※出典:『エン転職』ユーザーアンケート(残業実態調査2023年度版)
エン転職がユーザーアンケート、「残業実態調査2023年版」の結果を公表しました。(2023年5月8日)
主なポイントとしては、
・84%が「残業の有無や平均時間等が転職活動における企業選びに影響する」と回答。
・自社の残業時間の増減傾向、半数が「変わらない」と回答。
・残業時間の増加理由は「人手不足」、減少理由は「企業の残業制限」が最多
といったことが挙げられています。
データをもう少し細かく見てみると、
20代、30代においては、55%以上の方が、残業の有無や平均時間等は、企業選びに「とても影響する」と返答しています。
採用強化するにあたって、残業代を減らすことはもちろん大事ですが、求人広告の中で、残業時間の実態をしっかりと伝えることも大事です。
転職活動をしている方にとっては、「実際のところどうなの?」が知りたいわけですから。
仮に、残業時間が長い実態があるのであれば、残業時間を減らすためにどんな取り組みをしているのか、また、その結果、残業時間が減るなどの改善が進んでいるということを素直に伝えることも有効だと思います。
実態と違う情報を伝えること、情報を伝えない(隠す)ことは、採用活動にもマイナスですし、入社後の早期離職にも繋がりかねませんので、要注意ですね。