株式会社ネオテック
技術も、人間力も、育ててもらえる職場。

技術も、人間力も、育ててもらえる職場。

I・Nさん(31歳)
2018年入社
前職:造園業
現職:空調設備の施工管理

「工具を使いたい」から見つけた設備の仕事。

―前職は何をされていたのですか?

高校卒業後から、造園の仕事を4年ほどやっていました。

―お庭をつくっていたのですか?

個人宅のお庭づくりも依頼があればやっていましたが、自分がいたところは公共工事がメインでした。道路脇の植栽の剪定や公園の管理などですね。

―もともと造園に興味があったのですか?

正直、そういうわけではなかったんです。実は、自動車整備の専門課程のある高校に通っていたのですが、在学中に「車の整備は、趣味程度にできればいいかも」と思うようになって…。造園会社は、地元の知り合いの社長さんから誘ってもらって、仲の良い同級生と一緒に入社しました。

―そこから転職を考えたきっかけは?

「工具を使う仕事がしてみたい」と思うようになったのがきっかけです。「手に職」という面では造園業もそうなのですが、自分の場合は自動車整備を学んでいたこともあり、工具を使って何かをすることが好きでした。

「手に職」「工具を使う仕事」で考えたときに、漠然と設備の仕事が浮かんで、求人を探し始めました。

―ネオテックを知ったきっかけは?

新聞に入っていたチラシで知りました。本当にたまたまですね。

―設備の中でも「空調」にこだわりがあったのですか?

いえ、当時はまったく。設備というと、電気・空調・給排水などいくつか分野があると思うのですが、その中ならどれでもいいと思っていましたし、そもそも違いについて意識をしていませんでした。

ネオテックは、未経験者を歓迎していて、内定をいただけたので、ここでお世話になろうと決めました。

前職とのギャップに直面した、入社当時。

―現在は施工管理とのことですが、施工スタッフとしてご入社されたのですか?

はい。3年ほど施工スタッフとして工事をやっていました。

―未経験からだと、どんな仕事から始めるのですか?

自分の場合は、個人宅のエアコン取り付けから始めました。先輩と一緒に現場に行って、教わりながら学んでいきました。ただ、必ず個人宅向けの工事から始めるというわけではなく、対応する工事は法人向けもあるので、そのときにある工事に入って一つ一つ経験を積んでいくイメージです。

―造園から空調設備の仕事になって、一番の違いは何でしたか?

まず、屋外か屋内かの違いです。空調設備工事は、お客様の建物内に入って作業するので、服装や身だしなみ、匂いなどにも気を配る必要がありました。

汚れて当たり前という屋外の作業に慣れていたので、お客様が同じ空間にいる屋内の作業は、最初は緊張感もありましたし…自分にとっては大変でしたね。

―なるほど。ちなみに、技術面はいかがでしたか?

工具を使うといっても、車とエアコンでは全然違うので、こちらも一から覚えていきました。正直覚えることは多いのですが、手先を使う作業が好きなこともあり、わりとスムーズに覚えていけたと思います。

ただ、精度の部分では、前職以上に気を遣うようになりました。前職の造園業なら、たとえば葉っぱが1cmズレていてもさほど気になりませんでしたが、エアコンの場合は少しのズレ・傾きも一目瞭然です。お客様の製品だからこそ、傷つけないようにする必要もありますし。

とても繊細な仕事だと思いました。って、さっきから自分は苦労話ばかりしていますね?

―リアルな部分だと思います。それでも続けてきた理由を、次に聞かせてください!

でも、「続けたい」と思えた。

―大変な中でも、続けようと思えたのはなぜですか?

この仕事は工事が無事に完了すると、必ずと言っていいほどお客様に感謝していただけます。

特に当社の場合は、自社で設計・管理・施工まで一貫してやっているので、お客様と関わる機会が多いんです。施工管理になってからは、現地調査をして、見積もりを作って、お客様と話して…と全体に関わるのでやりがいも大きくなりました。感謝のメールをいただいたこともあります。

―お客様との距離が近い会社なのですね。

そうですね。当社は個人でも法人でも、基本的に元請け(お客様から直接依頼を受ける)です。それに、すでに使われている建物の空調設備の入替やメンテナンス工事が多いので、その場で設備が動くところまでお客様と一緒に確かめられるんです。

「涼しくなった」「よかった」というお客様の顔をその場で見られるのは、この仕事の大きな魅力だと思いますよ。

―管理の仕事は、入社当時から興味があったのですか?

興味を持ったのは、入社してからです。きっかけは単純なのですが、施工管理の先輩が、現場をまとめている姿がカッコいいと思ったから。

ただ管理者になるには現場を知ることが大事なので、施工スタッフとして経験を積みながら、少しずつ管理業務にシフトしていきました。

―施工スタッフから管理の立場になると、見えるものも違いましたか?

はい。管理の立場になると、自分だけじゃなくみんなの声を聞かなくちゃいけないですし、それをすり合わせながら一番いい工程を作っていく必要があります。コミュニケーションがさらに大事になる仕事だと感じました。

ただ、施工スタッフとして学んだことが活きていると感じるし、現場を経験してよかったなとも思います。また、管理の立場になると、一人で大きな金額を動かしていくことができる分、収入も大幅に上がりました。自分の成長が収入にあらわれるのは、一番のモチベーションになっていると思います。

―なんだか理想的なキャリアですね。

とはいえ、今も現場で施工する日が時々あるんです。地域に住むお客様から「突然エアコンがつかなくなった」などの依頼を受けて、自分が現場に入ることもあります。施工することも好きですし、「ありがとう」が嬉しいですね。

―現在は、どのくらいの規模の現場を任されているのですか?

これから始まるのが、公共施設のエアコンの入れ替え工事で、金額でいうと約1億4,000万円の現場です。自分の中では一番大きいですし、会社が手がける工事の中でも大きいほうだと思います。

―それは、すごい。

入社した頃は、こんな現場を任せてもらえるとは思っていなかったです。

人間としても育ててもらえた職場。

―先ほど、お客様から感謝のメールをいただくことがあるとおっしゃっていましたが、どんな内容が書かれているのですか?

「あなたに頼んでよかったです」というような内容を、けっこうな長文でいただくこともあって。

もちろんお客様の人柄にもよると思いますが、わざわざ感謝を伝えてくださるのって、すべてが100点満点に近くないと、そうはならないと思うんですよね。

―というと?

工事の仕上がりだけじゃないな、と思ったんです。

言葉遣いがよくないとか、お客様のお宅に入ったときに靴を揃えないとか、そういうところができていなかったら、そこまでの感謝はされていないと思います。「つけてくれてありがとう」で終わっていたんじゃないかなと。作業以外の部分も、見てくださっているんだと感じました。

―そういったマナーはどうやって身につけてきたのですか?

ネオテックに入ってから、社長が直々に教えてくださいましたし、先輩方もそういうふうに学んできているので、背中を見ていると「自分もやらなくちゃいけないんだな」とわかるんです。

社長や先輩からは、技術以外のこともたくさん教わりました。自分の中で「当たり前」ってあると思うんですけど、「これは当たり前じゃないんだな」と気づかせてもらえる。ありがたいなと思っています。

―入社当時と比べて、自分でも変化を感じていますか?

自分はいま31なんですけど、20代の頃は社会のことも、本当の大人ってどんな大人なんだろうということも、正直わかっていなかったんです。

ここでマナーやルール、言葉遣いを教わっていくうちに「自分も"いい大人"になってきているのかな」と思えるようになりました。

―そう実感する瞬間はありますか?

お客様から「言葉遣いが綺麗ですね」と言っていただいたことがあって。自分では意識していなかったので、驚きましたし、嬉しかったですね。

―プライベートにも影響はありましたか?

あまり意識していない部分ではあるんですけど……友人から頼られることが多くなったような気もします。

空調の仕事は、電気や給排水の知識も関わってくるので、いろんなことを覚えていく必要があります。だから、電気やエアコンのことを聞かれることもあります。また、建設業をやっている友人も何人かいて、見積もり作成の相談など、仕事の話をすることも増えました。

―最後に、今後の目標を教えてください。

まずは資格ですね。1級管工事施工管理技士を、今まさに勉強しているところです。

いまは現場代理人として、実務としては1から10までやらせてもらっているのですが、資格がないと自分の名前が使えないんです。せっかくやっているのに実績として残らないのは、もったいないなと思っていて。

自分の名前で現場を持てるようになるのが、当面の目標です。

企業担当者の声

Iさんは、いまでこそ落ち着いた大人ですが、入社当初はやんちゃな一面もありました。一方で、仕事に対しては、自分から前に出ていくというより、言われたことを淡々とこなしていくタイプでしたね。そのなかで、私が評価していたのは、自分を大きく見せようとしないところです。人は自分をよく言おうとするものですが、彼にはそれがなかった。等身大のまま、目の前のことを一つずつ積み重ねていける人間だと感じていました。

ガツガツやるほど息切れするものです。だから彼には「そんなに急がなくていいから、正しいことを一つずつちゃんと進めよう」と、当時からよく話していました。

私が大事にしているのは、作業のスキル以上に、人としてどうあるべきかを教えること。やる気さえあれば、スキルはちゃんと身についていくものだからです。それよりも、人としての部分を教えたほうが、確実に伸びる。お客様のお宅に上がるときの身だしなみや言葉遣いも、彼には一から伝えてきました。自分の家に、そんな格好で上がられたら嫌だろう、と。

そうした積み重ねが実を結んで、今では「Iさんに頼みたい」とご指名をいただくことも増えました。お客様からわざわざ会社にお電話をいただくこともあり、本人には照れくさいでしょうが、私は嬉しく思っています。9年前を知る人間からすれば、驚くほどの変化です。

人は変われます。変わろうと努力し続けたことが自分の力になると体感できれば、人はもっと伸びていける。彼はそれを証明してくれました。これから入ってくる社員にとっても、いい手本になってくれるはずです。(代表・片岡より)

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