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「ハイレベルな開発」と「地域貢献」二つの希望を叶えてくれた最高の環境。

松浦 翔さん
(男性 / 37歳)

松浦 翔さん お写真
Before
ITエンジニア
After
ITエンジニア

記事の目次

エンジニアとして腕試しがしたかった

エニプラ様へのちばキャリ入社インタビュー

これまでのキャリアについて教えてください

約300人規模のIT企業で、新卒入社のエンジニアとしてキャリアをスタートしました。数年後に役員が別会社を設立することになり、立ち上げメンバーとしてベンチャー企業の経験もしています。職種的には業務系javaシステムの開発を約6年経験した後、スマートフォン向け開発の黎明期から、大手電子書籍アプリの開発、実機OSのカスタマイズ等に携わってきたので、恵まれた環境で仕事ができていたと思います。

その中で転職を考えたキッカケは?

大きな転職理由としては二つあります。まず、技術的な面。前職でも新しい技術に触れてはいたのですが、小規模なベンチャー企業ということもあり、スケールの大きな仕事に携わる機会はあまりありませんでした。エンジニアとしての自分自身のキャリアを考えた時に、研究開発など、よりハイレベルな業務に携わって、自らの技術の腕試しがしたいと強く思うようになりました。

働き方の面では、もともと千葉で生まれ育ったこともあり、新卒の時も地元で就職したいと考えていました。就活当時は千葉に本社を置くIT企業があまりなかったために、都内の企業で就職しましたが、年齢とともに生まれ育った土地に貢献したいという想いが強くなり、思い切って転職に踏み切りました。

転職活動について教えてください

千葉県で働きたいと思っていたので、千葉県の求人に特化している「ちばキャリ」を活用することにしました。転職前からよく電車広告で「ちばキャリ」の広告を見かけていたし、千葉テレビのCMも見たことがあったので、頭にすぐ思い浮かびました。

実際に利用するのは初めてでしたが、「ハイレベルな開発」と「地域貢献」を叶える当社の求人が掲載されていたので、迷わずに応募しました。最初の1社目だったので、転職活動から内定までは1カ月もかからなかったと思います。

転職の「軸」を叶える企業だったんですね。

その通りですね。まさに「エニプラ」は、自分の理想通りの会社でした。千葉県に本社のある会社であり、取り扱っている案件に大手の電機メーカーもありました。面接時に自分の希望を伝えると、国内でスマートフォン向けの研究開発の案件があり、私の経験があれば携わることも可能だと言ってくれたので、この会社しかないと思い入社を決めました。

入社後はイメージ通りでしたか?

はい、イメージ通りでした。入社後は、大手電機メーカーのスマートフォン向け新規技術の研究開発、スマートフォンアプリ向けSDKの開発といったハイレベルな技術が必要とされる案件に3年間従事させていただきました。本当に貴重な体験だと思っています。

その後は電子決済がまだ出回る前からQR決済の開発業務をしたり、コロナの影響が出る前からWEB会議のシステム構築に携わったりしていました。今は、自分で作ったWEB会議システムを使ってリモートワークをしていて、実際にユーザーとして使用すると改善点なども発見でき、改修に役立てています。

また、地域貢献活動として千葉市をテーマにしたアプリの開発を行い、「MashupAwards2016」へ出展、協力企業賞を受賞しました。

会社としても「千葉の親子三代夏祭り」や「チーバル」への協賛など、積極的に地域貢献活動を行っており、より地元への愛着が強くなりました。

現在の立場として意識していることはありますか?

2015年に入社してから6年目になるので、エンジニアの管理や新卒者技術研修の講師など、マネジメント業務が増えています。マネジメントの経験自体は前職でもあったのですが、私自身が20代でまだ人生経験が浅かったこともあり、若い子たちが殻に閉じこもってしまうこともありました。

その時の反省を活かして、年次や経験に関わらずアウトプットしやすい環境作りを意識しています。具体的には経験が浅かったり、発言が得意でない後輩などには、「困ったことはない?」「今どんな勉強をしてるの?」と、彼らの方から自然と悩みが打ち明けられるような空気を作っています。

仕事も趣味も共通する仲間が集まっている

エニプラ様へのちばキャリ入社インタビュー

松浦さんから見て「エニプラ」とはどんな企業ですか。

ここには、私のようなエンジニア一筋の方もいれば、他業種からエンジニアに転職した方もいます。新卒入社の方もたくさんいるので、いろんなカラーを持っている人達が集まっている感じですね。

アニメやゲームなど、共通の趣味を持つメンバーが多いので、仕事以外でも仲が良く、互いに切磋琢磨する協力的な雰囲気があります。社内の意見が反映されやすいですし、横のつながりを大切にしているので、以前勤めていたITベンチャーと比べても、ほんとうに垣根がありません。社内交流も豊富なので、中途採用で入ってきても、疎外感もなくすぐになじめると思います。

秋葉原にもオフィスがあるのでコミケだったり、ボードゲームだったりオンラインゲームだったり、好きなメンバー同士で交流しています。個人的には、最近プラモデルに凝っていてガンプラをはじめました。家に数十体はあって、妻にはあまり評判がよくないのが悩みです…。でも、社内では仲間を絶賛募集中です。(笑)

技術的な社内交流もあるんですか?

ええ、実は私が提案したんですが、年次や経験などを見てバランスよく決めた1チーム10名ほどのチームがあって、年に1回の社内コンテストを開催し大賞も決めています。

自分達が携わっている案件に関する技術や、独学で勉強中の技術など、様々な知識を持ち寄ってアウトプットする場をもうければ、自社開発のスキルアップにつながるのではということで始めました。現在は7チームあって、私も「松浦チーム」というチームを1つ持っています。

私達のチームは毎年アプリを開発したりしているんですが、昨年はコロナの影響で集まる機会をあまり作れなかったので、「Qiita」という日本最大級のプログラマーのための技術情報共有サービスに、【社内で一番記事を投稿する】ということを目標にしていました。

予想外の嬉しい出来事として、新卒の子が書いた記事がランキング上位に入る快挙を成し遂げてくれたんです。技術的な記事が多数を占める中、未経験者ならではの観点で、技術以前の心構えやメモの取り方、社会人としての基礎などを題材に書いたことが、好反応につながったようです。経験がないからこそアウトプットできることがあると、彼らにも自信につながったと思いますし、何よりも人の成長が、自分にとってこんなに嬉しいものだと、逆に私が教えられた経験となりました。

これからについて教えてください。

今後は、自分の技術と他のメンバーの技術を掛け合わせて、先鋭的な技術をもとに、自社の研究開発部門を立ち上げたいと思っています。そのために、ITコンテストへの出展、自社製アプリの開発を継続して行っていきたいと考えています。あと、まだ詳しくお話しできないのですが、行政向けのマルチプラットフォームアプリも企画しているので、千葉市の皆さんは楽しみにしていて欲しいと思います。

担当者の声

松浦さんは一人のエンジニアとして出来上がっていたのですが、今度は「I」ではなく「WE」の経験をしてもらうことで会社にも彼にもプラスになると感じました。また、彼が面接で新しいサービスを作りたいし、尊敬するのはスティーブ・ジョブズと言っていたことが印象に残りましたね。会社としても、ぜひ彼と一緒に新しいことに挑戦していきたいと考えて採用しました。
人事担当が採用、教育、配属すべてを見ているので、面接の段階でどういうステップで進んでいくかを考えながら話をしています。イメージとしては中高一貫校のような感じですね。中途採用は、年齢と技術力が一致している方をキャリア採用しています。技術的なことだけでなくていいので、ぜひ、何かやり遂げたいことがある方はどんどん応募してきてください。

企業情報

会社名
株式会社エニプラ
事業内容
■WEB&システムソリューション ■システムエンジニアリングサービス ■コンサルティングおよび製品販売
求人情報
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