―前職ではどんな仕事を?
ITセキュリティ運用の仕事をしていました。
仕事内容はヘルプデスクに近く、不具合などの問い合わせを受けて、ウイルス検知や攻撃アラート、ネットワークの遮断指示などの対応をしたり、月次報告や手順書作成などを担当していました。
―どうして転職を考えたのですか?
理由はいくつかあるのですが、一つは24時間365日体制でのセキュリティ運用の現場だったため、休日もアラートを気にしてしまい、少し負担に感じていたこと。
また、顧客折衝をはじめとする「人対応」が業務の中心で、技術力を磨けていない感覚がありました。自分はどちらかというと「自分で手を動かしたい」という気持ちがあって。
自分に合ったキャリアを築きたいと考えて、転職活動をすることに決めました。
―転職での企業選びは、特にどんな点を重視していましたか?
自分のやりたい仕事ができるのかどうかという点です。同時に、しっかりとスキルアップできる環境なのかを重視していました。
―その中で、最終的にエニプラに決めた理由は?
育成の方針がわかりやすかったことです。
エニプラは、一つの軸(特定の技術領域)をつくり、まずはそこを徹底的に伸ばしたうえで、横展開していくという「縦軸」の育成を方針としています。
求人票を見たときもそうですし、面接でもその話をしてくれて、自分がどのようにキャリアを築いていくのかが、最も明確に見えました。
―Hさんの場合の「縦軸」とは?
サーバーの分野です。
前職のセキュリティ運用は、顧客折衝がメインだったため、「自分で手を動かす」工程に進みたいと思っていて、自分の希望もしっかり聞いてもらったうえで、前職よりもレベルの高い工程を任されるプロジェクトに配属となりました。