ちばキャリへの応募では、WEB履歴書が採用担当者の最初の判断材料になります。同時に、関連サービス「オファくる千葉」では企業からのスカウト(オファー)機能を利用できますが、スカウトが届くかどうかもWEB履歴書の充実度で大きく変わります。

このページでは、転職コンサルタント260名への実態調査(エン・ジャパン・2023年)をもとに、採用担当者の視点から「スカウトを受けやすいWEB履歴書の書き方」を具体的に解説します。

スカウトが来ない最大の原因は「職歴の記載不足」

転職コンサルタント260名を対象にした調査では、半数(48%)が「スカウトを送れない求職者が4割以上いる」と回答しています。その最大の原因が「職歴の記載不足」です。

スカウト送付時の判断ができない求職者の割合と、不十分な項目のアンケート結果

出典:エン・ジャパン「ミドルの転職コンサルタントアンケート」(2023年9月)

「直近在籍企業での職務内容が不十分」(62%)が断トツ1位。内容が薄いと採用担当者は「この人が何をしてきたか」を判断できず、スカウトを送ることができません。

よくある誤解:「まず登録だけしておいて、後で詳しく書けばいい」は逆効果です。登録直後に採用担当者が見ていることが多く、情報が薄い状態で見られると印象が固まってしまいます。登録時から充実した内容を書くことが重要です。

採用担当者がスカウト時に見ているポイント

同調査では、スカウト送付時に採用担当者・コンサルタントが特に注目する項目も明らかになっています。

スカウト送付時に職務経歴で注目するポイントと、やってしまいがちな失敗例のアンケート結果

出典:エン・ジャパン「ミドルの転職コンサルタントアンケート」(2023年9月)

職務経歴欄で最も注目されるポイントは「職務内容が具体的に記載されているか」(83%)。プロフィール欄では「学歴や職務経歴が評価でき応募先と関係性があるか」(67%)がトップです。

やってしまいがちな失敗例トップ3

1 レイアウトが見づらい(57%) 情報が伝わればいいと思いがちですが、「正確にわかりやすく整理できるか」も能力として見られています。フォントの統一・印刷プレビューでの確認は必須です。
2 専門性・出来ることが曖昧(47%) 「雑務」「その他業務」などでまとめてしまい、具体的な業務内容が伝わらないケースが多い。自分のスキルや経験を客観的に言語化することが重要です。
3 仕事の成果に具体性がない(42%) 「多くのお客様から良い評価をいただきました」ではイメージできません。「100社以上に提案し、前年比130%の実績」のように、数値と固有名詞で書くことが転職成功につながります。

まず注力すべき3つの項目(優先順)

1 直近の職務内容(最優先) 採用担当者が最も確認するのは「今何をしている人か」。担当業務・実績を具体的な数値とともに記載してください。「営業をしていた」ではなく「千葉県内中小企業20社を担当、月間目標達成率120%を継続」のように書くことが鍵です。
2 職務要約・自己PR 「この人のキャリア全体像」が見えると、採用担当者は判断しやすくなります。「○年間の営業経験を通じて○○のスキルを培いました。千葉の中小企業で長く貢献できる仕事を探しています」のように、キャリアの要点+転職の目的を3〜5行でまとめましょう。
3 過去の職務内容 直近と職務要約が埋まったら、過去の勤務先の職歴も追記しましょう。すべての職歴を正直に書くことが原則で、前々職の経験が思わぬ形で評価されることもあります。

職種別:採用担当者が特に注目するポイント

同調査では、職種ごとに見るポイントも明らかになっています。自分の職種を確認してください。

職種 特に注目されるポイント
営業系 予算と実績・達成率。新規開拓か既存フォローかの比率。商談相手の役職レベル。マネジメント経験の有無と規模
経理・財務 決算書作成・税務・連結決算・資金調達などどこまで担当したか。経験した企業規模(上場・非上場・従業員数)
人事・総務 人事企画・制度設計・採用・労務・研修など、どの領域に強みを持っているか。上場企業の株主総会対応経験
IT・Web系 PG→SE→PL→PMのどのフェーズか。手を動かせる(コーディング・実機テスト)かどうか。担当プロジェクトの業界領域
建設・不動産系 施工管理・設計・設備管理などの経歴年数と物件種別・規模。案件の工事金額・面積。ゼネコン・デベロッパーなど立ち位置
マーケティング 具体的な手法と実績数値。オンライン・オフラインのどちらに強いか。デジタルマーケティングへの対応可否

転職成功する人の職歴書の特徴(コンサルタントコメントより)

  • 「読む」のではなく「見る」だけでサマリーが把握できるレイアウト
  • 職務要約に「何が強みで、どう貢献できるか」が冒頭に書かれている
  • 会社の事業内容・年商・従業員数が各社ごとに記載されている
  • 営業なら「何をどんな立場で営業し、年間何件・いくらの実績か」が明確

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職種別の書き方サンプルも用意しています。「何をどう書けばいいかわからない」という方はこちらを参考にしてください。

職歴書サンプル一覧(法人営業・事務・IT・製造など15職種)→
各職種の記入例・採用担当者が見るポイントをまとめています