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「人手不足」で企業倒産、止まらず 過去最多ペース 人件費高騰が中小企業の経営を圧迫(産経新聞)

出典:「人手不足」で企業倒産、止まらず 過去最多ペース 人件費高騰が中小企業の経営を圧迫(産経新聞・2026年1月8日)

東京商工リサーチ(TSR)の発表によると、2025年の「人手不足」関連倒産は397件に達し、過去最多を更新したことが明らかになったと産経新聞の記事で報道されています。4年連続での増加となり、中小企業を取り巻く採用環境の厳しさがデータとして如実に表れています。

①倒産理由のトップは「人件費の高騰」

人手不足倒産の内訳を見ると、以下のような結果となっています。

人件費高騰:152件(最多)

求人難:135件

従業員の退職:110件

これまで以上に「賃上げ」によるコスト増が経営を圧迫し、倒産の直接的な引き金になっている実態が浮き彫りになりました。

②小・零細企業とサービス業に集中

倒産した企業の63.2%(251件)は資本金1,000万円未満の小・零細企業が占めています。 業種別では「サービス業」が151件(前年比71.5%増)で最多となり、次いで建設業、運輸業と続きました。労働集約型でありながら価格転嫁が難しい業種ほど、ダメージが大きい傾向にあります。

③2026年は「賃上げ疲れ」が懸念材料に

記事では、資金力のある大手企業へ人材が流出し、対抗して賃上げを行おうとしても体力的に追いつかない中小企業の苦境が指摘されています。 東京商工リサーチは、無理な賃上げ競争による消耗(賃上げ疲れ)が、2026年の倒産増加のリスク要因になると警鐘を鳴らしています。

今回のニュースは、資金力のある大手と同じ土俵(賃金額)だけで勝負することの限界を強く示唆しています。もちろん労働条件の改善は重要ですが、それ以上に「自社が選ばれる理由」を賃金以外の側面でも強化していくことが、今後、我々中小企業の採用活動において不可欠と言えるでしょう。

弊社では、厳しい採用市場の中で中小企業がどのように「採用力」を高めていくべきか、賃上げ以外の観点(広報力や企業イメージの構築など)も含めて解説しています。現状を打開するヒントとして、ぜひご参照ください。

■参考ブログ:中小企業が採用力を高めるための5つのポイント

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