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前職からは200万、入社2年で100万以上年収UP■それだけ評価・還元される環境がある

K.Aさん
(男性 / 29歳)

K.Aさん お写真
Before
オフィス内の電気通信工事の施工管理
After
工業炉の作業スタッフ・施工管理補佐

記事の目次

新卒で選んだのは電気工事士、仕事で扱っていたCADに興味を持ち転職へ

これまでの経歴を教えてください

新卒で入ったのは都内にあるオフィス周りの電気工事を行っている会社。特に仕事にこだわりがあったわけではないのですが、大学のキャリアセンターにきていた求人募集から何社か面接を受けていて、その中で一番最初に内定をいただいた、というのがキッカケです。

受けた企業は業界も職種もバラバラですか?

バラバラで、固定の業界ではなかったです。ただ、この会社を選んだ理由としては、オフィスやビルなどの指紋認証(セキュリティ工事)をやっていたりと、ちょっと興味があったことですね。

何年勤めていたのですか?

4年です。

どうして転職しようと思ったのですか?

1つめは、電気工事の際にきちんと設置するために図面を見て行うのですが、その時にCADをちょっとだけかじって。実務では図面の見方しか覚えない程度だったのですが「なんか面白そうだな。CADをかけたらカッコイイんだろうな、CADを使った仕事をしたいな」と思うようになって、実際に行動に移そうと思いました。

2つめは、職場環境の改善です。千葉にある自宅から都内への通勤でしたので片道1時間30分、加えて現場への移動時間もあり結構大変で。また、休日出勤の多さ、あとはこういった職場環境なのに4年間での昇給は1万程度…年収も300万円に届かない金額だったので、休日返上して働いている環境にしては待遇が合わないと感じるようになり転職を決意しました。

1年間ポリテクセンターで勉強、そして転職活動へ

在職中に転職活動はされたのですか?

したい気持ちはあったのですが、CADについて全く知らない状態での転職は厳しいと自分でも感じていました。「1回CADについて勉強しないと」と思っていたことや、正直面接に行く時間もなかったので、動き出したのは退職してからになります。

退職後はスキルを身につけようと、ポリテクセンターに通い製造分野のCADを専攻、1年間かけて技術を学びました。幸い実家から通っていたので、両親には頼ってしまいますが生活面での不安は少ないからこそ時間をかけて学ぼうという選択ができましたね。

なんで製造分野を選んだのですか?

モノづくりをしたいという興味から、機械製造などに興味があったというのが選んだキッカケです。専攻には建築CADもあったのですが、住宅ではない製造系のモノづくりをしたいと思いました。

学んだあと転職活動はどのように進めたのですか?

大手求人サイトも見たのですが千葉の求人が少ないなという印象をもち、どうしても千葉で働きたかったので「千葉 転職」でインターネットで検索、そこでちばキャリを見つけました。

ちばキャリの利用理由はやっぱり「千葉で働ける求人特化」という部分です。

何社くらい応募をしたのですか?

正確には覚えていないのですが、6社ほどです。休みなどにはこだわらず、製造業を行っている会社で「未経験歓迎・CAD募集」をしている求人を中心に応募をしました。

想像はしていましたが、やっぱり現実は厳しくて。ちょっとは学んできたつもりでしたが、専門スキルを必要とする業界・仕事なぶん、ほとんどの会社は書類選考で不採用。面接まで行ったのは2社のみ。未経験の壁を感じました…

正直「未経験歓迎なのに落とすのかよ!」って思うこともありましたよ(笑)
でも、履歴書を見たときにやっぱりCADだけでなく、同じ未経験でも応募した会社の専門分野(電気系や機械系など)を高専・大学などで学んでいた子には知識で劣ってしまいますし、ちょっとだけ自信を無くしながらの転職活動でした。

あとこれは自分もちょっと欲が出ていた部分ですが、正社員であること+未経験だけど前職よりは給与をあげたいという想いもあって。給与面にもこだわりたく自分自身でハードルを上げていた部分もあり、、、難しいんですけどね。

面接をした1社がサン技研ですか?

そうです。面接を受けたのはサン技研と液晶モニターを設計している会社の2社です。

サン技研に決めたキッカケはなんだったんですか?

自宅から近いエリアであったことと、目指していた業界からは少し変わってしまいますが、面接当日に内定をいただけたことが大きいですね。自信を無くしている状態だったので「内定をいただけた」ということで、気持ち的に救われた部分もありました。

また、自分自身とても面接に対して苦手意識があって。何回も面接がある、面接時に相手方の人数が多い会社よりは、1回で判断してくれた方がいいなと思っていて。どんな風に選考されるかは気にしていたので、求人でも選考フローの確認はしちゃいました。

その点ではサン技研は、社長と1対1の面接かつ1回のみ。社長との面接ということでの緊張感はありましたが苦手意識のある状況ではなかったぶん、落ち着いて話せたり気になっていたことを聞けたり、社長からは仕事のこと・働き方など丁寧に説明していただき、自分でも納得感を持ったうえで、「よろしくお願いします」という返事が出せました。

もう1点大きかったのが、未経験ながらも「前職の給与と、社会人経験が4年あるということを考慮」してくれるなど、年齢・社会人経験にそった給与設定をしてくれて。初月から前職の給与を上回った金額をいただけたのは嬉しかったですね。

現在は勉強のために前職を活かして現場メイン。ゆくゆくは設計にもチャレンジしたく奮闘中

いまのお仕事はどんなことをやっているですか?

入社して1ヶ月ほどは設計(CAD)での業務をメイン。未経験でもチャレンジをさせていただいていました。ですが、高いスキルを求められる当社でまったくの未経験でスキルのほとんどなかった自分でもできる案件が少ないこと、設計スタッフも現場にいってクライアントさんと打ち合わせを行うのですが、自分は業界も現場も知らないので「知識不足」という点で、最初の壁にぶつかりました。

その時に社長より「設計をするためにもまずは知識を身につけること、そして前職での施工管理経験を活かして現場に出てみないか」という言葉をかけてもらい、業界内での自分のスキルアップのために現場での仕事をメインに行うようになりました。

そんな背景があったのですね。言われた当時の気持ちの部分では大丈夫でしたか?

知識不足は転職活動時にも感じていた点でしたので「仕方ないか」という気持ちでしたね。社長と面談を行ったのですが、しっかりと私自身の伸ばせる・活かせるキャリアやこれからを考えてのお話だったので前向きに頑張ろうと思いました。

現場でのお仕事はどうですか?

体力使うなーって常に感じています(笑)自分が入った一番最初の現場が、社長・先輩2名・私の4人でいった金属会社の工業炉の解体現場だったのですが、8時過ぎから始まってお昼休憩挟んで15時まで、ひたすらレンガを運んだのを覚えています。
「こんなことをやるんだ!」って凄く印象に残りましたね。

現場での力仕事のキツさはありますが、入社3ヶ月目くらいから少しづつ施工管理の先輩の補助として少しずつ「管理業務」の仕事を教わりはじめて、また違った視点で仕事の楽しさを感じられるようにもなりましたね。

現場によってスケール・一緒に働く人(社内スタッフ・外注さん)も違いますし、行う仕事内容も変わってくるので、日々のスキルアップはとても感じます。

全国にクライアントさんがいるので月の半分くらいは出張に行っているのですが、出張先でみんなでご飯行ったり、そのエリアの美味しいご飯屋さん見つけたり、社長を筆頭に小さな会社だからこそのアットホームさもあって。お話好きの先輩も多いので、楽しいと感じています。自分的に筑波の現場近くにあった定食屋さんがとても美味しくて、また行きたいなぁって思っています(笑)

働く環境はどうですか?

体力仕事であることや出張ありきという点で、それが絶対に嫌だという人には向いていないと感じます。私自身も慣れるまでは大変でしたが、スキルアップや現地での交流など楽しい要素も強いので、色んな環境を楽しめる・体動かすの好きという方にはいいと感じますね。

水準以上の給与をいただいているという点でも大きいと思います。社長自身が「キツい仕事がある中で頑張っている社員に会社ができることは、日々の給与・昇給などで還元してあげること」「休めるときにがっつり休めるスケジュール管理」と仰ってくださり、私自身、前職からは200万以上入社してからも100万近く年収が上がっているので、やりがいは大きいですね。

最近新車を購入させていただき、自分の生活スペックもあげています。

これからの目標は?

施工管理としてはいまはまだ補助なので、早く1人前になりたいです。現場が始まってからの管理は任せていただけることが増えたのですが、現場が始まる前の業務(見積作成・材料手配)などは、まだ先輩の補助しかしていないので「任せていい」と思ってもらえるように、仕事を覚えていきたいです。

そうした業務の先に「いつか設計もやってみたい」という目標は持ち続けていますね。なので、まずは目の前の任された仕事をこなして1人前になるということを目標に、日々頑張っていきたいと思っています。

面接担当者の声

下間社長

面接時から、真面目な子という印象は持っていますね。
「真っすぐ、丁寧、素直な子」
いまでもそれは変わりませんし、彼自身の素直さはお客様からも評価いただいている部分でもあります。仕事面ではまだまだ成長が必要なことは多いですが、対お客様での書類の丁寧さ、ミスがあった際に誠実に報告できる姿など、仕事を行う上で一番大事にしたい軸の部分ができている子なので、彼自身のいいところは無くさずこれからも頑張ってほしいです。

最近はちょっとずつ意思表示をできるようになりましたが、なんせ内気な性格の子なので(笑)自信がないことから言い出せないことも多いと思うので、「できることを増やしてあげて、自信をつけさせてあげる」。そのサポートはしてあげたいですね。

まだまだ伸びる要素はたくさん持っているので、引き続き頑張ってほしいと思っています。

企業情報

会社名
サン技研株式会社
事業内容
各種工業炉施工(熱処理炉・加熱炉・溶解炉・焼却炉 等)
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