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転職増加 賃金の天井突く~3人に1人が1割以上増 流動化、海外と差~(日経新聞・2023年5月14日)


転職により給与アップする人の割合が増えているようです。


中途採用の平均年収は2023年に約3%上がり、平均賃金上昇率の1.2%を上回った。国内の転職は給与が下がる「キャリアダウン型」が多かったが、22年は1割以上増えた人が過去最高の33%となり10年ほどで10ポイント高まった。

とのことで、特に成長分野であるコンサルやIT系の求人において、転職時の給与UPの比率が高いようです。

求人広告制作のための取材をしていると、中小企業においては、中途採用時に、自社の給与体系に当てはめて、まずは給与ダウンからスタートしてもらうというケースが多いことを感じます。
成果を出してくれればしっかり払うよということですが、活躍が期待できる人材には、前払いの意識で例外的に前職よりも高い給与を提示するといった柔軟な対応も必要になってきていますね。

そのためにも、人事評価の仕組みや制度の見直しも必要になってきているように思います。