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何でも屋ではなく「機械設計を極めたい」。今までのキャリアを活かし、40歳で決めた転職。

Hさん
(男性 / 44歳)

記事のポイント

  • 顧客折衝~組み立てまで。専門外の知識まで求められた前職
  • 業界知名度、コロナ禍での業績の安定感も転職の決め手
  • 正直ベースで話してくれた面接も好印象に
  • 業務が細分化されている会社、設計に集中できる環境へ
Hさん お写真
Before
圧力容器・圧力装置の設計
After
ステンレスタンクの設計
転職までの
期間
1

「今までの仕事から活かせる経験がある」技術屋として専門職を極めたく、理想の環境への転職でした。

前職はどのようなお仕事をしていたのですか?

前職も機械設計の仕事に就いていました。ただ、扱う製品は異なっていましたので、転職時に悩んだのは、機械設計についての予備知識やベースはあるけど、実際にどこまで通用するかが不安でしたね。車とバイクも機械ではあるけど、実際構造は全然違いますよね?そのイメージです。

どのような製品の設計をしていたのですか?

主に、国(公的機関)や大学、研究をメインに行っている企業に対して、研究用の圧力容器と圧力装置の設計(容器のみではなく、制御盤や架台フレームまで)を行っていました。化学研究に使用される装置が大半を占めていたので、例えば、海洋科学研究機構で使用される深海の高水圧を再現する装置や、水を一気に200~500度まで加熱させる装置、自動車のバンパーを再利用するために塗装膜をバンパーから剝がすための装置まで、装置によっては家一軒位の規模のプラントを作っていました。

表舞台では知られていない為仕事の成果を身近では感じることはありませんでしたが、自分が手掛けた装置によって新しい生成物が作られ、ちょっとしたニュースになったり、普通ではなかなか携われない国や大手企業規模のプロジェクトに関わっていたので、1つの装置が完成するたびにやりがいは大きくなっていきました。

今回はなぜ、転職をしようと思ったのですか?

「機械設計」に専念したいという想いが強くあったからです。叩き上げではありますが、前職では様々なスキルを身につけることができました。でも、技術屋として間違えのないスキルが身についていたかどうかは、自信がなかったのが本音です。

と言いますのも、前職はそんなに大きな規模の会社ではく、1人の社員が営業(要件定義・見積もり・顧客折衝)、図面制作・基本設計・詳細設計・工程管理、組み立て、試運転・納品・メンテナンスまで全ての流れを行っていました。幅広い知識は身につきましたが当たり前のように専門分野以外の要求を求められることもあって、次第に疑問に感じるようになりました。

また、多くのことが要求されている中、1つのプロジェクトに専念しているわけでなく、一度に複数のプロジェクトを掛け持ちで行っていたんです。トップダウンな会社でしたので、売り上げの安定している案件は引き受けるのが当たり前な雰囲気もあって…。語弊があるかもしれませんが私たちは「駒」のような扱い。社員に余力のない状態でも代表が案件を受けると言えば、無理にでもやる会社でした。納期などをコントロールしてくれる人もいなかったので、急な納期短縮が起こることがしょちゅうでした。

30代までは勢いで何とかなっていたこともあり任された仕事をやっていたのですが、40代となり「体力的な限界」も感じるようになりました。お客様は全国にいたのでメンテナンスなどが発生するとその都度現地に行く必要があり、日帰りで九州にいったり、時には1週間地方に泊まり込みで作業をしたり。また、通勤距離も長かったので毎日5時過ぎには家を出て終電帰宅、急な出張も当たり前な環境に限界を感じていました。また、業務時間内ではありましたが、車の洗車や引っ越しの手伝いをしろって言われたのもびっくりしましたね。

転職活動期間はどのくらいかけたのですか?

転職期間はおおよそ1年程度。畑違いの仕事に行くよりは似たような設計をやっている会社を中心に検討をしました。20年近くこの業界にいましたので、大きなプラントで必要とされるような資格取得なども行い、スキルアップを果たしてきました。

より設計職に専念できるようにスキルアップしながらの転職活動だったんですね。

資格はないよりはあった方が自分のやりたいことにチャレンジできる機会も、また企業にアピールすることもできますしね。

ただ、職種だけでなく、今回の転職の肝は「通勤距離」でしたので、自宅から通いやすいエリアの求人を中心に見ていました。検索したワードは「機械設計 江戸川 千葉」など、職種とエリアで絞り、その時に見つけたのが千葉県求人に特化した「ちばキャリ」であり「ユニコントロールズ」でした。

実は転職活動以前にも知っていた会社。年々業績が伸びている安定感も応募の決め手でした。

以前からユニコントロールズは知っていたんですね。

はい。時々、装置の一部として購入していた経緯もあり、ユニコントロールズの営業の方ともメールのやり取りをしたことがあって、名前を知っている会社だったんです。

でも、すぐには応募せず、実際に応募したのは1年後でした。その理由は、さっきもお話した通り自分のスキルアップ期間に充てていたのと、進行していたプロジェクトの兼ね合いもあってすぐには転職活動に移せなかったからです。

そうだったんですね。

ある程度辞める準備も整って本格的に転職活動しようと動きだしたときに、まだ採用を続けていたので応募をしました。

最初の検索から少し期間が空いたのに、まだ採用活動をしていることに不安はありませんでしたか?

正直「まだ募集しているのか」とは思いました。が、同じ業界にいたこともあり、ユニコントロールズが業績を伸ばしていることは知っておりましたので「事業拡大の増員かな」とも想像ができました。以前より、「業績を伸ばしながら事業を展開させている100名近い規模の会社」という安定したイメージがありましたので、長く働けそうないい会社なんだろうなと思い、応募をしました。

面接時の印象は?

私は経験者と言えど、設計に専念できていたわけではないので自分のスキルに不安があったのです。ですが、面接では「そんな難しいことを今までやってきたの?」と自分のやってきたことを尊重してくれて。今までのことを肯定していただけたことがとても嬉しく感じました。

他にも、仕事(求められていること)について、将来的にやっていきたいことについて、また、経験者として面接をさせて頂いたので働く環境面や給与面についてなども、お互いに腹を割って色々と話せた面接でした。

きちんと話を聞いてくれる会社である印象を強く持ちました。

任された仕事に集中できる環境で余裕が持てる。だから+αの提案をする余裕が生まれました。

いまはどのような仕事を行っているんですか?

当社では既製製品~特注製品まで幅広く製造しているのですが、私は、特注製品の設計をメインに任されています。

前職と大きく変わったのは仕事の流れ。いまは、営業スタッフから「どんな製品をお客様が求めているのか」共有を受けてから設計がスタートします。そして、過去の似た製品の図面をベースに新しく図面を起こしお客様へチェックいただき、承認を得たら新潟工場(生産チーム)の担当者へバトンタッチします。いわゆる承認図面(強度やその他の計算を含む)であり、お客様を納得させつつ、生産チームにバトンタッチした後のことを視野に入れた設計(すぐに製作図にばらせる)を心がけております。

基本的に納品スケジュールの調整やお客様とのやり取りは営業または生産チームが行ってくれるので、私は設計に専念ができています。ゼロベースで始めざるを得ない特注度の高いものは叩き台から検討図を作り、それをすぐに製品にできるようなカタチでお客様へ図面をご確認いただくので、無駄な工程がなく、すぐに生産チームに共有・製作に取り掛かれるのも当社がスピード感をもって納品できるポイントかなと思っています。

生産チームに渡してからも図面だけでは伝わりにくい箇所についての補足や、製品についてのやりとりなどを行っています。社内の連絡ツールはチャットがメインなので、こちらもスピード対応がしやすいですね。今までが1人作業だった分、慣れるまではチャットでのやりとりには不安もありましたが、慣れてしまうとやはり効率の良さなども感じることが多いですし、非常に仕事がやりやすいですね!

会社の規模感や、人数もしっかりといるということもあり効率よく仕事が行える環境があると。

ですね。規模感であったり、人数もしっかりといるのもあるのですが、各々の得意分野や精通した人を細分化した部門に充てているので、無駄がなく効率がいいのだと感じています。何よりも営業スタッフが窓口におり調整してくれるからこそ行き当たりばったりなこともなく、安心して仕事ができています。

お客様の依頼が安定的にあることや1つにかかる工数が前職より少ない分、図面を書く数は増えたことで、入社当時は「このペースに追いつけるだろうか」という不安はありました。ですが、やっているうちに慣れていくもので1年目より2年目、2年目より3年目と自分の中でペースが掴めています。そのペースがいい感じで、忙しい環境も自分にはあっていると感じれるようにもなり、さらに楽しく仕事が行えていますね。多少残業が発生しても、やっぱり前職よりは帰宅時間は早いですし、無理がない環境で働けています。

これからチャレンジしたいことなどはありますか?

転職を考えたタイミングで、3次元CADの準1級資格を取っていました。何かに活用できたらいいなと思い独学で受験したのですが、なかなか活かせる機会がなかったんです。

でも、将来的には会社で3次元CADを使用した設計ができるように動いており、実装に向けての準備を着々と進めてくれています。これまでのスキルアップも含め、これからさらに充実した設計士として活躍できる環境があることに感謝をしています。

実装されたら使いこなし、また、後輩のスキルアップにも尽力できるようにしていきたいです。

ありがとうございました。

採用担当者の声

いまでも変わらないのですが、真面目で実直な方という印象が強いですね。何事にも真面目に取り組んでくれます。ちょっと固すぎるかもしれないけどね(笑)でも、機械設計の仕事は「緻密さや正確さ」が何よりも求められる仕事なので、そういった意味では、彼にこの仕事は、かなり向いている内容なのかなとも感じています。

採用理由は、真面目さと、前職で圧力容器の設計をしていた経験ですね。うちの仕事とドンピシャではないけど、似たような領域でしたので「ベースは出来ていそうだし、大丈夫かな」と思いました。

彼に対しては将来的には、サブではなく即戦力としての活躍を期待していましたし、3年くらいでそのレベルまで成長してほしいかなという想定はしていました。ですが、「期待以上にしっかりと育って」くれて。いまでは、当社にとって充分な戦力として活躍してくれていますね。この活躍を見ていると、ニッチな業界ではあるが、レア人材を採用できたと思いましたね。これからも期待しています。

企業情報

会社名
ユニコントロールズ株式会社
事業内容
◆ディスペンサー・ステンレスタンク・バルブ・ポンプ・攪拌ユニット等の液体制御システム機器の設計、製作、販売 ◆ハイバー社(カナダ)の日本総代理店 ◆ノードソンEFD社との業務提携
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