Web面接(オンライン面接)は、2026年現在、中小企業を含む多くの企業で標準的な選考手段として定着しています。初回面接はWebで行い、最終面接のみ対面という企業も珍しくありません。

慣れた形式だからこそ、「なんとなくで臨む」のは危険。対面面接と同じ準備量で、Web面接特有のポイントを押さえて臨みましょう。

Web面接と対面面接の主な違い

項目対面面接Web面接
場所企業の会議室など自宅・個室など自分で確保
第一印象全身・立ち居振る舞い上半身・画質・音質・背景
目線相手の目を見るカメラを見る(ずれやすい)
トラブルリスク交通遅延など通信障害・機器トラブル

前日までに済ませる準備:5つのチェック

  • 1通信環境の確認有線LAN接続が最も安定します。Wi-Fi接続の場合はルーターに近い場所で速度を確認してください。モバイル通信は速度制限に注意。
  • 2カメラ・マイクのテスト上半身が収まる距離・顔が明るく映る位置にセッティング。逆光になっていないか、マイクに雑音が入っていないかを確認します。Zoom・Teamsなどのツールにはテスト通話機能があります。
  • 3背景・周囲の整理映り込む範囲をきれいに片付けてください。バーチャル背景を使う場合は、ライティングが悪いと輪郭が崩れるため注意が必要です。
  • 4ツールのアカウント・設定確認氏名表示が本名になっているか確認してください。アイコン画像も適切なものに。初めて使うツールは前日に登録・動作確認を済ませておきます。
  • 5緊急時の連絡手段を確認接続が切れた場合に備えて、採用担当者の電話番号を手元に用意しておきましょう。面接冒頭で確認しておくと安心です。

当日のポイント:7つの注意

  • 5分前には接続待機状態に。当日は余裕をもって準備を完了させてください
  • 服装は対面面接と同じ。上はスーツで下はラフという状況は避けること。思わぬ場面で全身が映る可能性があります
  • カメラを見て話す。相手の顔を見ると目線がずれます。カメラを「相手の目」と意識して話しましょう
  • スマホ・PCの通知をすべてオフ。着信音・通知音が入ると双方の集中が途切れます
  • メモを取る前に一言断る。キーボード入力の打鍵音は意外と目立ちます。ノートに書く場合も、目線が下に向くため事前に断ると印象が良くなります
  • うなずき・相槌を意識的に。対面より表情が伝わりにくいため、リアクションは少し大きめを意識してください
  • 接続テストは前日に必ず実施。家族や友人と実際に繋いでみて、映り方・音声・背景を第三者目線で確認してください
注意:Web面接は「慣れているから大丈夫」が一番危険です。毎回きちんと事前準備を行いましょう。

ツール別:よくある設定確認

ツール確認ポイント
Zoom表示名が本名になっているか。マイクミュート解除を忘れずに。
Microsoft Teams組織外ユーザーとの会議が可能な設定か。URLクリックだけで参加できる場合が多い。
Google MeetGoogleアカウントの名前を確認。カメラ・マイクのアクセス許可設定を確認。