株式会社クランベック
自分の好きなこともプライベートの時間も大事にできている

自分の好きなこともプライベートの時間も大事にできている

A・Fさん(24)
2024年入社
前職:携帯基地局向けのインフラエンジニア
現職:営業事務

面接で来社した僕にも挨拶をしてくれる温かさが印象に残った

―24歳と伺いましたが、ここが1社目ですか?

前職では、携帯基地局向けのインフラエンジニアをしていました。

―転職を考えたきっかけは?

少しの間フリーターをしていた時期があって、前職は「早く正社員にならなきゃ」という焦りから選んだ仕事でした。条件も仕事内容もよく分からないまま入社してしまい、働きづらさを感じる場面が多くて……。このままでは良くないと思い、転職を考えるようになりました。

―叶えたかったことは?

絶対に譲れなかったのは、土日祝休みで、残業がないこと。
それと、自分の性格的に外回りの仕事は向いていないと感じていたので、事務職など「内勤の仕事」を中心に探していました。とにかくその条件さえ満たせば、業界にはあまりこだわっていませんでした。

―クランベックを選んだ理由は?

業務部長が面接を担当してくださったんですが、とても話しやすくて、「ここなら自分に合うかもしれない」と思えたんです。それに、面接に行ったとき、事務所にいた社員の皆さんが全員「こんにちは」と挨拶してくれて。もう1社悩んでいた会社があったんですが、この温かい雰囲気に惹かれて、「ここで働きたい」と思いました。

何が分からないのかが分からないこと。それがいちばん大変でした

―いまどんなお仕事をしているんですか?

営業事務として、見積書の作成や資材の発注、請求書の作成を担当しています。それから、入社後にCADの通信講座を受講させてもらい、図面作成にも携わっています。

―営業社員全員分のサポートを任されているんですか?

営業事務は今のところ僕ひとりなので、一応全員分が担当範囲になりますが、実際に関わっているのは1~2割くらいのサポートです。皆さん自分でこなせてしまうというのと、僕の経験がまだ浅いぶん、まわりのみんなも配慮して仕事量を調整してくれています。
いまは、社長が担当する案件のサポートや、営業が外出中や忙しいときのフォローを中心に行っています。

ただ、本音を言えばもっと頼ってもらえるようになりたいです。
「これお願い!」って任せてもらえるよう、対応できる仕事の幅を広げていきたいと思っています。

―どの業務が一番大変ですか?

見積もり対応です。
製品もメーカーも工事のことも全部において「分からないことが、分からない状態」だったので、本当に大変でした。

工事の見積もりは、「この作業に何人必要か、何日かかるか」といった判断が求められます。事前に会社から目安表をもらったり、過去の見積もりを社内システムで確認したりはできるんですが、現場の経験がないぶん、やっぱり判断に迷うことが多かったです。

また、見た目が似ている製品でもメーカーが違えば発注先も異なるのですが、最初は混乱してしまい、注文ミスをしてしまったこともありました。でもそのとき営業の方が、「大丈夫。まだ工事前だったし、早めに気づいてくれて助かったよ」と声をかけてくれて。それをきっかけに、不安な商品は必ず「これって御社の製品ですよね?」とメーカーに確認するようにしていて、今ではミスもほとんどなくなりました。

―メーカーへの連絡もよくとられるんですか?

頻繁ではないですが、製品の見積もりはメーカーに依頼して金額を確認することもあります。人と話すことは好きですし、担当の方ともやり取りをしていくうちに馴染んでいくので、苦には感じませんでした。

実際に今の仕事を始めたのは、入社してから半年後でした

―初めての業務に不安はなかったのですか?

すごく研修制度が手厚いので、そこまで大きな不安はありませんでした。
僕は2024年6月入社なのですが、いまの仕事が始まったのは、その年の11月からなんです。

―半年間は何を?

社長や業務部長による、ビジネスマナー・業界知識・クランベックの事業内容などを学ぶ社内研修をはじめ、外部研修への参加やCADの通信講座などを通して、知識や技術を身につける期間でした。座学研修と同時に、社長についていき進行中の現場を見学することもあり、実際に目で見て学ぶ機会が多くありました。
こういった手厚さからも、一人ひとりを大事にしてくれるのが伝わってくる会社なんです。

―とても丁寧で感心しています

ほぼ同じ時期に入社した新卒社員と一緒に研修を受けられたので、その点でも安心感がありました。

―年齢が近い方がいるのはいいですね!

実はもう1人、年が近い社員がいて、社長が3人まとめてご飯に連れて行ってくれることも多いんです。色んな話ができるので、こういった機会もすごく楽しいんです!

―社員同士での集まりは好きな方なんですか?

正直、苦手でした(笑)
でもクランベックに入ってからは、不思議とそういうのが嫌じゃなくなって。2週間後(※取材当時)に全体で食事会があるのですが、普段は現場に出ていてなかなか話せない人たちとも、落ち着いて話せる場なので、いまから楽しみにしています。

もっと頼られるようになりたい

―どんなことがやりがいになっていますか?

(しばらく悩んで)うまく言葉にできないんですが…

―大丈夫ですよ

全部、成長してるなぁって感じています。

たとえば先輩から「なんでこの見積もりにしたの?」って根拠を聞かれたときに、自分の言葉でちゃんと説明できるようになってきたこと。ここで初めてCADを覚えたんですが、僕が作った図面を見て「この図面めちゃくちゃ分かりやすくて助かった!」って褒めてもらう機会が増えたこと。

入社してから1つひとつ積み重ねてきたことを、評価してもらえたり、感謝してもらえたりするのは、やっぱり素直に嬉しいです。裏方としてチームを支えられている実感があるからこそ、「次はもっと頑張ろう」というモチベーションにもつながっています。

―これからの目標は?

さっきの話と少しかぶりますが、対応できることの幅を広げて、「Aさん、お願い!」と仕事を任せてもらえるような存在になりたいです。「Aさんに任せれば安心だよね」と頼ってもらえるように、これからももっとスキルを身につけていきたいと思っています。

―最後に、転職時の願いは叶いましたか?

「絶対に定時で帰る」という目標を掲げて、毎日働いてます(笑)
そして、それはしっかり叶っています!

もちろん、自分自身でタスクの優先順位を考えながら行動しているのですが、それ以上に、会社として効率のいい働き方や、無理のない働き方をちゃんと考えてくれているのを実感しています。
少し前からは、完全に土日祝休みにもなったので、より自分の時間も充実させながら働けています。

企業担当者の声

Aさんは事務職希望で応募してくれたのですが、もともとデザイン系の学校出身でパソコンが得意ということもあり、「CADをやってみない?」と提案したところ、「やってみたいです!」と前向きに返してくれて。通信講座で学んでもらったのですが、想像以上に覚えるのが早くて驚きました。

私が現地調査で書いた手書きの図面を、彼がCADで清書してくれているのですが、製図のスピードも正確さも、どんどん上達しています。新しく教えたこともすぐ覚えますし、たぶん社内で一番タイピングも早いです。
得意なことと仕事がうまくかみ合っていて本当によかったと思っています。

それに、言葉遣いもとても丁寧。最初は「うちの雰囲気に合うかな?」と少し不安もありましたが、そんな心配は不要でした。社員たちともすぐに打ち解け、いまでは「彼のような人材にまた出会いたい」とも思っています。

でもまだAさんは2年目の新人。これからさらに多くのことを吸収し、頼られる存在になってくれることを期待しています。(代表・川村より)

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