記事の内容は、パーソルキャリア「doda」が発表した中途採用求人倍率のレポートです。
パーソルキャリアが発表した2026年2月の中途採用求人倍率は、前月比0.17ポイント低下し2.40倍となった。物価上昇や人手不足を背景に、より高い給与を得るための転職を検討する人が増加。転職希望者数の伸びが求人数の伸びを上回った。数字だけ見れば、転職市場は求職者有利に映ります。物価上昇や賃金への不満を背景に転職を検討する人が増え、「今が動き時」と感じている方も多いのではないでしょうか。
30代以上を中心に給与に対する不満・不安から転職活動をする人が増えている。求人も増加しているが「企業側が生産性の向上を見据え、より『質の高い人材』を獲得しようと、選考を厳しくする傾向が強まっている」(桜井貴史doda編集長)。
出典:日本経済新聞「中途求人倍率2.40倍に低下 2月、転職希望者が増加」(2026年3月19日)/パーソルキャリア「doda」調べ
しかし、ここで勘違いしてはいけない示唆があります。
求人は増えている。でも、企業は「誰でもいい」と思っているわけではありません。
今の採用市場では、企業側が「より質の高い人材を獲得しよう」と選考を厳しくする傾向が強まっています。求人数は増えていても、内定を取れる人と取れない人の差は、むしろ広がっているのが実態です。
転職を成功させる人に共通しているのは、「なぜ転職するのか」と「何を実現したいのか」が明確であること。給与への不満や職場環境への不満は転職のきっかけにはなりますが、それだけでは採用する側の心は動きません。
「前職では〇〇に不満があった」ではなく、「次のステージで〇〇を実現したい」----この視点で転職活動を考えることが大切です。
転職市場が活況なときほど、「なんとなく動いてみた」といった人が増えます。そして、準備不足のまま動いた結果、内定が取れず後悔する、転職は実現したけど望んでいたものではなかったとなってしまうケースも少なくありません。
市場の追い風を活かすためには、まず自分自身の転職の軸を整理すること。それが、千葉で新しいキャリアをつかむための、最初の一歩です。