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ハローワークで採用、低迷(日経新聞)

出典:ハローワークで採用、低迷(日経新聞・2025年5月20日)


ハローワークの採用実績が過去最低となり、求人を出しても採用に結びついていないケースが増えているとのことです。
記事では、現在の課題とその背景、厚労省の改善施策について以下の3点に整理されています。


① 民間サービスへの移行と採用割合の低下
2024年、ハローワーク経由の採用割合は11.6%と過去最低を記録。1960年代は約50%だったが、近年はネット・スマホの普及で民間転職サービスに移行。2023年の就職者のうち、ハローワーク経由は13.9%にとどまり、民間(41.9%)や縁故(22.6%)に大きく差をつけられている。


② 求人と求職ニーズのミスマッチ
ハローワークは現場系(ブルーカラー)求人が中心だが、大学進学率が59%に達する中で、ホワイトカラー志向の若年層とのギャップが拡大。企業側も求人票の表現に制限があり、写真・動画での魅力訴求ができないなど、民間サービスとの機能差が目立つ。


③ 厚労省によるAI活用の改善策
この状況を受け、厚労省はAIによるマッチング精度向上の実証事業を開始予定。希望条件と過去の就職データをもとに、就職確度の高い求人を優先提示し、企業・求職者双方のマッチング促進を図る。従来のセーフティネットとしての役割を再構築する狙い。


時代の流れと共にサービスの在り方も変わっていきますね。

弊社もサービスを運営する中で都度アップデートは行っておりますが、利用者いただく企業様や求職者様のご期待に応えられるよう引き続き尽力して参ります。

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