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日経新聞の携帯会社に関する記事(携帯大手4社、5G網整備へ技術者争奪)の中で、転職市場について触れられていました。


携帯大手が求めるネットワーク技術者の22年の求人数は20年より45%増えた。パーソルキャリアの転職サービスのdoda(デューダ)によると、足元の23年2月のIT・通信エンジニアの転職求人倍率は10.19倍で、全体の2.15倍を上回った
人材サービス大手のエン・ジャパンによると、エンジニアが転職した際の22年の平均年収は新型コロナで底となった20年比19%増の519万円だった。
同社で通信業界を担当する星野玲氏は「通信業界は人材獲得が難しい。売り手市場で適正水準を上回る年収を示す事例が多い」と話す。従来は700万円程度が上限だったが、いまは900万円ほどに上がっているという。
求人市場の動向をつかむ上で重要なデータですね。
記事の中にあるDODAの求人倍率レポート(2023年2月)も求人市場動向をつかむ上でとても参考になります。

  • 2023年2月の求人倍率は2.15倍(前月差-0.19pt/前年同月差+0.37pt)。
  • 求人数は前月比103.5%、前年同月比139.2%。
  • 転職希望者数は前月比112.6%、前年同月比115.5%。
中小企業にとっても厳しい採用環境が続きますので、採用にかける労力を増やしたり、採用手法を再検討したり、工夫改善が求められますね。