
―前職は何をされていたのですか?
お寿司屋さんで、寿司職人として働いていました。高校を卒業してすぐ、その道に進んだんです。
―なぜ寿司職人に?
もともと料理が好きで。高校時代も飲食店でアルバイトをしていましたし、母も飲食の仕事をしていて、自然と料理の世界に興味を覚えていて。特に、寿司職人の仕事って日本の伝統じゃないですか。「何かの職人になりたい」という気持ちがずっとあったので、だったら寿司の道に進んでみたいなと。
―どんなところが魅力でしたか?
やっぱり、人に喜んでもらえるところです。
寿司を食べて怒る人って、たぶんいないと思うんです。人に笑顔になってもらえたら嬉しいし、人の役に立ちたいっていう気持ちが元々あったので、そういう意味で、すごくやりがいのある仕事だと思っていました。でも…
―でも?
心のどこかで、今の仕事への興味がずっとあったのだと思います。
―施工管理への興味ということですか?
はい。
実は、父も道路建設の施工管理の仕事をしているんです。子どもの頃からその姿を見ていて、高校生のときにはアルバイトで現場の手伝いに行ったこともありました。それで、いつか自分もこういう仕事をするのかな、してみたいなっていう気持ちが、どこかにずっとあったんだと思います。でも、寿司職人の仕事も好きで…。
何度も悩みました。ただ、悩んでいるということは、もう、施工管理の仕事をしたいということだったのかもしれません。
―お父さんの仕事は、どう映っていたのですか?
かっこよかったです。
夜、仕事に出掛けていくこともあったし、忙しいときは本当に大変だったと思うんです。でも父は、仕事を大変だと言うことはありませんでした。家にいるときは一緒にたくさん遊んでくれましたし。そういうときはすごく優しいんです。それが、仕事に出掛けていくときは全く別の顔になります。現場のことを真剣に考えていて、責任をもって現場に向かっているのが、子どもながらに見ていてわかるんです。そんな父の背中を見ながら、自分もこうなりたいって、思っていました。
―転職を決めたきっかけは、どんなものだったのですか。
父に相談して、いま僕がいるこの会社、NIPPOを紹介してもらったのが直接のきっかけです。「いい会社だぞ」って紹介してもらって、面接を受けさせてもらいました。
人を笑顔にできる寿司の仕事も好きでした。本当に。でも、道路や舗装の仕事は、残るものが大きい。大変なことも多いと思うけど、完成したものを、たくさんの人に使ってもらえる。そこに、大きな魅力を感じました。
内定をいただいて、僕はNIPPOでお世話になることに決めました。