有限会社新日工
外で動くのって、やっぱり楽しい。

外で動くのって、やっぱり楽しい。

T・Yさん(42)
2017年入社
前職:カバン製造
現職:公共施設の草刈り・維持管理

ここに転職するまでは、ずっと屋内の仕事でした。

―前職は?

一つ前の仕事は、革のカバン製作をしていました。

その前は別の会社で革製品の染色を行っていて、革に関する仕事には長く携わってきました。

―革製品の仕事、なかなか珍しいですね。

そうですね。革製品の奥深さに惹かれて、モノづくりの世界に入りました。

当時、染色の仕事はやりがいがあったものの、勤めていた会社が倒産してしまったんです。その後、染色で得た革製品の知識を活かして、カバンメーカーに就職した流れです。

ただ、その会社はこれまで勤めてきた中でも規模が大きく、何となく自分に合わないなと感じていて。そこで、再び転職を考えました。

―前職とは全然違う、草刈りや維持管理の仕事を選んだ理由は?

ずっと屋内で仕事をしてきたのですが、ふと「外で体を動かす仕事がしたい」と思ったんです。子どもの頃からサッカーをしていて、大人になっても外にいることが好きだなと感じていて。

また、前職は東京まで通っていたので、次は自宅から通いやすい場所で働きたいなと思い、千葉県で仕事を探すことにしました。

―新日工は求人で知ったのですか?

そうです。自宅からも通いやすいし、素直に「草刈りって達成感がありそうだし、なんかいいな」と思って。直感で応募しました。

そのまま内定をもらえて、ここで働くことに決めました。

―面接に来てみて、何か印象に残ったことはありますか?

社長が思っていたより若くて驚きました。「有限会社」と聞くと、古くから続く会社というイメージがあったので…。

親しみやすく、話しやすい社長という第一印象は今も変わっていませんね。

草刈りは自分にぴったりだった。

―未経験で外作業の仕事を始めて、不安はありませんでしたか?

特に大きなギャップはありませんでしたね。

―夏場の暑さも平気だったのですか?

はい、外で体を動かすのってやっぱり楽しいなって。たしかに夏は暑いですが、あんまり気にならないです。

ただ、もちろん自分の場合なので「自分は平気でも周りのメンバーは大変かもしれない」という意識で、配慮しながら作業をしています。夏場は機械の給油(30分おき)のたびにみんなで休憩をとったり、もちろん無理はしませんよ。

ー草刈りの仕事のどんなところが楽しいと感じますか?

一番は「目の前の草を黙々と刈り続けられるところ」です。草が減っていく様子が目に見えてわかるので、達成感があります。

また、現場の多くが会社近くの長柄ダム周辺なのですが、ダムの周りは自然に囲まれていて気持ちが良いですね。外の空気の中で働けるのが自分には合っていました。

ー現場の雰囲気はどんな感じですか?

一人一人、肩掛けタイプの草刈り機を使って、それぞれの持ち場で黙々と作業します。

草刈り機の音が大きいので、作業中は会話がほとんどなく、自分の仕事を淡々と進めていく時間が多いのですが、自分にとってはそれも気が楽で。

もちろん必要なことはコミュニケーションを取り合うし、休憩中は世間話をしたりすることもあります。ただ「無理に話す必要がない」といった気楽な雰囲気が、居心地が良いなと感じています。

今の仕事を続けていきたい。

ー転職して良かったと思う点は?

まず、基本的に毎日定時で上がれることですね。まれに災害の復旧対応などで時間外が発生することもありますが、日常的な残業はほとんどありません。明るいうちしか作業ができないこともあり、帰り時間が乱れにくいです。

そして、給料がとても上がりました。基本給や賞与なども安定していますし、自分は月に数回、土曜日も出勤しているので、その分しっかり稼げます。

前職では繁忙期は特に残業が多かったのですが、転職して生活リズムも整って、自分の時間も増えたように感じます。

ー会社の好きなところはどんなところですか?

一番は、居心地の良さですね。社長とも壁がなく、気軽に話ができたり、現場の雰囲気も良いですし。

以前、自分がいた革の現場は、どちらかというと「昔の職人文化」という感じで、「技術は見て覚えるのが当たり前」といった空気がありました。新日工に入ったとき、先輩が普通に教えてくれたことが、自分にとってはとても新鮮でした。

ー未経験の方も安心して入れそうですね

未経験でもまったく問題ないですよ。外での作業になるので、「外で体を動かす」ということを楽しめる人がぴったりだと思いますね。作業自体は難しくはないので、安心して入っていただけたらと思います。

ーTさんは、これからどんなふうに働いていきたいですか?

そうですね。特別な目標を決めているわけではありませんが、今の仕事をきちんと積み重ねていければ十分だと思っています。求められたことにはしっかり応えながら、自分らしく無理なく働いていきたいです。

企業担当者の声

入社時は、この仕事について何も経験・知識がなく、道具の名前などから覚える必要があったと思います。仕事のなかで、一つ一つ作業や道具の扱いを身につけてくれたのだと思います。毎日の作業をはじめ、工事業務全般にわたり、現場を支えてくれています。

現場はもちろん、資格の取得にも積極的に取り組んでおり、その姿勢は会社にとっても大きな助けとなっています。趣味・スポーツなどのプライベートの時間や家族を大事にしている印象があり、とても良いことだと思っています。

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今回、ちばキャリのインタビューに答えてくれたお二人は、異なる業種から当社に転職していただき、一つ一つ作業を覚えて、業務を支えてくれています。これから来ていただく方と同じ目線で教えてくれると思います。

現場での作業が主な仕事ではありますが、お二人は機械類をはじめ技術者資格も取得したので、将来的には、現場管理や監理技術者としての活躍も期待しています。

この仕事は、屋外で体を動かす作業で、夕方には汗とホコリで汚れて、体はぐったり疲れますが、一日働いた充実感があります。公共インフラの維持管理に貢献できることも一つのやりがいです。外で行う仕事は、天候や条件などコンディションが変化するため毎日同じではなく、地道な作業ですが、日々新しい気持ちで行っています。

今後入社される方についても、資格取得等、会社としてしっかり支援します。土木・外構など、物を作る機会もできるだけ設けたいと思っています。ぜひ、私たちと一緒に働きませんか? (代表・鶴田より)

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