
69%が「転勤は退職のキッカケになる」(エン・ジャパン)
出典:「転勤」に関するアンケート(エン・ジャパン・2024年5月7日)
エン・ジャパンが求人サイト『エンゲージ』上で、ユーザーを対象に「転勤」についてアンケートを実施し、結果を発表しました。
主な概要は以下の通りです。
・69%が「転勤は退職のキッカケになる」と回答。年代が低いほど、転勤への抵抗感が大きくなる傾向に。
・転勤の辞令を受けたことがある方のうち、3割が転勤を理由とした退職を経験。
・半数が転勤を承諾意向。承諾条件のトップは「家賃補助や手当が出る」。転勤を拒否する理由、トップは「配偶者の転居が難しい」。
「ちばキャリ」のユーザーでも、「転勤の辞令が出そうなので、千葉勤務限定の求人を探している」といったケースは多々あります。
転勤の可能性がない地域密着の中小企業は、それ自体をメリットとして打ち出せますね。
一方、転勤の可能性がある企業様においては、転勤が退職のキッカケになる可能性があることを踏まえて、事前に対話を繰り返したり、根回しする慎重さが必要ですね。
ちなみに、今年の4月に労働条件明示のルールが変わり、勤務する可能性のある場所を事前に伝えなければなりませんので、要注意です。(従来は雇用・募集の際、採用直後の勤務先を示せばよかった)
参照:厚生労働省HP