入社後すぐ上流工程へ◆苦手だった社員交流も好きになれたMRPという職場
I.Yさん
(男性 / 24歳)
- Before
- ネットワーク監視・ヘルプデスク
- After
- インフラエンジニア
記事の目次
まずはスキル磨きを優先!ゲームプランナーを目標に、転職ありきでの就職
これまでの経歴を教えてください
学生の頃は「ゲームを作りたい!」という夢を持っていて、ゲームクリエイター科のあるIT専門学校へ進学しました。
作るより企画側をやりたかったので、狭き門だろうとは思っていましたが、当時は「夢見る少年」で(笑)きっと辛い道になるだろうと覚悟をしつつ、小さい頃からの自分の夢を叶えるために勉強する日々でした。
では、卒業後はそのまま夢を叶えるためにゲーム業界に?
行けたらよかったのですが、当時の自分のスキルでは「経験値が圧倒的に足りない」、いざ現場に入っても「活躍できるだろうか?」という不安があって。
こういった不安を抱えたまま就職するよりは、別の会社でスキルを身につけ、自信をもってゲーム業界に挑戦しようと思い、前職にあたる「インフラ分野を専門に行っているIT企業」へ就職をしました。ただ、あくまで目標は「ゲームプランナー・ゲームクリエイター」でしたので、スキルを身につけた後は、目標の分野へ転職をしようと考えていました。
なぜ開発分野ではなく、インフラ分野の会社にしたのですか?
これも実は色々あって、前職の会社の求人広告の中で「ゲーム関係のコンテンツアプリの開発」をアピールしていたので、入社までは「ゲーム関係のアプリ開発に携われる!」と期待していたんです(笑)そして、蓋を開けてみてビックリ。
いま思うと、面接時点で「ん?」入社後すぐに「おや?」っと思うところがあったのですが、幸いにも配属された現場が自宅から30分圏内の現場とかなり通いやすいのもあり「まぁ、いいか」と働き続けちゃいました。
そんな背景があったのですね。では、退職に踏み切った理由は?
上司とのちょっとした人間関係もありましたが、その現場の契約満了が2年でしたので、区切りのいいところで辞めようと思っていたことが理由です。
とてもありがたかったのが、同じ現場に配属されていた他社のエンジニアの方たちに「この現場にいてくずぶっているより、若いうちに次に行った方がいいよ!」「転職考えてて安心した、応援するよ!」や、夜勤でちょっと仕事が落ち着いた時には「いまの時間使って転職先の検索したら?」と、声を掛けてもらえたりと、みんな背中を押してくれて。
話を聞くと結構入れ替わりの激しい現場だったらしく、私のように丸々2年間いるのはかなり珍しかったようです。余裕を持って退職も伝えていたので、結果、円満退社で前職は終了しました。
経験を活かしてインフラ分野へ。採用サイトの印象がよかったMRPへ応募
転職先にはどのような条件設定などしていましたか?
前職で通勤時間のかからない楽さを知ってしまったのもあり「千葉県内の会社」がいいという想いはありました。また、これも前職の経験からですが、前が3交代制で夜勤あり・有給がなかなか取れない会社だったので「勤務時間固定で、土日祝休み」がよく、この2つを軸に求人検索をしていました。
転職する以上、前職の繰り返しではなく、環境の改善もしていきたかったですしね。
転職活動はどのように行ったんですか?
最初は若手向けの求人サイトを利用していたのですが、都内勤務の求人が多く悩んでいたんです。そこでネットで検索をしていたら「ちばキャリ」が出てきて、利用を始めました。
全部で2社応募し、1社は仕様書や企画書などの作成と社長秘書ポジションの仕事で興味があり応募したのですが、企業サイドからの返信がなく、そのままフェードアウト。
もう1社応募した先は、インフラ分野の楽しさも知ってしまったことも後押しし、この分野でもっと成長したいという想いをもって、各分野のエンジニア採用を行っていた、エムアールピー(以下MRP)へ応募。
前職の記憶からも「採用サイトにはウラがある」というがあるというイメージがあったのですが、MRPの採用サイトには、働く社員1人1人の社員と簡単なプロフィールが載っていたり、ブログでは社内イベントの様子が投稿されていたりと、かなりオープンな会社という印象と安心できる会社だと感じて。また、企業サイドからの返信もとても早くて、とてもいい印象だったんです!
内定→入社までの期間にも、面談や社員さんとご飯の機会も
MRPでの面接はどのようなに進んだのですか?
1次面接はオンラインで現場の上司と実施。仕事内容を中心の質問だったのですが、そのなかで「年収ってどのくらい欲しい?」と聞かれ、まったく想像していない質問だったので焦っちゃって(笑)「400万ですかね?」なんて、社内人2年目にしては高いだろう数字を言っちゃって…。「相場分かってないやつじゃん」とちょっと反省しましたし、正直、落とされたって思いましたね。
でも、2次面接の連絡がきて、面接のために訪問することになって。
2次面接は役員の方2名と行ったのですが、1次とは打って変わって「趣味の話」などを中心に、時々笑いもあるようなラフな雰囲気で。過去の面接だと2次面接は最終ジャッジだから絶対気が抜けないと緊張しっぱなしだったのですが、「こんなでいいの?」ってほどカジュアルに進んで、でもその雰囲気が「人間関係が良さそう」という印象に繋がり、より入社したいという気持ちが強くなりました。
そしてご縁あって、内定へ。
入社日は内定から1ヶ月後の、2021年9月になったのですが、この1ヶ月の間も連絡をいただいたり、訪問して社員さんとご飯を食べに行く機会を作っていただいたりと、入社するまでのサポートも感じました。
(※)入社後に撮影した求人用の写真。Iさんは上段左から2番目
まずは1ヶ月の社内研修。希望・経験を考慮で、すぐに上流工程へアサイン
入社後の流れを教えてください
最初は約1ヶ月間、本社で基礎研修がありました。基本的にはインフラ分野の上司とマンツーマンで、「インフラってなに?」「インフラ分野はなにをする仕事なのか」という基礎スキルの研修をはじめ、Liunxサーバ(仮想環境)の構築の仕方~ネットワークへの繋ぎ方まで、実務的な研修などがありました。
また、どんな現場にいっても初期段階で困らないように「クラウドサービス・OS(ソフト・ハード)・プロテクションプロファイル(PP)」など、幅広く知識を学びました。
10月の3週目から現場へ。まずは過去のデータをみて「端末のセットアップ」「仕様書の確認」など、自分のこれからやっていく業務の確認、その後は一緒に現場にアサインされているエンジニアの方たちのフォローを受けながら、設計書や仕様書の修正など、主に上流工程と呼ばれる業務を任されました。
案件自体は都内でしたがテレワークベースで行っていた現場でしたので、出社は会議のある週1~2日程度と、バランスよく働ける職場でした。
チームでのアサインですか?
この現場は、MRPからは自分だけでした。
でも、お付き合いの長い現場で営業スタッフともかなり密にコミュニケーションを取れている現場であったり、一緒にチームアップした他社のエンジニアの方たちも良い人が多く、自分が困っている様子を感じて「どうした?」なんて聞いてくれたり、自分としても聞きやすい環境でした。
自社(MRP)との交流機会などはどのように持っていたのですか?
業務優先・オンライン参加OKではありつつも、毎日の朝礼・毎月の部会で顔合わせる機会も多く、また、インフラ事業部でもチームが2つほどあるのですが、定期的に報告会が行われていて「タスクや案件の共有」「困っていることの相談」など、聞き合える雰囲気があるので、MRPの一員として働いている感覚は常にありますね!
部会の後には行けるメンバーでご飯に行ったり、自分は都合が合わなくて不参加だったのですが、年始(2023年1月)には、毎年恒例の餅つき大会があったなど、社内イベントも多くて楽しいですよ!年2回、全社員参加の会議があるのですが、昨年末は忘年会も兼ねて 幕張のホテルで行われ、普段と違う雰囲気での交流もできたんです!
いままではこういったイベントが苦手で、どちらかと言うと「参加したくない派」の人間だったのですが、MRPに入社してからは、社内イベントへの苦手意識も薄くなっていて、みんなとの交流がほんとに楽しいんですよね。
(※)左:MTGの様子/右:全社会議の様子
これからの目標は?
タイミングよく上流工程にアサインしていただけ1つ目標は叶ったものの、まだまだスキルアップはしていきたいと思います。
前職ではシフト間でのTL(チームリーダー)をさせていただいた経験もあるので、MRPでもTLになり、全体のスケジュール管理などの責任のある仕事を、もっと任せてもらえるようになりたいです!
また、いままで業務を行うなかでのスキルアップが中心だったのもあり、資格を全然持っていなくて。これからは資格の勉強も並行して行い、個人としてのスキルアップや「資格があるから、この案件任せてもらえたよ!」なんて、会社に貢献できるのもいいですよね。
会社としても、独自コンテンツの展開・新卒採用の開始などを目標にいま動いているので、私たちも「これやってみたい!」「会社のここをもっとこうしたい!」など、新しいこと・改善したいことに対して、声を上げやすい時期でもあるんです。
定期的に声を聞いてくれる会社でもあり、また実行にむけて動いてくれる会社でもあるので「会社と一緒に成長していきたい」や「変わっていく会社に、自分も加わりたい」という方には、いまは一番楽しい時期と思います。
私は現状で一番年下なんですが、もっと若い子が入ってくれて、一緒に切磋琢磨してくれることを期待しつつ、自信のスキルアップを頑張っていきたいと思っています!
本日はありがとうございました。
面接担当者の声
Sさん(当時:2次面接担当)
Iくんは、面接の時から「ゆくゆくはインフラ分野で上流工程をしたい」とやりたいことが明確で、それが前職の環境ではできなかったこと、成長のために転職を考えていたなど「やりたいことへの意欲」をかなり感じられ、そこが1つの決め手でした。
また、彼の凄いところは、猪突猛進に「あれしたい!これしたい!」と言っている訳ではなく、実現したいことを述べたうえで、きちんと会社の成長や自分のなりたい像をしっかりと考えた発言も多くて、感心させられたのも覚えています。
入社後に感じたのは「理解力・ヒューマンスキルの高さ」。伝えたいことへの理解の速さだけでなく、彼が伝えたいことも的確にまとめてくるので、やり取りの中で無駄がないんですよね。そういったスキルは同世代をみても、群を抜いていると感じます。
今後は、より売上への貢献を期待しています。いまのスキルではタスク処理になってしまっていることを、スキルアップし生産性を上げていったり、将来的には、彼自身がリーダーとして1つのPJを動かしていけるようになってくれるのを期待しています。
企業情報
- 会社名
- 株式会社エムアールピー
- 事業内容
- ・アプリケーション開発・Webサイトの構築・インフラ基盤構築・システム検証・上記各項目に関するコンサルティング業務
- 求人情報
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