ーSさんは、どんなお仕事をされているんですか?
入社以来、溶接・製缶スタッフとして、リサイクル装置の製造をしてきました。7年くらい前に工場長というポジションになり、いまはどちらかというとマネジメントの仕事が多いですね。
ーリーダーポジションとして活躍されているんですね。ずっと製造一筋なのですか?
いやいや。自分は、製造の仕事に就くまで「自由な生き方がしたい!」と色々な仕事を転々としてきました。「音楽でご飯を食べたい」という時期もあったし、イス職人に憧れて建築の学校に行ったり、訪問販売の仕事をしていた時期もあります。
ただ、どれもなかなか続かず…。そろそろ定職について、手に職を付けたいと思い、まずは機械保全の仕事をはじめました。
ー機械保全の仕事は、三立機械工業に入る前ですか?
そうです。ただ、そこで自分の知識のなさに打ちのめされました。
機械保全は、機械の点検をして、不具合があれば直す仕事。不具合は毎回同じではないので、知識と臨機応変な対応が求められます。当時の自分には、レベルが高かったんです。
その悔しさをバネに、ポリテクセンター(職業能力開発促進センター)に通い、電気関係を学びました。その後、三立機械工業に入社しました。