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兼業・副業人材に経営層と同等程度の情報を共有することが業績・生産性向上につながる

株式会社リクルートが、兼業・副業に関する動向について、働く個人および企業人事担当者それぞれに調査を実施しました。(兼業・副業に関する動向調査2022

人材不足、採用難の状況で、兼業・副業人材の受け入れを行う企業は増えています。

このレポートのポイントは大きく以下の2つです。

兼業・副業人材の受け入れ目的として「人手不足の解消」が 54.8%で最も高かった。他にも「社内人材にはない知識やスキルを持った人材の確保」、「イノベーションの創発や新事業開発につなげる」などが上位に挙がっており、兼業・副業人材に新しい知識やイノベーションのきっかけを求めるケースが多いことが分かった。

生産性向上につながっている群は、つながっていない群よりも経営層と同等程度の情報共有をしていることが分かった。兼業・副業人材に経営層と同等程度の情報を共有することは受け入れ企業の業績や生産性向上につながると言える。

 

【コメント】
採用環境が厳しくなる中、兼業・副業人材の活用や業務委託、アウトソースの活用など、組織運営を見直したり、改善する必要性が高まっています。弊社でもすべてを社員で賄うのではなく、知識や見識、専門性のある外部人材の活用に注力を始めています。

この記事によると、兼業・副業人材を活用して生産性を高めるためには、情報共有に気を配る必要があるようです。兼業・副業人材は、収入だけでなく、その事業にプラスに関わりたいとの思いを持っているケースも多いでしょうから、経営層と同等程度の情報提供をすることが求められるのかもしれませんね。

ちばキャリのお客様では、兼業・副業人材の活用事例はまだあまり聞かないですが、活用の機運は高まっているように感じます。