―これまでの経歴を教えてください
最初に勤めたのは、小売業の会社で総務の仕事をしていました。新卒で入社して、8~9年ほど勤めたと思います。その後に転職し、前職では不動産仲介の営業をしていました。
―すごい方向転換ですね
1社目では、長く働いてもなかなか給与が上がらず、それが転職を考えた大きな理由でした。
総務職としてのキャリアもある程度あったので、また総務での転職を検討しましたが、蓋を開けてみると、どの会社でも給与水準はあまり変わらないとわかって(苦笑)。
当時32歳だったこともあって、「未経験で何か新しいことを始めるなら、資格があった方がいいだろう」と思い、宅建を勉強して取得。不動産業界に飛び込みました。
―なぜ不動産だったんですか?
実は、自分自身で不動産売買(住み替え)を経験したことがありまして…
―それがキッカケに?
はい。
結婚を機に1LDKの新築マンションを購入したんですが、子どもが生まれて家族が増えると「ちょっと狭いな」と感じるようになって。そこから戸建てへの住み替えへと踏み切ったんです。顧客サイドで売買を経験したのがキッカケだったのですが、いろいろな条件を整理して家を探すというプロセスが面白くて。「こういう世界もあるんだ」と、不動産業に興味を持ったんです。
―実際やってみてどうでしたか?
総務と比べると、毎日やることが違って新鮮で、楽しかったですね。
お客様によって希望する条件が異なるので、条件に合うものを探したり、話の中から潜在的なニーズを引き出して、想像と違う物件を提案できたり。
大変なことも多かったけど、それ以上にやりがいを感じました。
―なぜ、2度目の転職をしたのですか?
不動産営業をしていく中で、飯田GHDの存在を知りました。
用地の仕入れ→建築→販売の一連の流れを色んな会社を巻き込みながら、とんでもない規模とスピードで展開している、そのスキームに強く惹かれてしまいました。
仲介業に名残惜しさもありましたが、不動産業界のことをもっとたくさん知りたくて転職しました。