ちばキャリで採用に成功

ちばキャリを活用して採用活動を成功させた企業様に、その秘訣を伺います。今回は千葉市にある株式会社ケンズエージェンシーの岩崎様にインタビューを行いました。


<募集職種>

  • 営業アシスタント
  • DTPデザイナー
  • WEB制作スタッフ
  • 事務スタッフ

<募集背景> 

  • 増員募集

<成功ポイント>

  • 世代交代も意識した未経験若手採用に注力き
  • 若手が発言しやすい環境であることを原稿内でアピール
  • 初めての女性営業職の採用によって、変化した会社の雰囲気

株式会社ケンズエージェンシー
市原本社・千葉支店、国外にはモンゴルに支社を構え、不動産マガジン「eスマ」の発行をはじめ総合広告代理店として、多種多様なサービスを展開。地域社会から求められる企業として常に走り続けるために、お客様が満足頂けるまで全力でサポートを行っています。


若い世代の子が会社に対して「本当に求めているものは何だろう」を考え続けた採用活動

ちばキャリで採用に成功

これまでの採用・育成課題

当社が地域特化媒体を運営しているのもあって、地元に寄り添った採用をしたく利用したのがちばキャリさん。初めて利用したのは5年ほど前で、長期的な採用活動を目的に何度も利用してきましたが、なかなか思うような人材の採用ができなかったり、せっかく採用しても続かなかったりという状況でした。

営業担当の方や制作担当の方にどうしたらいいかを相談を重ね、打ち出し方の修正や原稿内に社員のインタビューを追記するなど何度も試行錯誤。若手層の応募が集まりだしたのが2020年でした。コロナの影響もあったのかもしれませんが、千葉に住みながらも今までは都会志向だった広告業界にチャレンジしてみたい子の目に留まったのかなと思います。面接をしていても「今までは東京での仕事を検索していたが、地元で働きたいと思った」という子もいました。

このタイミングで若手が何名か採用ができ「この調子で活性化させていこう」と思った時に直面したのが、若手社員の定着率の低さ。当社はいい意味でも、悪い意味でも昭和な会社+男くさい営業会社でしたので、今までも若手の定着率は課題に感じており、会社の雰囲気を時代に合わせて変える必要があるな...と。時代に合わせた働き方=若手が長く働きたいと思ってくれるような会社にしていくのが最重要であると、採用ができたからこそ改めて感じました。

「自分たちでいい会社を作る」。若手採用に注力し、平均年齢を40代⇒20代へ

私自身、28歳(当時)で役員になったのですが、だからと言って「発言がしやすいか?」と言われるとやはり、上の世代に遠慮をしてしまい意見があっても発言しにくい悩みを抱えていました。自分自身の経験から、「昔のやり方が当たり前」という上の考え方を変える必要があると考えました。

その中で行った1つが「女性営業職の採用」です。今まで実績がなかったので、当時は社長に猛反対を受けました(笑)でも、お取引先に女性営業さんが増えていることや、その当時にちばキャリ経由で面接を進めていた女性の方(今ではTOP営業に成長!)に出会い、彼女の入社意欲や仕事への真剣度の高さが、会社を変えていくには必要な存在になると思い、社長に猛プッシュ、採用へ踏み切りました。

結果、この採用が会社にとって本当にいい効果をだして、今では積極的に女性採用をするようになりました。これは社内環境の変化だけでなく、女性ならではの気づかいや、細かなやり取りができる姿勢がお取引先にも評価頂き、仮に結果が出なかったときでも「もう一度やってみようか」とお声掛け頂く機会も増え、継続率UPにも繋がりました。

ここから女性営業職採用に大きく舵を取り、また、日々のお客様とのやり取りの中で、より細かなフォローが今後必要になると判断し営業アシスタント採用を始めるキッカケにもなりました。こうして、男性社員しかいなかった会社を脱しましたね。現在、千葉支店は女性営業が2名活躍、先日も女性と男性の1人ずつ、ちばキャリ経由で若手が入社し、新しい風が吹こうとしています。

私1人の力では会社を変えることは厳しいので、若手社員に積極的に意見を聞き、「現場の意見」「若手社員の考え方」「社員はこれからの会社をどうしていきたいと考えているのか」などを社長・経営陣に向けて発信しています。

意見を拾えるように、まずは若手社員とのコミュニケーション量をUP

ちばキャリで採用に成功

他にも、若手の定着率を上げるには「若手の考えを知る」ことが大事と考え、研修はもちろん、気軽に今感じていることを相談しやすいように月1でミーティングを行いコミュニケーションの場(発言しやすい場)を増やしたんです。

まぁ、色んな本音が聞けました(笑)でも、これは変わるチャンスだなって。

このミーティングの中で出た意見から、新規事業をスタートするキッカケにもなりました。この事業に対しては、まだまだ揉むことが沢山あるのですが、若手が先頭に立って自分たちでどうして行こうかを考えながら楽しくやっているので、いい雰囲気にも繋がっています。

やりたいことを叶えてあげられる環境や、やりたいことをやり続けられる環境がある方が、長く働ける会社のポイントでもあると思います。意見を通してあげることで、個人のモチベーションUPを会社としても続けてあげたいですね。

今後もより、フレッシュな層の採用にも、力を入れていきたいと考えています。

取材後の感想

前例のない中、女性の営業職を採用するのはとても勇気のいる決断だったと思います。ですが、その決断によって、「営業の仕組みや組織風土が前向きに変化し始めている」という手応えを感じている様子が伝わってきました。

新卒採用や女性採用など、採用活動の改革を行うことで環境整備や組織改善が進み、結果的に会社が強くなるという良い事例になると嬉しく思います。積極的なコミュニケーションが取れたり、行動力がある女性が営業職にハマると強いですから、今回採用した方の今後の活躍にも大いに期待ですね。まだまだ追加で採用したいとのことですので、良い人材が採用できるよう引き続きご支援して参ります。

2021年7月取材(取材:種村)

会社情報

会社名 株式会社ケンズエージェンシー
事業内容 ・不動産マガジン「eスマ」月刊約400万部発行
・HPで住まい探し「eスマ」
・チラシ、カタログ、パンフレット
・SP、販促ツールの企画・制作
・名刺、封筒製作
・看板、のぼり旗製作
・ロゴマーク・ロゴタイトル作成
・パース作成&間取作成
・雑誌等の企画、制作、印刷
・新聞折込代行、千葉テレビ放送
・ベイFM等の電波媒体の広告
・Webサイトの企画・制作・運営
・各種イベントの企画・立案・運営
設立 1997年5月8日
本社所在地 千葉県市原市五井東3-7-1
代表者 代表取締役 山内 浩昭
会社HP http://www.kenz.ne.jp

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