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トヨタ自動車が、「時短勤務」を認める子どもの年齢を「18歳」まで拡大する方針を決めました。
正社員・非正規労働者ともに同じルールを適用することにしていて、職場ごとに6月から7月にかけてスタートさせる予定とのことです。

育児と仕事が両立できる環境を整え、働き方改革を進めることを目指しているわけですが、すでにこれまで
・正社員の場合は子どもが小学4年生まで
・パートタイムや期間従業員といった非正規労働者では子どもが3歳になるまで
「時短勤務」を認めてきたということですから、かなり進んでいます。

社員が働きやすい環境を整え、離職防止をすることはとても大事な人材戦略となりますので、中小企業においてもどのような環境を整えるかを検討する余地がありますね。

柔軟な働き方については2023年の春季労使交渉でテーマの一つになっていたとのことですが、トヨタの労使交渉においては、こちらの動画が印象的でした。

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後半の「ボスになるな リーダーになれ」という豊田社長の話がよく取り上げられる動画ですが、若手の退職について本気で危機感を感じ議論しているからこそ、このような方針が決められるのだなあと感じました。

議論の場を公に公開していることもすごいですし、世界のトヨタから学べることがたくさんありますね。