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新入社員4割が転職検討(日経新聞)

参照:「新入社員4割が転職検討 「やりがい・意義感じず」」(日経新聞・2024年5月9日)


本日付の日経新聞の記事「新入社員4割が転職検討 「やりがい・意義感じず」」で新卒や入社数年の若手社員の早期退職がテーマとなっていたので、ご紹介します。


キャリタスが2月に行った23年春入社の社会人を対象に実施した調査では、すでに43%が転職活動中もしくは転職を検討しているとのことです。

入社から1年経たずに半数近くが転職を視野に入れているということになりますね。

1次データはこちら「元「キャリタス就活2023 学生モニター」 入社1年目社員のキャリア満⾜度調査」(キャリタス・2024年3月)



転職を検討している層と転職を検討していない層の満足度の比較が興味深いですね。転職を検討している層では、入社後の約1年で大きく満足度が下がっているだけでなく、入社時の満足度も低めに出ています。

入社時にどれだけ満足しているかもとても重要な指標になりそうです。


その他、dodaを運営するパーソルキャリアのデータでは

・4月に登録した新社会人の数が23年に過去最多を更新した(実数は非公開)。
・調査を始めた11年と比べて約30倍になり、登録者全体の伸び率と比べても、新社会人の伸びが顕著だった。

といったことが現れているようです。

新年度が始まって1か月超ですが、転職市場には新たな若手の登録者が増えていますので、入社後にミスマッチを感じている若手の採用に向けて、採用活動を強化する時期ですね。