最近入社した新人さんも、自分と同じようにディーラーからの転職者なのですが、周りに聞いてみると自動車整備⇒建設車両整備に転職してきた方は多いように感じますね。もちろん、全くの未経験スタートの方もいるのですが、教育制度がしっかりと整っていたり、マイペースながらも教えるのが好きな先輩も多かったりと、はじめやすい仕事だと思います。
前職も整備士でしたが、他に変わった点などありますか?
出張整備があることですね。長期の建設現場にレンタルしている車両があると、その現場にいって修理や定期点検(オイル交換など)を行うことも当社では行っています。
場所は関東を中心に県内外様々、長期現場数にもよるのでそんなに頻繁にはないですが、ずっと工場に缶詰で仕事をするわけではないので「いい意味で仕事でも息抜きができる」というように感じていますね。ほとんどが日帰り出張なのですが、「現地でのお昼ご飯なにたべようかなぁ」「家族になにかお土産買っていってあげようかなぁ」なんて、ちょっとドライブ気分にもなれたり(笑)
また、応援で近隣の営業所に行くことも時々あり、それも「いつもと働く人が違う新鮮さ」もあって、私は結構楽しみながらやっていますね。
私がいま配属されているのは千葉営業所なのですが、配属先を含め新光重機では20~30代の整備士が多いように感じます。他営業所にヘルプに行ったときにも同世代が多いので、話も自然に盛り上がるように感じます。また、整備士という仕事が専門仕事であるということもあって、ほとんどが「自動車、バイク、機械いじり」などが好きという何かしらの共通点があって、それがコミュニケーションの取りやすい・馴染みやすい理由でもあると思いますね。
職場環境もかなり良さそうに感じますね!
資格取得支援にもかなり力を入れているので、入社してから特殊車両系の資格(ユンボ・高所作業者・クレーン操作など)も取得させて頂きましたね。あと、建設機械整備士の2級もです。元々自分は大型特殊を持っていたので、定年後などにも資格を活かして働きたいと思った時に、かなり幅広く活躍できると、自分でも感じちゃいますね。
建設機械整備士の資格取得時に学科は独学で勉強したのですが、実技試験前に試験を受ける人が本社に集まって実技練習をする機会があって。こういった対策をしてくれたのも、きちんと資格支援を金銭的な面以外でも行ってくれる会社なんだと、驚きましたね。また、こういった試験対策も当たり前に業務内でやってくれるのも好きですね。
働きやすさでいうと、対個人ではなく、対法人で動いているので、土日休みがしっかりとれたり有給も取りやすかったりと、きちんと自分・家族との時間も大事にすることができていますね。
今後の目標は?
もっと知識を身につけて、上級資格取得ですね!技術職である以上、資格取得は自分のスキルアピールにもなるので、どんどんスキルアップはしていきたいですね!
ありがとうございました。
上司の声
私はFさんが入社して1年半ほどして出会いました。重機の整備は未経験からのスタートと聞いていましたが、元々の彼のまじめな性格もあり「1年半でこんなにできるのか」と感じたのを覚えています。
お互いラーメン好きということもあってよく彼とご飯に行くのですが、仕事の話以外もたくさんしてくれますし、そういった意味では、仕事とプライベートのオンオフがしっかりとできる方だなぁっと感じることも多いですね!
これから目指してもらいたいのは、私の補佐(工場長補佐)としてのスキルアップです。
現在行っている整備だけでなく、工場全体の業務なども出来るように育てていきたいですし、ぜひ出来るようになってほしいですね。
企業情報
- 会社名
- 新光重機株式会社
- 事業内容
- 建設機械レンタル及び足場請負工事
- 求人情報
- 求人サイトでチェック!
この記事に似ている記事
早期退社だったので転職理由を聞かれるのが不安でした。でも、自分の言葉で面接できたのが「チッタ」だったんです。
建築業界を目指したキッカケは「モデルハウスへ行くことが好きだった思い出」。会話メインの雰囲気が「この会社で働きたい」と決め手になり、夢であった注文住宅の設計へ。初めて担当したお客様について、会社の雰囲気、初めての転職だから悩んだことなどを、まとめてご紹介。
続きを読む
B.Mさん(26歳)
- Before
- 都市計画コンサルタント
- After
- 住宅設計
研修の多さに感謝。知識が増えやりたいことが見えてきた、第二新卒での未経験転職
「エンジニア」という言葉は、業界によって仕事内容が異なることを痛感した新卒時代。仕事を知り、やりたいことを再確認し、いざ転職へ。「やりたい仕事へ応募しないで後悔するより、ダメ元で応募をしてチャンスを掴めばいい」と自分のスキルより少し背伸びをする形で応募へ。やりたい気持ちをアピール、そして自分自身も行動へ。スキルアップ転職を叶えたTさんへのインタビュー
続きを読む
T.Sさん(26歳)
- Before
- 医療機関のIT機器のサービスエンジニア
- After
- 社内システムの運用保守