株式会社NIPPO
業界最大手が地域社員募集。チャンスだと思った。

業界最大手が地域社員募集。チャンスだと思った。

U・Kさん(25歳)
2023年入社
前職:施工管理
現職:「道」を創る施工管理

かなりラッキーでした

―これまでの経歴を教えてください

工業高校を卒業後、スーパーゼネコンのグループ会社に総合職として就職しました。
いまと同じく道路舗装工事の施工管理を担当していました。

―工業高校への進学ということは、もともとこの分野に興味が?

ないです(笑)

というのも、岩手出身なのですが小さいころからスピードスケートをやっていて。部としてあったのが工業高校か農業高校の2択で、部活で進路を決めました。プロになりたかったけどケガをしちゃって…就職を選びました。

―でも、大手グループでの総合職採用はいい就職だったのでは?

たまたまです(笑)学んだことと、学校に来ていた求人がマッチしただけです。
都会に憧れもあって、配属先が千葉と聞いたときは「東京ほど怖くないけど、岩手より都会だ!」と望んで千葉に来ちゃいました。

―前職もかなり安泰な会社だと思うのですが、なぜ転職を?

総合職採用なので「転勤はつきもの」というのは最初から分かっていました。

でも、入社5年目のタイミングで本格的に転勤の話がでたとき、千葉に友人やお気に入りの店もできていて「離れたくない」と思ってしまったんです。また、将来的に自分の生活環境が変わったときのことを考え、転勤のない仕事に変えようと思いました。

そこで見つけたのが、当社(NIPPO)の地域採用の求人。業界最大手で、転勤なしで働ける。
言い方はあれですけど「ラッキーじゃん」って、見つけてすぐに応募しました。

学び直してからスキルアップへ

―応募は1社だけ?

はい。第一志望だったNIPPOだけに応募しました。
もしダメだったら別業界に行こうとも思っていたので、決まって本当に良かったです。

―経験者としての入社だと思うのですが、入社後はすぐに現場ですか?

前職の有給消化などで、入社まで半年ほどブランクがありました。
自分自身も不安でしたし、NIPPO独自のルールもあると思ったので、面接時に「まずはしっかり学びたい」とお願いしていました。そのため、入社後は所長や上司と一緒の現場に入り、ルールや基礎の確認(おさらい)をイチからしていただきました。

―会社によって違いは感じましたか?

はい、特に安全ルールがまったく違っていて。
慣れるまでは正直かなり苦労したのですが、現場に関わる作業者一人一人の安全を守るという意識の高さを今まで以上に感じました。その上で高い品質の施工を行っているので、より的確な指示や作業効率を意識していくようになりました。

―そうなんですね

できる仕事の幅も、やりがいも増えいった

―大変でしたか?

まずは前職の経験を活かせる現場(アスファルト舗装)を中心に任せてもらい、馴染めるまではかなり配慮してもらい、徐々に感覚を取り戻していきました。一通り1人で回せるようになったタイミングで、いままで経験のない現場にも挑戦するようになりました。

―どんな現場ですか?

当社では外構工事や少し特殊な道の工事も行っていて、僕は「インターロッキングブロック舗装」の現場を数件経験しました。

―インターロッキングブロック舗装…?

うまく説明できないけど…(画像を検索し※この記事の画像参照)こういうブロックが組み合わさった道です。
テーマパークや、千葉県だと幕張エリアに多いと思います!

―オシャレな道のやつだ!

です(笑)
アウトレットやホテル周辺などの景観を意識した舗装工事を、入社半年後から数件ほど担当しました。

―どんな違いがあるのですか?

いろいろありますが、施工にかかる日数が全然違います。
例えば500メートルの道なら、アスファルト舗装は1日程度で完了しますが、ブロック舗装は3日はかかりますね。

―そんなに!?

すごく簡単に説明すると、アスファルト舗装は重機などを使用して、道にコンクリートを流す・転圧する(地面を圧縮して密度を高め平坦に均して締め固める)工程で進めます。

一方ブロック舗装は、ほぼ人力。ブロックを1つずつパズルのように組み合わせていきます。形や色、デザイン(組み合わせ方)も現場によって違うので、覚えて指示を出すのも大変。しかも、人が歩く場所なので凹凸があってはいけない。気を遣う点も多く、正直かなり大変でした。

―他にも大変なことはありましたか?

特に幕張は人通りが多いため、「その日のノルマは絶対守らないと」というプレッシャーがありました。

あと、材料が足りなくなる「ロス」も心配でした。
作業の途中で足りなくなると資材置き場まで取りに行かなければならないし、ブロックの種類によっては県外からの取り寄せになり、納品まで数ヶ月かかることもあるので、発注段階から在庫管理に気を遣いました。

いまのところロスは出ていませんが、毎回職人さんたちと「足りるか?大丈夫か?」と手に汗を握っていました。

―胃が痛くなりそう…

そこまでではないですよ(笑)
こうしたやり取りを通して職人さんたちとも仲良くなっていきましたし。また、現場同士のフォロー体制も整っていて、困ったときはすぐに助けてくれる仲間がいます。何でも報連相することを大事にしています。

あと、やっぱり、難しい工事や大変だった工事の方が達成感は大きいです。
ブロック舗装は特にそのエリアの景観に大きく関わるものなので「この景観を自分たちで作ったんだ」というやりがいも感じます。

効率のいい働き方をしている

―やりがいは大きそうですね

プライベートでも、自分が手掛けた道を通ることもあります。
「キレイにできたなぁ」「この道は大変だったなぁ」なんて、1つ1つに思い出や気づきがあって。そういった記憶とともに、成長していっている実感はありますね。
また、民間・役所案件のバランスがよく、両方経験できるのも成長に繋がっているとも感じます。

―同業からの転職ですが、大きく変わったことはありますか?

残業時間が大きく減って、プライベートの時間がかなり増えました。現場によっては休日出勤もありますが、当社では代休の取得が徹底されているので、先日も平日に休みを取って趣味を楽しめました。

―どんな趣味をお持ちで?

お酒とご飯とホラー映画が好きでして。
所長もグルメで、よくお店情報を交換しています。気になるお店にはつい行っちゃいますね。

―いいですね(笑)

でも、一番変わったのは仕事効率です。
1人1台モバイルPCが支給され、外出先でも報告書を作成できます。僕は電子黒板アプリを使って現場情報や記録写真をまとめたり、設計図もデータで持ち歩くようにもしているので、荷物も減り、空き時間に作業できる分、直行直帰も増えました。これも残業が減った理由の一つだと思います。

この4月からはiPad支給に変わるのでさらに軽くなり、写真の撮影・取り込みもiPadで完結できるようになります。作業の効率化がより進むのが楽しみです。

これから1級資格を目指していきたい

―目標などはありますか?

実務年数が満たされたので、1級土木施工管理技士の資格取得を目指したいと思っています。
先日も2名が資格取得のために休みを取っていましたが、当社にはスキルアップを支えるフォロー体制があります。休み中の現場も周りでカバーする仕組みがあるので、みんなが「お互い様精神」で助け合っています。

1級資格があれば携われる工事の幅も広がるので、新しいことに挑戦できるよう、これからも自己研鑽を続けたいです。

―最後に、これから入られる方にメッセージをお願いします

お酒好きだと嬉しいなぁ…

―(笑)

…というのは冗談で(笑)

NIPPOにはフォローし合う体制が整っていて、例えば「重機が足りない!」というトラブルがあったときなど「対応できる重機あるから、そっちに持っていくよ」とすぐに駆けつけてくれたり、その時できるベストを尽くして助け合える仲間たちがいます。なんでも気軽に相談できて、頼れる上司もいます。経験者・未経験問わず、きっと働きやすさを感じてもらえる職場だと思います。

―ありがとうございました

企業担当者の声

面接の印象は爽やかな好青年で、経験者でもあったことで、何故弊社を志望してくれたのかと思うくらい驚きの出会いでした。詳しく話を聞くと、千葉が大好きで、プライベートも大事にしながらも舗装土木でがんばりたいとのこと。働き方改革は建設業全体の課題ですが、将来を担う若手のために、事務所一丸となって取り組んでいます。様々なキャリアを選べる環境で、楽しく成長してくれることを期待しています。

千葉出張所 所長・小野より

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