
―前職は何をされていたのですか?
鋼材の営業です。完全に「文系」で、スケール(測定用の巻尺)すら触ったことがなかったので、自分が施工管理になれるなんて思ってもみなかったです。スケールの使い方も、この会社に入ってから知りました。
―そこから、なぜこの仕事へ?
知人から「NIPPOに来ないか」って声をかけてもらったのがきっかけです。最初は「営業なら…」くらいに思っていたのですが、正直、給与面の魅力や働く環境の魅力が大きくて、施工管理の仕事でがんばってみたいと思うようになりました。私には、妻と子どもがいるので、収入面でしっかり会社に支えてもらえるという安心感はすごく大きかったです。
とはいえ、転職時の年齢は47歳。正直、不安はたくさんありました。
―建設業界は、どんなイメージでしたか?
…ちょっと、怖いイメージでした(笑)
僕ら世代って、そういう印象を持ってる人も結構いるのではないかなと思うんです。怒鳴られるんじゃないかとか、「なんで知らねえんだ」って一喝されるんじゃないかとか。覚悟していたんです、それなりに。
―実際は、どうでしたか?
まったく…違いました。わからないことを聞くと、みんな、手を止めてくれるんです。どんなに忙しくても。
「なんで知らねえんだ」どころじゃないです。なぜそうしたほうがいいのかという背景から、本当に丁寧に教えてくれて、私が理解できるまで一緒に考えてくれるんです。
―47歳で未経験でご入社されて、営業の分野では豊富な経験もある中で、わからないことを聞くって、勇気がいることだと思うんです。
その通りだと思います。私も、最初は身構えていたと思います。でも…
何度聞いても、聞けば聞くほど、ちゃんと向き合ってくれるんです。みんなが、そうなんです。レベルの見方とか、杭を打つ位置とか、本当に初歩的なところから、一切面倒くさがらずに教えてくれて。47歳のおじさんが「わかりません」って言うことに、ちゃんと一緒に向き合ってくれるんです。こんな経験は、初めてでした。
―すごいですね。
もちろん、私のことをちゃんと尊重してもらえるのですが、その上で、ここでは、絶対に一人にされることがありません。
わからないまま放置されることが、本当にないんです。「一人で考える」じゃなくて、「一緒にやろう」なんです。そうやって一緒にいてもらえる感覚、安心感があるから、一人で現場に出ても怖くないんです。いつでも相談できますから。
まったくの未経験でこの仕事を始めた私でも、大丈夫って思えるんです。私のように未経験で、この歳から始めても、不安なく仕事を続けられるのは、この会社だからこそだと思います。