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エン・ジャパンが3月の派遣社員の募集時平均時給を発表しました。
三大都市圏(関東・東海・関西)で前年同月比35円(2.2%)高い1652円、職種別では「IT・エンジニア系」が前年同月比186円(7.9%)高の2527円となったようです。

その理由としては、
新型コロナウイルス禍でリモートワークの導入が進んだIT系だが、経済再開に伴い、出社や対面に回帰する動きがある。「在宅勤務ができない代わりに、各社が時給を上げて人手確保を目指す傾向にある」(エン派遣の中島純事業責任者)
といったことが挙げられていました。
 
昨日も、日経新聞の記事(オフィス回帰、出社率7割に 企業は対面重視へ投資)にありましたが、リモート勤務からオフィス出社への回帰の流れは高まっているようです。


出社勤務にもリモート勤務にもメリット・デメリットがあります。それぞれのメリットを活用できるような融通の効く体制がとれるとよいですね。

今回の記事にあるように、営業や営業アシスタントの派遣時給も上がっています。リモート勤務ができる環境を整えることで、フリーランスを活用した業務委託などのアウトソースも可能となります。
リモート勤務でのアウトソースが可能だと、少し給与を抑えて地方の優秀な即戦力人材を活用できるというメリットも生まれます。

正社員での採用が難しくなっている状況の中、「ひと」という経営リソースを確保するために、様々な工夫をしていきたいものです。