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リクルートワークス研究所が発表した2024年3月卒業予定の大学生・大学院生対象の大卒求人倍率は1.71倍と、2023年卒の1.58倍より0.13ポイント上昇しました。

コロナ禍前の水準に戻ったほか、前年(2023年卒)は採用拡大に慎重だった従業員300人未満の中小企業で今年は採用意欲が回復。また、建設業、流通業で求人倍率が大きく上昇したとのことです。


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全ての従業員規模で求人総数が増加していますが、特に、300人未満企業で対前年増減率で11.6%と大きく増加しています。(300~999人企業:5.6%、1000~4999人企業:8.2%、5000人以上企業:5.7%)


また、求人倍率も300人未満企業は、5.31倍→6.19倍(0.88ポイント増)と大きく伸びています。(300~999人企業:0.02ポイント増、1000~4999人企業:0.03ポイント増、5000人以上企業:0.04ポイント増)

求人倍率が増加傾向にあることに加え、採用活動の早期化も進んでいます。新卒採用を行う中小企業は、早め早めに準備していくことが大切ですね。

※参考
正社員有効求人倍率(季節調整値・令和5年2月)は1.02倍
DODA発表の転職求人倍率 (2023年3月)は2.25倍